自転車ホイールの振れ取りとは?振れ取り方法やおすすめの振れ取り台をご紹介!

自転車にはホイールという部品が欠かす事が出来ません。そして、どれだけ品質の高いホイールであったとしても振れが発生してしまうもので、振れ取りをしなければいけません。今回はそんな振れ取りの方法や手順などを詳しくご説明します。

自転車ホイールの振れ取りとは?振れ取り方法やおすすめの振れ取り台をご紹介!のイメージ

目次

  1. 1ホイールの振れ取りとは何か?
  2. 2ホイールの振れ取りに必要な工具
  3. 3ホイールの振れ取り手順
  4. 4ホイールの振れ取りのやり方を動画でチェック!
  5. 5おすすめのホイール振れ取り台
  6. 6ホイールの振れ取りの注意点
  7. 7ホイールの振れ取りで快適に自転車に乗ろう!

ホイールの振れ取りとは何か?

ロードバイク、マウンテンバイクに通常の自転車問わず、車両には必ずホイールが使われています。そしてそのホイールがどれ程高級な物であっても、使い続けていれば振れが生じてしまうものです。その振れを振れ取りという作業を行う事で、適切な状態に保ってあげなければいけません。

まずホイールの振れというのは、ホイールがカラ回った時にリムにブレが生じてしまうことを言います。数ミリ程のブレが生じており、横と縦の振れの2種類に大別されます。これをスポークの張り具合をメンテナンスしてあげる事を振れ取りと呼び、ペダルを漕いだ時の力を正確に伝える事になります。

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ホイールの振れ取りに必要な工具

この振れ取りは、日常的に自転車を利用している方であれば一年に一回程度行う事が目安とされています。勿論素手のままで行えるようなメンテナンスの類ではありませんので、事前に工具を用意しておく必要があります。振れ取りに必要なのは、振れ取り台とニップルレンチの2つになります。

工具①ニップル回し

1つ目のニップル回しは、振れ取りの作業を行う上で非常に重要となるアイテムになります。2つしかありませんのでどっちも大切で必要なアイテムである事に変わりありませんが、正式にはスポークニップル回しと呼び、基本的にはマルチタイプの物がよく使われています。

ニップル回しにはいくつか数字が記載されていますが、これはタイヤのホイールのサイズを表しています。大体14や15、つまり2ミリであるとか1.8ミリくらいが標準のサイズであり、リムにスポークを取り付けさせているニップルを回して外すために使う工具です。

工具②振れ取り台

もう1つは振れ取り台です。こちらは台にフレームを乗っけることで、リムにある振れがどのくらいであるのかを修復の為に正確に測る為の工具になります。一度乗せるだけで役目が終わる訳では無く、振れ取り台に乗せて測っても振れが計測できなくなる、つまり正確な状態になるまで繰り返し調整を行っていきます。

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ホイールの振れ取り手順

自転車の振れ取りに必須である工具を2つと、その役割についてそれぞれ簡単にではありますがご紹介しました。自分で振れ取り作業を行う予定であるのならば、事前にこれらを揃えておきましょう。では続いて具体的な自転車の振れ取りをどんな風に行っていくのか、手順を追って解説していきます。

但し、今回ご紹介するのは基本的なものであるラジアル組ホイールと呼ばれる種類のものの振れ撮りの手順になります。カンパニョーロホイールなどと呼ばれる特殊なものの場合はやり方が異なってきますので、特殊な場合はそのホイールに合った手順を調べる必要がある所は注意しておいてください。

手順①リムが緩んでいるところを探す

まずは、自転車のホイールの中からリムの緩んでいる部分を探します。振れ取りを直すといっても何処の部分に振れがあるのかが分からなければ作業の使用がありませんので、どこが緩んでいるかをまず探し出す事から始まります。

緩んだ部分を探すには、振れ取り台の尖っている部分をリムに合わせた状態でホイールを空回りさせていきます。その間はホイールと尖っている部分との間をよく見ておき、一定の隙間ではない、つまり開いたり狭くなったりといった変化のある所は緩んでいる証拠ですので、そこが修繕箇所になります。

手順②ニップルを締める

リムの緩んでいる個所を特定する事が出来たら、その部分にあるニップルをニップル回しで締めていきます。こういった作業を行ったことのない方、また詳しい知識や経験のない方は、ホイールの左右の振れ取りの事をしっかりと考えます。

手順③緩んでいる部分に一番近いスポークを張る

仮にリムが右側に歪んでいた場合、その部分に最も近いスポークの左側の張りが緩んだ状態になっているか、もしくはその逆側のスポークが必要以上に強く張った状態になっているという事です。ですが、長年使っていれば張るという事は無く緩むのが大抵ですので、緩んだスポークを張り直す作業をする事になります。

