2019年10月03日公開
2019年10月17日更新
サドルカバーおすすめ7選!痛くならないカバーをご紹介!
ロードバイクでお尻に痛みが出てくることはありませんか。そんな人はサドルカバーで対策するのがおすすめですが、クッション性に違いがあったりします。この記事ではサドルカバーの選び方と注意点、さらにおすすめのロードバイクのサドルカバーを紹介していきます。

目次
ロードバイクでおしりが痛くなる理由
サドルカバーの選び方や注意点の前に、ロードバイクで走行しているとなぜお尻に痛みが出てくるのかの原因をしっかりと確認します。痛みが出る原因を知らなければ、どれを購入すれば良いのか迷ってしまうでしょう。
できるだけ早く痛みから逃れたいからといって適当に購入しても、そのサドルカバーで対策できるかどうかわからないので、焦らずに原因を突き止めることをおすすめします。
理由①ロードバイクのサドルは硬い
まず一つ目の原因としてロードバイクのサドルが硬くできていることが考えられます。なぜならロードバイクはレースを想定して製造されているので、できるだけ軽く設計されています。そのため、サドルも薄く軽量化されています。
中にはクッション性がほとんどないないサドルも存在します。もちろんクッションのあるサドルもありますが、重量を軽くするためクッション性が良いとは言えないものの方が多いです。
サドルには自分の体重がかかりますし、硬い部分に座っていれば時間が経つにつれて、どんどんお尻が痛くなってきます。なのでサドルが硬いというのが一つ目の原因になるのです。
理由②ロードバイクのサドルは狭い
二つ目の原因としてはサドルの大きさが小さいことが挙げられます。普通の自転車のサドルを見てみるとサドルが大きく作られているのがわかるでしょう。しかしレースで使用するロードバイクのサドルは幅が狭くできています。
狭い形状でできているので、お尻の当たる面積がどうしても狭くなってしまい、座っているときにお尻が食い込んでしまったり、狭い面積に集中して自分の体重がかかってしまうので痛くなってしまうのです。
理由③おしりに振動が伝わりやすい
三つ目の原因は走行しているときに伝わってくる振動が原因です。普通の自転車であればある程度の乗り心地が重視されているので振動はあまり感じられませんが、先ほども述べたようにロードバイクはレースで勝つために作られているため軽量であることが重視されます。
もちろんある程度の乗り心地が重視されているモデルもあるのですが、普通の自転車に比べるとやはり劣ってしまうのです。そのため凸凹した道を走っていると、振動がダイレクトに伝わってきてお尻が痛くなってしまいます。
ロードバイクのサドルカバーの選び方
ロードバイクでお尻が痛くなる原因がわかったので、続いてはサドルカバーの選び方について見ていくことにしましょう。
以下からは、この記事でおすすめするサドルカバー選びについてのポイントを紹介します。このポイントを把握しておくことによって、しっかりとお尻の痛みに対策できるサドルカバーを選ぶことができるので、おすすめポイントをぜひ参考にして見てください。
選び方①おしりの痛みを軽減できる素材か
お尻の痛みを対策したいので、痛みを軽減できるかどうかは一番重要になります。サドルカバーにはゲルとウレタンの2種類の素材が使われているので、これらの特徴を把握しておきましょう。
ゲルタイプというのは、ロードバイクから伝わる衝撃を和らげる機能が優れており、ある程度の硬さがあることが特徴になります。お尻のポジションが安定するので、ペダルを強く漕ぐ人におすすめです。
ウレタンタイプは、お尻にかかっている負荷を分散させる機能が優れており、触ってみるとクッションのように柔ないのが特徴になります。長距離のレースで長い時間座っていても痛くなりにくいので、そのような人におすすめです。
選び方②しっかりと固定できるものか
サドルカバーを選ぶときには、お尻の痛みを軽減できるかどうかに目が行きがちなのですが、サドルカバーの固定力についても考えておくことをおすすめします。もし固定力がなければ、走行中の振動によってずれてしまうからです。
この固定力を見分けるためにはサドルカバーの固定方法をチェックしましょう。この記事でおすすめする固定方法は、マジックテープで留めるタイプやスナップボタンで留めるタイプを選んでおくことです。
ついつい忘れがちな固定力ですが快適な走行にも関わってくる部分になるので、しっかりとチェックしておくことをおすすめします。
選び方③盗難防止機能があると安心
最後におすすめするポイントは盗難に対しての対策です。盗難防止と聞くとまず最初にロードバイクのことを思い浮かべるでしょう。ロードバイクはもちろんなのですが、サドルカバーが盗難に遭う可能性も十分にあるのです。
