クリーピングタイムとは?花のじゅうたんグランドカバーにもなるハーブの育て方!

育て方が簡単で、観賞用としてはもちろん日常生活にも使える、グランドカバーにピッタリな万能植物、それが「クリーピングタイム」です。ここでは、クリーピンタイムの簡単な育成方法から使用方法までご紹介します!クリーピングタイムで花のじゅうたんを作ってみませんか?

クリーピングタイムとは?花のじゅうたんグランドカバーにもなるハーブの育て方!のイメージ

目次

  1. 1クリーピングタイムとは
  2. 2クリーピングタイムの使い方
  3. 3クリーピングタイムがグランドカバーになるのはなぜ?
  4. 4クリーピングタイムの増やし方
  5. 5クリーピングタイムの育て方
  6. 6クリーピングタイムの楽しみ方
  7. 7クリーピングタイムで花の絨毯を作ってグランドカバーをしよう

クリーピングタイムとは

クリーピングタイムとは、シソ科の多年草で、ハーブの一種である「タイム」の中でも、特に地面を伝って成長するほふく性の品種のことです。草丈40cm程に成長するコモンタイムとは異なり、クリーピングタイムは草丈10cm程にしかならず、水平に広がるようにして生育する為、グランドカバーにピッタリです。

クリーピングタイムの種類

クリーピングタイムで有名な種類は「ワイルドタイム」と「タイムロンギカリウス」です。クリーピングタイムの花色は、かわいらしいピンク色のものが主流ですが、他の花とあわせやすい白花のクリーピングタイムや、紫色のクリーピングタイムもあります。

「ワイルドタイム」はクリーピングタイムという名称で販売されていることも多く、クリーピングタイムの中ではおなじみの種類です。「タイムロンギカリウス」は、花つきや香りがよいため、クリーピングタイムの中でも人気の品種ですが、あまり食用には向いていません。食事に取り入れたい場合は「ワイルドタイム」、花を楽しみたい・ポプリを作りたいといった場合は「タイムロンギカリウス」がおすすめです。

クリーピングタイムの花言葉

クリーピングタイムが属しているタイムの花言葉には「活動・活発」「勇気」「清潔感」「あなたの姿に感動する」などがあります。タイムの香りには、活力や勇気をもたらすとして、古代ギリシアの男性に人気がありました。

また、毎年春には新しい芽をだし、成長する姿から花言葉「活動・活発」や「勇気」の由来になったものと思われます。花言葉「清潔感」は、タイムがミイラを作る際の防腐剤として用いられたことが由来であると言われています。

クリーピングタイムの使い方

クリーピングタイムは、ハーブティーとして楽しむ、乾燥させてポプリにする、肉料理の臭み消し用の香辛料として使うといった使用用途がおなじみですが、他にも様々な使い方ができます。クリーピングタイムを日常に取り入れ、より豊かな生活を送りましょう。

クリーピングタイムのブーケ

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クリーピングタイムの小さな枝と花は、ブーケのちょっとしたアクセントにピッタリですが、柔らかくしなる茎を使ってリースブーケにするのもオススメです。作り方は、クリーピングタイムの茎を数本、ねじるように束ねてリース状にし、麻紐などで留めれば完成です。

難しい場合は、100円ショップでリースを作る芯材を用意し、クリーピングタイムの枝を刺していけば簡単に作ることができます。作成したクリーピングタイムのリースにお好みの花やリボンなどを飾れば、さわやかなタイムの香りが広がる、素敵なリースブーケの完成です。

クリーピングタイムでブーケガルニ

ブーケガルニとは、数種類のハーブや香味野菜を束ねたもので、西洋料理ではスープやシチュー、ポトフ、カレー、ソースなどの煮込み料理の香りづけに使われているものです。コモンタイムが主に使用されていますが、食用品種であれば、ワイルドタイムなどのクリーピングタイムを使ってブーケガルニを作ることもできます。

ブーケガルニの作り方は、お好みの分量のタイム、パセリ、月桂樹をメインに、セロリ、ローズマリー、セージなどをタコ糸などのお好みのハーブや香味野菜を糸で束ねるだけ完成です。束ねにくい場合は、ガーゼや布の袋に包んでもOKです。使い方は、材料と一緒に煮込み、香りがついたら仕上げをする前に引き出しましょう。今までの煮込み料理にハーブの香りがプラスされ、更に美味しく楽しめることでしょう。

クリーピングタイムでハーブ加湿

クリーピングタイムと水を使って部屋を加湿すれば、クリーピングタイムの香りと効果を一気に取り入れることができます。やり方は、たっぷりの水とお好みの量のクリーピングタイム(生でも乾燥したものでもOK)を鍋に入れてひと煮立ちさせ、弱火で加熱するだけです。クリーピングタイムには殺菌効果があると言われていますので、風邪の予防にも役立つでしょう。

残ったクリーピングタイム入りのお湯は、捨てずに、煎じ薬として使用しましょう。クリーピングタイムの高い殺菌効果は、うがい薬として使用することで、のどから来る風邪の予防に役立ちます。また、水虫薬がわりにもなるので、お悩みの方はぜひ試してみて下さい!

