クチナシ色素とは?安全性や特徴・効果などを解説!

クチナシ色素は天然の着色料として使われる事の多い色素になります。組み合わせや使い方によって、色々な色の着色も可能になります。普段の生活でも使われることの多いクチナシ色素ですが、今回はその危険性や安全性についても紹介していきたいと思います。

クチナシ色素とは?安全性や特徴・効果などを解説!のイメージ

目次

  1. 1クチナシ色素の基礎知識
  2. 2クチナシ色素の特徴
  3. 3クチナシ色素の使い方
  4. 4クチナシ色素の安全性・危険性は?
  5. 5クチナシは不眠症の解消にも効果あり
  6. 6クチナシ色素は食品に彩りを与える着色料として使われている

クチナシ色素の基礎知識

クチナシという植物は、園芸分野でもとても人気な植物であるほか、漢方薬や染料としても使われるとても身近な植物です。特に、染料として使用した場合はとても鮮やかな黄色に着色することが出来ます。

今回はこのクチナシという植物や、クチナシから採れるクチナシ色素についてお話をしてきます。
そこでまずは、このクチナシがどういった植物であるかをご紹介します。

植物としてのクチナシ

上記でも少しご紹介した様に、クチナシというのは日常生活の中でとても身近な植物です。

樹高は1mから2mとやや低く、庭木として使用されることが多いので園芸に興味のある方の中にはご存知の方が多いと思います。
園芸用のクチナシはとても大ぶりの花を付けるので、見た目も非常に華やかで綺麗です。そのため、園芸の分野でも人気のある植物の一つと言えるでしょう。

また、クチナシは漢方薬としても良く用いられます。しかし、その場合はクチナシという名称ではなく山査子(サンザシ)という名称となります。コレステロール値の減少や、高血圧の改善、疲労回復や冷え性の改善に効果があると言われています。
 

クチナシ色素の表示例

この様に色々な特徴を持つクチナシですが、今回特にご紹介したいのが染料としてのクチナシの特徴です。クチナシ由来の着色料はクチナシ色素と呼ばれ、昔から天然の着色料として身の回りで使われる事も多いのです。

食品添加物の表示を見てみると、クチナシ色素が使われている場合「クチナシ」「クチナシ色素」と表示をされている事が多いです。もっと細かく標記がされる場合は「クチナシ黄色素」「クチナシ青色素」「クチナシ赤色素」と表示をされる場合もあるようです。

また、「カロテノイド」や「カロチノイド」といった物質名が表示されている場合もありますが、こちらもクチナシ色素の事を示しています。

クチナシ色素の特徴

クチナシの植物の特徴や、そこから採れるクチナシ色素の種類については納得頂けたと思います。しかし、クチナシ色素にはまだまだ凄い特徴がたくさんあるのです。
そこで、ここからはそんなクチナシ色素の特徴についてもう少しご紹介していきたいと思います。

特徴①安価で手に入りやすい

クチナシ色素は、スーパー等で入手することも普通に出来ます。
記事執筆当時ですと、大手スーパーですと150円代、ネット通販などでも200円代のものから販売をされています。

また、お正月が近づいてくるとクチナシ色素自体の販売量や、商品の種類も増えてきます。
クチナシ色素はお正月料理でも欠かせない、栗きんとんを作る時などに使用されるからです。

特徴②酸に強く耐熱性にも優れているので焼き菓子に最適

クチナシ色素は、お正月の伝統料理からケーキやクッキーと言った洋菓子、更には中華麺など様々な料理で使われる一般的な着色料です。
しかし、このクチナシ色素が選ばれるのは何も安価だからという理由だけではありません。

まず、クチナシ色素は耐熱性に優れているという特徴があります。特に黄色のクチナシ色素と青色のクチナシ色素は、ビタミンCと併用することでこの特徴は更に高まるとされています。
そして、酸にも強いという特徴もあるので、クッキーなどの焼き菓子を作る上では非常に有効なのです。

また、他の色素と異なり水溶性であるという面もあります。こちらも焼き菓子などを作る時に使い勝手を良くしている理由でもあります。

クチナシ色素の使い方

先程ご紹介した通り、クチナシ色素と一言で言っても大きく分けて3種類あります。
黄色のクチナシ色素、青色のクチナシ色素、赤色のクチナシ色素の3種類が基本ですが、混ぜ合わせて使うことで多彩なバリエーションを生み出すことが出来ます。

では、その3種類のクチナシ色素はどうやって使っていくことが多いのでしょうか。
ここからはクチナシ色素の使い方についてご紹介をしていきます。

クチナシ色素の使い方【黄色】

クチナシ色素の代表と言っても過言ではないのが、黄色のクチナシ色素です。
このクチナシ色素が使われている料理の代表例と言えば、やはりおせち料理の栗きんとんではないでしょうか。和菓子や中華麺の発色に使われるのも、この黄色のクチナシ色素です。

