アガスターシェ(カワミドリ)とは?特徴や育て方など詳しくご紹介!

アガスターシェはハーブの一種で、北アメリカを中心に古くから咳止め薬として使用されてきました。育てやすいため、現在では園芸種としてたくさんの品種が栽培されています。そんなアガスターシェの品種や特徴、育て方など、基本情報を中心にご紹介します。

アガスターシェ(カワミドリ)とは?特徴や育て方など詳しくご紹介!のイメージ

目次

  1. 1アガスタ―シェの基本情報
  2. 2アガスタ―シェの品種
  3. 3アガスタ―シェの特徴
  4. 4アガスタ―シェの育て方【栽培環境】
  5. 5アガスタ―シェの育て方【日々の管理】
  6. 6アガスタ―シェの育て方【その他】
  7. 7アガスタ―シェは育てやすく増やしやすい!

アガスタ―シェの基本情報

アガスタ―シェの由来

アガスターシェはシソ科のハーブ植物です。アガスターシェは学名で、その種族を広くアガスターシェと呼びます。

属名は英語表記のアガスターシェ属と、日本名のカワミドリ属とも書かれますが、「カワミドリ」は正確にはアガスターシェ属の一種で、日本に自生する種です。カワミドリは英語で「コリアンミント」とも呼ばれます。

また別名で「アガスタケ」「アニスヒソップ」「ジャイアントヒソップ」などと呼ばれています。ただ正確には、これらもアガスターシェ属の一種で、それぞれが近似種となり、別々の品種です。

春まき一年草扱いの品種と宿根草の品種があります。一年草のアガスターシェは、ほとんど流通されていませんので、購入する際はネットでの取り寄せになります。

宿根草タイプは、暑さ寒さに強く、冬に地上部が枯れても、根が枯れさえしなければ、春にはまた芽を出し花を咲かせます。

アガスタ―シェの花言葉

アガスターシェは、品種によって花言葉が異なりますので、誰かに贈る場合はきちんと調べてから贈るようにするようおすすめします。

アガスターシェそのものの花言葉は「澄んだ心」です。見た目の清楚さからきた花言葉なようです。アニスヒソップは「思いやり」となります。この二つの品種が花言葉としては贈り物に適しています。

アガスタ―シェの開花時期

アガスターシェは、5月初めから霜が降り始める秋の終り頃まで、繰り返し花を咲かせて楽しませてくれます。アガスターシェの特徴は、この花をつける時期が長い点にあります。

暑さに強く、真夏の暑い時期にも元気に花を咲かせてくれます。

花が終わっても、残った穂が風情を醸し出し、長く鑑賞を楽しむことができます。

夏に似合う明るい葉色のものから、秋らしい深い花色のものまで、アガスターシェの楽しみは幅広くなっています。

アガスタ―シェの品種

品種①アウランティアカ

オレンジ色の2cmほどの小さな花を咲かせ、花期は初夏から秋と長く楽しめます。ミントに似た爽やかな香りがします。グレイッシュなグリーンの葉色が美しく、花期以外もカラーリーフとして楽しめます。

【学名】Agastache aurantiaca(アガスターシェ・アウランティアカ)
【科名】シソ科/宿根草(耐寒性多年草)
【別名】メキシカンヒソップ

【花色】オレンジ
【葉色】グレーグリーン 
【花期】6~10月

品種②ブラックアダー

アガスターシェの中でもカワミドリの品種の中の一つです。花穂は12cmほどにもなり、とても見ごたえのある花が咲きます。咲き始めは藤色で、満開になると黒っぽい苞とのコントラストが綺麗に華やぎます。

花が終わっても苞が残り、黒っぽい苞のみの花姿はシックな印象に変わります。ただし、花や苞の色は、夜間の気温が低ければ低いほど濃くなる性質があり、温暖な地域では淡い色になることがあります。

育つと背丈は90㎝ほどにもなる大型の植物です。

【学名】Agastache rugosa 'Black Adder'(アガスターシェ・ルゴサ・ブラックアダー)
【科名】シソ科/宿根草(耐寒性多年草)
【別名】アガスタケ、ジャイアントヒソップ

【花色】藤色
【花期】初夏~秋

品種③ゴールデンジュビリー

出典: https://item.rakuten.co.jp/engei2/144977/

ゴールデンジュビリーの名前の由来は、花ではなく、その美しくゴールデンに輝く葉色からきています。草丈は60cm以上と、アガスターシェの中でも比較的背丈が高くなる品種です。

ブラックアダーと同じく、カワミドリの品種の中の一つです。爽やかな香りも楽しめます。

【学名】Agastache rugosa Golden Juvilee(アガスターシェ・ルゴソ・ゴールデンジュビリー)
【科名】シソ科/宿根草(耐寒性多年草)

【花色】薄紫色
【葉色】ゴールデン(黄色みの強い鮮やかな薄緑) 
【花期】6~9月

品種④ボレロ

出典: https://item.rakuten.co.jp/ogis/243bo/

アガスターシェの中でもアガスターシェ・カーナという品種の中の一つです。アガスターシェ・カーナの種類は防虫効果があると言われていて、「モスキート・プラント」とも呼ばれいています。