クリーピングタイムがグランドカバーになるのはなぜ?

グランドカバーとは、お庭の隙間に出来た土の部分を植物で埋めることです。見た目がよくなるのはもちろん、雑草が生えにくくなるというメリットもあります。花の咲くシーズンには、グランドカバーの部分がお花の絨毯になることでしょう。では、なぜクリーピングタイムがグランドカバーになるのでしょうか。

クリーピングタイムの特徴が関係している

クリーピングタイムは、草丈10cm程度のほふく性の多年草で、植えるとぐんぐん横に育って行きます。品種にもよりますが、成長が比較的早いクリーピングタイムは、あっという間に気になる土の部分をカバーしてくれるでしょう。また、多年草ですので、越冬の際に地上部分が枯れてしまいますが、春にはまた芽が出てくるので、上手に育てれば、何年でも楽しむことができます。

クリーピングタイムは、葉や花がとても小さく、一見繊細そうですが、少々踏まれた程度では枯れない強さを持っており、むしろ踏むことで爽やかな良い香りが広がります。これらの特徴から、寄せ植えの脇役として主役の花を引き立たせることもできますし、ステップストーンの間のグランドカバーとしても活躍します。まさにクリーピングタイムは、グランドカバーにうってつけのハーブと言えるでしょう。

クリーピングタイムの増やし方

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クリーピングタイムの増やし方は、大きくわけて「種まき」「株分け」「挿し木」の3種類です。グランドカバーを行うとなると、クリーピングタイムの苗が多数必要になるかと存じます。市販の苗を複数購入しても良いですが、この方法であれば、低コストでたくさん増やすことができますので、ぜひ挑戦してみて下さい!

増やし方①種まき

クリーピングタイムの種は、クリーピングタイム本体と同様、とても小さいものとなっています。種から育てる場合は、出来るだけ風のない日もしくは成長するまで屋内で育てると良いでしょう。いきなり地面にまくのではなく、育苗ポット(なければ紙コップや牛乳パックの下半分でもOKです)の上にまき、本葉が数枚出てくるまで育てててから、グランドカバーを行いたい場所に植えなおします。

種を植える際に使う土は、バーミキュライトやハーブ用の培養土がオススメです。育苗ポットに種をまいた後、薄く土をかぶせるか、難しい場合はかぶせなくても問題ありません。水やりは霧吹きで種が飛ばないように優しく行います。クリーピングタイムは乾燥気味な環境を好みますので、水のやりすぎには十分注意しましょう。
 

クリーピングタイムの種のまき時は3~6月と9月~10月、特に4~5月がベストです。11月~2月は寒くて発芽が難しく、高温多湿が苦手な7月~8月も種まきには不向きです。9月~10月の秋まきでも育ちますが、越冬できずに枯れてしまうケースもあるので、はじめてクリーピングタイムを育てる場合は、4~5月の春にまくのがオススメです。

増やし方②株分け

鉢植えでクリーピングタイムを育てている場合など、根詰まりの防止を兼ねて、株分けで増やす方法もあります。クリーピングタイムの根を傷つけないように掘り起したら、根をほぐしつつ、芽のついた茎が残るように、手やハサミなどをつかって分けます。痛んだ根や伸びすぎた根を切り落としつつ、植えなおしましょう。

株分け直後は、クリーピングタイムが弱った状態なので、根付くまでしっかり水やりをすれば、一気にクリーピングタイムを増やすことができます。株分けの時期は、種まきの時期と同様、3~6月と9月~10月がおすすめです。

増やし方③挿し木

クリーピングタイムの増やし方のうち、最も手軽な増やし方が挿し木です。挿し木用にクリーオイングタイムの茎を切り取っても良いですが、選定した茎や、購入して余ったフレッシュタイムの茎などを再利用してもOKです。ただし、フレッシュタイムとして販売されているものは、クリーピングタイムではなく、コモンタイムであることが殆どですので、挿し木を行う際は注意しましょう。

挿し木のやり方は、10cmほどの長さに切り取ったクリーピングタイムの茎の下葉を取り除き、数時間水に浸けた後、ポットや鉢に挿すだけです。面倒な場合は下葉を取った茎をそのまま挿しても定着しますが、水に浸けておくとより確実です。