緩んだスポークを締めるには、ニップルを反時計回りに回して締めていきます。例に挙げた右側への振れが確認出来ているのなら、その左のスポークのニップルを回します。この際少し回すだけでもだいぶ変化しますので、ほんの少しずつ回しての調整を行う事になります。

手順④プラグに油をさす

ニップル下にあるプラグは、ホイールの場所によってとても固くなっている部分も存在しています。一度不具合が発生してしまったら経験のない方にとってどうにか直すという事は非常に難しくなりますので、硬い場合はオイルを差しておきます。面倒かもしれませんが、これがとても大切な手間となってきます。

手順⑤他のスポークも張る

緩んでいる箇所のスポークを締める事が出来たら、その他のスポークも同じく張っていく作業に移ります。まずは、最初に張ったスポークの両方の隣合っているスポークも張っていきます。その締めていくときも同じスポークを回すわけですから、やはり同じくほんの少し回して調整していく事になります。

手順⑥最後は振れ取り台で確認

ここまでの作業も細かい事の連続で中々じれったく思うかもしれませんが、一通り終えられたなら最後は振れ取り台に乗せて、振れがしっかり直せているかを確認します。乗せた時に最初と同じ右側にまだ歪んでいるなら同じく左のスポークを張り、左を張り過ぎて逆側にズレているなら右の張りを強くします。

ニップルを回す事は非常に微妙な調整になりますが、周りよりも強めに締めたい時、そして少しだけ締めたいという時には、全体の4分の1と8分の1で使い分けると分かりやすいかもしれません。ここまで6つの手順を繰り返し、振れ取り台に乗せた時隙間が一定、つまりリムが真っ直ぐの状態になれば作業は完了したことになります。

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ホイールの振れ取りのやり方を動画でチェック!

ここまで振れ取りの手順をご紹介しましたが、文字ばかり見ていても分かりにくい部分は多い事でしょう。そこで、実際に自転車でメンテナンス作業をするというのであれば、上の様な動画を見ながら手順を確認して行くと一番分かりやすく、スムーズに作業を進めていく事が出来る筈です。

この動画の中では、使用している工具が何処のモノなのか、使用する時に注意しなければならない点などを細かく説明してくれています。基本的な所はしっかり説明がなされている動画ですので、こういった細かいところまで分かる動画を見ながらの方がミスも出たりはしないでしょう。

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おすすめのホイール振れ取り台

動画の中でも言われていますが、ニップル回しの方は特段高い物でなくともある程度しっかりしたものであれば大抵は問題ないでしょう。気になるのは振れ取り台の方で、メーカーからいろんなモデルが出て迷ってしまうかもしれません。そこで、おすすめしたい振れ取り台を都合3点ご紹介しておきます。

おすすめ①ミノウラ FT-50 振れ取り台

1点目は、ミノウラよりFT50のご紹介になります。自転車の振れ取りを行う際に重要な事項である安定性や作業のしやすさに重きを置いているモデルであり、ホイールをセットするのも簡単な所などが作業性をうかがわせます。持ち運ぶ際は、ゲージを外して下カバーに入れればコンパクトに収納可能です。

振れ取り台のインプレを動画でチェック!

このミノウラのFT50を実際に振れ取りに使ってみたレビュー動画が存在しています。取扱説明書を見ても分かるかもしれませんが、こういったレビュー動画を見ながら実際に使う方がミスも少なく活用できるでしょう。

おすすめ②ミノウラ 振取台 FT-1 COMBO

もう1台、ミノウラから振れ取り台をご紹介します。こちらはニップルがセットの「COMBO」と振れ取り台単品の「FT1」のどちらかから選ぶことが出来、価格はAmazonであれば1万円を切る良心的な所に収まっています。

おすすめ③X-Tools – Pro Mechanic ホイール調整スタンド

最後の3点目はX-Toolsのモデルになります。価格的にも性能的にもとっつきやすかったミノウラに比べて、こちらはどんな機種にも合わせられる上級仕様のモデルとなっています。構造はシンプルながらそれ相応の耐久力を実現しています。

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ホイールの振れ取りの注意点

実際に振れ取りを行う時には注意してほしい所があり、まず必要な工具でも紹介したニップル回しでニップルを回し調整を行う事、調整の際一期に回してしまうと振れがいつまでも直らない事に繋がります。必要な工具とやり方をしっかり押さえておきましょう。

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ホイールの振れ取りで快適に自転車に乗ろう!

以上、自転車のホイールの振れ取りについて、手順などをご紹介しました。長く自転車に乗っていればこの振れというのはどんなものでも起こりうるもので、放っておけば乗れなくなる可能性もあります。使い続けたいのであれば、こういったメンテナンスを怠らない様にすることが一番です。

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この記事のライター
中村雄二

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