2011年にドイツの園芸社から発売になったばかりの新しい改良種になります。銅葉なのが特徴で、ブロンズがかった葉と鮮やかな濃いピンクの花とのコントラストが楽しめる品種です。

花がないときもカラーリーフとして楽しめます。

出典: https://item.rakuten.co.jp/ogis/243bo/

【学名】Agastache cana 'Bolero'(アガスターシェ・カーナ・ボレロ)
【科名】シソ科/宿根草(耐寒性多年草)
【別名】ボレロ・ヒソップ

【花色】ピンク
【葉色】ブロンズ(黄色みの強い濃い緑) 
【花期】初夏~秋

アガスタ―シェの特徴

アガスターシェはその育てやすさに特徴があります。丈夫ですし、それほど手をかけなくても元気に育ってくれます。育て方も簡単で、園芸初心者向けでもあります。

暑さに強く、真夏でも花を咲かせ続けてくれますが、日当たりの良い所で育てると、葉がやや黄色く色あせてしまいます。直射日光で弱ることもありますので、その点だけは注意が必要です。また、乾燥にも弱いので、水やりはしっかりしてください。

アガスタ―シェの育て方【栽培環境】

栽培環境①日当たりの管理

先ほども述べましたが、暑さには強いのですが、それでも夏の直射日光では弱ってしまうことがあります。元気がなくなるようなら、半日陰に移動させてください。

普通の日当たりでしたら、そのままにしていても枯れるようなことはありません。ただし、葉色が薄くなってしまいます。本来はジメジメした場所を好む植物です。

ちなみに夏に西日が当たる場所は避けたほうがいいので、庭に植える場合は、西日が直接当たる場所を避けて植えてください。

先ほど乾燥に弱いと述べましたが、それはアガスターシェの原種に近い種族に関してで、現在流通している園芸種用に改良された品種は、むしろ乾燥気味を好み、乾燥しているほうがよく花を咲かせます。

冬の寒さに対しては、ある程度の大株になれば耐性ができますが、まだ小さな苗の場合は、室内での管理が必須になります。春に育て初め、夏を超えた株ならば、立派な大株といえますので、冬も越せます。

関東以南ならば、外で常緑で越冬します。寒冷地では地上部は枯れますが、根の部分で越冬し、春になると新芽を出します。

栽培環境②用土

草花用の培養土、もしくはハーブの土を用います。原生種のアガスターシェは湿り気のある土を好むハーブですが、園芸種のアガスターシェは、むしろ乾燥気味を好みます。そこまで土にこだわらなくても問題なく栽培できます。

アガスタ―シェの育て方【日々の管理】

日々の管理③水やり

庭植えのアガスターシェの場合、根付けば水やりの必要はありませんが、鉢植えのアガスターシェの場合は、鉢の土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらい水をやるようにします。

乾燥を好むとはいえ、極端な水切れは起こさないようにしてください。

日々の管理④肥料

アガスターシェは、花が長期間に渡って、よく咲く品種ですので、肥料を絶やさないようにします。肥料が切れると花も咲かなくなりますし、株の成長も遅くなります。

開花時期は一か月に一回、緩効性肥料を与えるか、一週間に一回は液体肥料を与えるようにしてください。

アガスタ―シェの育て方【その他】

その他⑤植え付け

アガスターシェは水はけのいい土を好みます。市販の「花と野菜の培養土」を使用するか、自作する場合は赤玉土6に対して腐葉土4を混ぜた土を使います。

その他⑥夏越し・冬越し

アガスターシェは暑さに強いので、特別な夏越しの必要はありませんが、春の早い内に植え付けた苗は、梅雨の頃に、一通り花が咲き終わったタイミングで切り戻しを行ってください。

冬超しに関しては、秋に花が咲き終わったら、株元で剪定をしておきます。こうしておくと、春になったら新芽が出てきます。

その他⑦剪定・切り戻し

アガスターシェは開花期間の長い植物です。そのため、梅雨に入ったら一度株を全体的に切り戻します。それ以外にも花が一通り咲き終わった頃に切り戻しておくと、しばらくすると花が咲き戻ります。

その他⑧増やし方

アガスターシェは、こぼれ種でよく増えます。たとえ元株が枯れてしまったとしても、こぼれ種でまた芽が出てくる可能性があります。

ただし、土壌が合うと大量に増えてしまう可能性もありますので、あまり増やしたくない場合は、こまめに芽を摘んでください。

挿し木や株分けも簡単にできます。

アガスタ―シェは育てやすく増やしやすい!

アガスターシェは、園芸初心者でも育てやすい、手間がかからず強い植物です。また、それほど手間をかけなくても増えていきますので、こちらも初心者向けといえます。

かわいらしい草丈のものから、華やかな草丈のものまで、花色も葉色も美しいアガスターシェは、爽やかな香りも楽しめる植物です。最初の一鉢におすすめの植物です。

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この記事のライター
櫻 樹
神社巡りと刀剣鑑賞、カフェ巡りが好きなアニメ・ゲーム・2.5次元ヲタクです。

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