クリーピングタイムの育て方

手軽に増やすことのできるクリーピングタイムですが、育て方も手間がかからず、とっても簡単です。ガーデニング初心者でも簡単に育てることができる一方、植える場所や水のやり方を間違えると、たちまち枯れてしまいます。本格的にクリーピングタイムを育てる前に、育て方のポイントを押さえておきましょう。

育て方①植える場所

水はけと風通しがよく、日当たりの良い場所をクリーピングタイムは、好みます。水はけが悪いと、根腐れがおきやすくなりますので、必ず水はけの良い土地に植えるようにしましょう。日当たりが良いと、クリーピングタイムの葉艶や花つきがよくなりますが、半日陰くらいでも十分育ちます。高温多湿が苦手ですので、夏場は若干日陰になるような場所がおすすめです。

育て方②水やり

クリーピングタイムは、湿気を苦手とし、乾燥気味の土地を好みます。グランドカバーなどで地面に植えて育てている場合、雨がほとんど降らない時期だけ、水やりをする程度で十分です。鉢植えで育てる場合は、土が乾いてきたら水を与えます。

尚、苗の植え付けや植え替えを行った直後は、根付くまでの間だけ、しっかりと水やりをするようにしましょう。ですが、クリーピングタイムは、根腐れが原因で枯らせてしまうケースが多い植物ですので、水のやり過ぎには十分な注意が必要です。

育て方③越冬

冬場は、寒さで葉が痛んだり、地域によっては地上部が枯れてしまうこともありますが、根さえ元気であれば、春に再度芽を出します。クリーピングタイムは-10度まで耐えれる丈夫な植物ですので、寒さの厳しい地域で育てる場合を除き、特に越冬対策などは必要ありません。

育て方④病気や害虫

クリーピングタイムは、病気や害虫にとても強い植物です。特にゴキブリ避けとして注目されるほど、クリーピングタイムは害虫には強く、虫に弱い植物と一緒に育てることで、その植物に虫がつきにくくなります。高温多湿にさえ注意すれば、虫や病気知らずで育てやすいのがクリーピングタイムの特徴です。

育て方⑤肥料

クリーピングタイムは元々、やせた土地で自生していた植物ですので、肥料は、春に緩効性化成肥料を少量与えるか、定期的に液体肥料を与えるだけでOKです。与えすぎると、せっかくのクリーピングタイムの香りが薄くなってしまうので、肥料を与えなくても問題ありません。それよりも、クリーピングタイムは酸性の土が苦手ですので、植える前にあらかじめアルカリ性である石灰を混ぜて、中和しておくようにしましょう。

クリーピングタイムの楽しみ方

使い方の項目でもご紹介したとおり、クリーピングタイムは、日常生活に取り入れることのできる植物ですが、他にも様々な楽しみ方のできます。では、具体的にどのような楽しみ方ができるのでしょうか?観賞用の植物としても楽しめるのか?早速見てみましょう。

花も葉も楽しめる万能な花

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クリーピングタイムは、春になれば、美しい小花が満開となり、いつもの庭がより一層美しく、魅力的となるでしょう。しかし、クリーピングタイムの魅力は開花時期だけではありません。花の咲いていない時期のクリーピングタイムは、無数の小さな葉が茂り、芝生のような役割をはたしてくれます。開花時期はもちろんのこと、葉が生い茂る時期も楽しめる万能な植物、それがクリーピングタイムです。

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クリーピングタイムが十分に育ったら、枝を数本ずつ束ねたものを風通しの良い場所に吊るして乾燥させてみましょう。砕いてポプリにしたり、袋などに入れて入浴剤として利用できます。食用にできるクリーピングタイムなら、乾燥クリーピングタイムをハーブティーとして味わうのもよいでしょう。

また、フレッシュハーブとして料理に使うこともできます。デザートなどの飾りつけにも良いですし、肉料理の下味をつける際や、魚を焼く際に、クリーピングタイムの枝を数本添えれば、肉や魚の臭み消しになり、より料理が美味しくなります。花も食べれますので、サラダの彩りとしても使うことができます。

クリーピングタイムで花の絨毯を作ってグランドカバーをしよう

あまり手をかけずに成長するクリーピングタイムは、土地さえ合えば、ぐんぐん伸びて、あっと言う間にグランドカバーとしての役割を果たします。春になれば、ピンクや紫、白いクリーピングタイムの小花が満開をむかえ、美しい花の絨毯になるでしょう。

成長後の利用用途も多彩で、料理に、虫よけに、インテリアに、病気の予防にと、観賞用としてだけでなく、生活の様々な場面で役に立ちます。もし庭の一角に開いたスペースが出来てしまっているなら、クリーピングタイムを植えて、グランドカバーとして育ててみてはいかがでしょうか?

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この記事のライター
Peach-Tea
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