それだけではなく、布などの染料としても使用できるのが特徴でもあります。織物の染料として使う場合も、染め上がりは非常に綺麗な黄色になります。

クチナシ色素の使い方【青色】

クチナシ色素は他の物質(タンパク質分解物やアミノ酸等)を配合することにより、黄色だけではなく青色のクチナシ色素を作り出すことも出来ます。

この青色のクチナシ色素の使い方としては、駄菓子やアイス、飲料など涼しげな印象を与えるものの着色に使うことが多いようです。
意外なところで言うと、ワサビ等の着色にも使われることがあるようです。

しかしながら、青色の食べ物と言うのは自然界にはなかなか存在しないものです。
ですので、黄色のクチナシ色素と混ぜて緑色のクチナシ色素として使う方が、一般的な使い方になっているようです。

クチナシ色素の使い方【赤色】

黄色・青色のクチナシ色素だけではなく、赤色のクチナシ色素も存在します。
作り方は、青色と同じように他の物質(タンパク質分解物、アミノ酸等)を混ぜるという方法です。

赤色のクチナシ色素は、キャンディやグミといったお菓子類、飲料に使われることが多いようです。
また、この赤のクチナシ色素も熱に強いですのでパン生地などに使われることもあります。

クチナシ色素の安全性・危険性は?

ここまでクチナシ色素の特徴についてご紹介してきました。しかし、天然の着色料とは言っても食品添加物には変わりません。クチナシ色素は本当に安全なのでしょうか。
ここからは、クチナシ色素の危険性や安全性についてご紹介してきます。

過剰摂取には注意

そもそも、先程からご紹介している通りクチナシ色素は天然由来の着色料です。
ですので他の合成着色料に比べれば危険性は非常に低い、安全性の高い着色料と言って良いでしょう。
しかし、いくら安全性が高いからと言っても過剰摂取は禁物です。

もし、過剰摂取をしてしまった場合は一体どのような症状が出るのでしょうか。
実験の結果では、下痢などの症状が見られたとのことです。本当に酷くなると、幹細胞の壊死、肝臓からの出血という症状が発症するケースもあるようです。
 

しかしながら、こちらはあくまでも一般的な摂取量を大幅にオーバーし続けた結果です。クチナシ自体はもともと漢方薬などとしても使われる植物ですので、クチナシ色素には危険性はほとんどないと言えます。

アレルギー体質の方は注意

ここまでで、クチナシ色素は摂取方法や摂取量さえ間違えなければとても安全性の高い着色料であることはお分かり頂けたと思います。
しかし、アレルギーという面から考えてみると確実に安全だと言い切れない事も事実ではあります。

クチナシ色素が原因のアレルギー症状と言うのは報告例があまりない様ではありますが、万が一アレルギー症状が出てしまった場合は直ぐに摂取を止めて、すぐにお医者さんや専門機関に相談するようにして下さい。
特に、最初からアレルギー体質をお持ちの方は、一度、クチナシ色素を摂取する前にお医者さんに相談をした方がいいかもしれません。

妊娠中の摂取の安全性は?

食品添加物の中には妊娠中は摂取をしない方がいい物質と言うものがもちろん存在しています。
むろん着色料の中にもそういった物質があることは事実です。物質によっては発ガン性の疑いがあったり、突然変異を起こしてしまう可能性のあるものまであります。
 

しかし、クチナシ色素は上記の様な可能性は非常に少ないと言われています。
やはり、植物由来の天然性着色料ですので妊婦さんにとっても危険性の少ない物質であると言えるでしょう。
ですが、摂取量によってはそうも言い切れません。下痢などの症状を引き起こしてしまったケースもあるようですので注意が必要です。

クチナシは不眠症の解消にも効果あり

クチナシ色素は他の着色料よりも危険性の少ない食品添加物であることはご理解頂けたと思います。
しかし、クチナシにはそれ以外の効果もあります。

もともとは漢方薬としても使用されているのは先ほどご紹介した通りです。
その漢方薬の主な効果の1つとして不眠症の解消や、不安の解消などのリラックス効果も期待できるそうです。ただし、何度もお伝えしているように摂取量を間違えると危険性が増すので注意をして下さい。

クチナシ色素は食品に彩りを与える着色料として使われている

クチナシ色素は、日本で古くから一般的に使われてきた天然の着色料です。
黄色や青色、赤色がメインですが混ぜて使えば色々な色を作ることが可能です。

また、クチナシ色素は色の種類が多くて使い勝手が良いだけではなく天然成分なので危険性も低いということも嬉しい特徴の一つと言えるでしょう。

クチナシ色素は使いすぎるのはもちろん禁物ですが、普段の料理に彩りを添えるには非常に役に立つ存在です。

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この記事のライター
松本 美那子

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