盗難に遭わないかが心配だという人は、フレームの部分に取り付けて固定するタイプのものを選んでおくと安心できます。
もしも自転車から長い時間離れるのであれば、盗難防止というポイントもしっかりと考えておくことがおすすめです。
ロードバイクのおすすめサドルカバー7選
おすすめサドルカバー①KIMIHE 自転車サドルカバー
とにかく取り付けが簡単に行えるサドルカバーが欲しいと思っている人もいるでしょう。どんなに自分に合っているサドルカバーを見つけたとしても、取り付けが難しくては面倒に感じてしまいます。
こちらのサドルカバーのおすすめポイントとしては、サドルに被せた後にドローコードを引っ張ることによって固定する点です。ただ単に引っ張るだけなので誰にでもできますし、ほとんど時間がかかることがありません。
サドルカバーの取り付けが簡単に行えるものを探しているのなら、こちらをチェックしておくことをおすすめします。
製品情報
- サイズ:28cm×16cm×3cm
- 素材:ポリエステル弾性繊維
- クッション材:シリコン・スポンジ
- 価格(2019年10月時点で):¥1,098
おすすめサドルカバー②Oture 自転車 サドルカバー
座ったときのお尻へのフィット感を求めている人はいませんか。自分のお尻へのフィット感が低いとペダルを漕ぐときにに安定感がなくなってしまいます。それが原因で力強い漕ぎ出しに影響が出てしまうかもしれません。
こちらの製品のおすすめポイントは、クッションの部分に「スローリバウンド記憶フォーム」という特殊な素材を使用していることです。この素材を使用することによってお尻の形状をしっかりと記憶してくれて、ペダルの漕ぎが安定します。
ペダルを力強く漕ぐことが多い人は、こちらのサドルカバーを候補に入れておくことがおすすめです。
製品情報
- サイズ:17cm×30cm×4cm
- カラー:ブラック
- 材質:ライクラ布・スローリバウンド記憶フォーム・透明シリコンゲル
- 価格(2019年10月時点で):¥1,380
おすすめサドルカバー③UNICO Dr.Air エアーサドルカバー
サドルカバーがヘタれることを気にしている人もいると思います。もしもサドルカバーがヘタれてしまってはお尻の形に合わなくなってしまう他にも、衝撃を吸収したり負荷を分散させる機能が落ちてしまうでしょう。
こちらのサドルカバーのおすすめの点を挙げるとすると、エアーパッドを採用していることです。エアーの力を採用することによってヘタリへの対策をしているので、長く使用することができます。またエアー圧の調整もできる点もおすすめです。
長年使用することによってのへたりを気にしているのなら、こちらの製品もチェックしておくことをおすすめします。
製品情報
- サイズ:20cm×18cm×4cm
- 重量:100g
- カラー:ブラック
- 価格(2019年10月現在で):¥3,076
UNICO UNICO Dr.Air エアーサドルカバーのレビュー動画
こちらの動画は実際にエアーの圧力を上げている動画です。ボタンを押しているときにサドルカバーが動いてしまっているので、少し分かりにくいかもしれませんが、前と後でクッションが膨らんでいることがわかります。
おすすめサドルカバー④GIANT 超肉厚ジェルGEL立体型サドルカバー
サドルカバーの性能よりも価格の方を気にしている人もいるかもしれません。サドルカバーにこだわりを持っていないのなら、性能を重視して購入すると逆に費用がかかってしまうのです。
これをおすすめする理由は、とにかくコスパが高いことでしょう。このサドルカバーは1000円を下回る価格で購入できるので、費用をあまりかけたくないと思っている人にぴったりです。クッション性も高いのでお尻が痛くなりにくい点もおすすめになります。
こだわりを持っておらず、とにかく費用がかからないものが欲しいなら、こちらのサドルカバーがおすすめです。
製品情報
- サイズ:27cm×18cm×4cm
- カラー:ブラック
- 価格(2019年10月現在で):¥950
おすすめサドルカバー⑤ARCHGLOBAL GELコンフォート サドルクッション
長距離の道のりを走る予定で、安定したペダリングをしたいという人はいませんか。安定したペダリングをしたいのであればゲルタイプがおすすめですが、長距離で出るお尻の痛みはクッションタイプがおすすめなので選ぶのが難しいでしょう。
このサドルカバーはゲルタイプなのですが、ゲルの層が5層も重ねられています。これによって負荷を分散するクッションの役割を持っているので、安定したペダリングはそのままでお尻が痛くなるのを防げます。
もしも長距離を走ることによるお尻の痛みを防ぎ、それでいて安定したペダリングをしたいなら、こちらがおすすめです。
製品情報
- サイズ:28cm×18cm
- 価格(2019年10月現在で):¥1,320
おすすめサドルカバー⑥mujina サドルカバー
ゲルタイプとウレタンタイプの良いとこどりをしたものが欲しい人もいるでしょう。とはいってもどちらかしかないサドルカバーもあるので、このような人にとっては不満を感じてしまうかもしれません。
こちらの製品をおすすめする点は、特殊なジェルとウレタンフォームの2層で作られていることです。この作りによって振動を吸収する性能とお尻への負荷を分散させるというゲルとウレタンの良いとこどりが可能となっています。
走行中の振動を吸収して、なおかつお尻への負荷を分散させる性能が欲しい人はこのサドルカバーがおすすめです。
製品情報
- サイズ:28cm×19cm×3cm
- 重量:140g
- 材質:ポリエステル弾性繊維・シリコン・スポンジ
- 価格(2019年10月現在で):¥1,280
おすすめサドルカバー⑦aile のび-るチャリキャップ ビッグ
とにかくサドルに取り付けたときにフィット感を重視したい人もいると思います。いくらサドルカバーをしっかりと取り付けていたとしても、よく見てみると少し浮いていたりするかもしれません。
こちらの製品をおすすめする理由としては、伸縮性があることです。伸縮性があるので、サドルの形にぴったり取り付けることができます。それによりカバーがサドルから浮いている部分をなくすことができるので、几帳面な人におすすめです。
ぴったりとズレることなくサドルカバーを取り付けたいという人は、伸縮性のあるこちらのサドルカバーを候補に入れておくことをおすすめします。
製品情報
- サイズ:29cm〜35cm×29cm〜34cm
- 重量:40g
- 素材:ポリウレタン・ポリエステル
- 価格(2019年10月現在で):¥1,025
ロードバイクのサドルカバーの注意点
サドルカバーを購入したとしても、まだ油断してはいけません。もしかしたら装着した状態でロードバイクに乗ってみたら、合わないなんてこともあるのです。
ここからは主に購入後にどのような点を注意すれば良いかを紹介しましょう。使用しているときの注意点もあるので要チェックです。
注意点①体に合わないものは使わない
一つ目の注意点としては、体に合わないものを使用しないことです。人によって走行姿勢や体の作りが違っているので、購入したサドルカバーを使用しても痛みが残ってしまうことがあるかもしれません。
残念ながらサドルカバーに関しては人との相性が関わってくるので、必ずしも痛みがなくなり快適に使用できるわけではないのです。
その場合お金をかけて購入してもったいないと感じてしまいますが、使用してはいけません。我慢して乗ってしまうとストレスになることはもちろんですが、体調に影響が出てしまうかもしれないからです。
注意点②サドルカバーを雨ざらしにしない
二つ目の注意点は雨を避けることです。部屋の中に収納しているのであれば問題ありませんが、スペースがない人で外に保管する場合は乗り終わったらカバーを外すように癖をつけておきましょう。
スポンジが雨に吸収されてしまい、クッション性が落ちてしまうことがあるので、再び購入することになって手間がかかりますし、乗ったときに雨水が出てきてお尻が濡れてしまったなんてことがあります。
このような理由から屋外で保管する場合は多少面倒かもしれませんが、サドルカバーを取るようにしてください。
注意点③サドルにしっかりと固定する
最後の注意点は、指定された方法でサドルカバーを取り付けることです。それくらい当たり前だと思っている人もいるかもしれませんが、説明書を読むのが面倒だったり、固定力が優れているからという理由で取り付け方法を疎かにすることもあります。
いくら固定力が優れているからといっても取り付け方法が間違っていたら、ズレてしまうことは当たり前ですし、自転車に乗っていればあらゆる方向から力がかかるので、カバーが取れてしまうこともあるかもしれません。
説明書をしっかりと読んで取り付け方法を確認してから、指定されている方法で取り付けるようにしましょう。
サドルカバーを付けてロードバイクで快適に乗ろう!
この記事ではサドルカバーの選び方や注意点を解説し、おすすめのサドルカバーの紹介をしましたがいかがでしたでしょうか。
この記事で自分に適したサドルカバーの選び方がわかるようになったと思います。今回読んで得た知識を参考に、自分にぴったりのサドルカバーを選んで快適なロードバイクの走行を楽しんでください。
その他のロードバイク記事はこちらから

