パナレーサーのグラベルギングで砂利道走行!その特徴やインプレを徹底解説!

街中を見回すと普段使いにロードバイクを選択する人が増えています。人気急上昇グラベルロードの魅力と、その足元を支える一番人気のタイヤ「グラベルキング」のインプレをご紹介します。通勤からツーリングまで「グラベルキング」でアドベンチャーサイクリングを楽しみましょう。

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目次

  1. 1グラベルとは?
  2. 2グラベル向けタイヤ選びのポイント
  3. 3グラベルキングとは
  4. 4グラベルキングのラインナップ
  5. 5グラベルキングのインプレ
  6. 6グラベルキングを使って砂利道走行に挑戦!

グラベルとは?

通常ロードバイクは、舗装された道を高速走行するスポーツバイクをイメージします。しかし、最近はスピードを楽しむだけではなく、舗装されていない山道を景色を楽しみながら走行し、過酷な道を克服していくアドベンチャーサイクリングが人気です。

今じわじわ人気が高まっているアドベンチャーサイクリングが、グラベルロードです。グラベルロードのグラベルとは、英語でgravel、日本語で砂利を意味します。アメリカで始まった未舗装道路の長距離レースが世界中に広がり、最近日本に入ってきました。

グラベルロードとは?

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グラベルロードとは、その名の通り砂利道(ダート)や林道などの未舗装道路を走行する目的に通常のロードバイクを改良したものです。耐久性や安定性に優れ、長距離走行に最適な、どんな道でも走行できるアドベンチャーバイクのポジションを確立しました。

出典: https://item.rakuten.co.jp/

グラベルロードは、装着するタイヤサイズによりオンロード色を強くするかオフロード色を強くするかを選択出来ます。ロードバイクよりもタイヤ径が大きく、悪路でも制動力が高いディスクブレーキを搭載し、用途別カスタマイズが楽しめるロードバイクです。

グラベルロードの魅力

今のようにロードバイクの乗り方が多様化される前はロードレーサーと呼ばれ、各メーカーがレースバイクを盛んに作っていました。C23サイズのタイヤにキャリパーブレーキ仕様のロードバイクは、未舗装道路を押して歩くのが普通でした。

そこへ登場したのが、ロードバイクが苦手とする山林や河川走行を実現し、路上の段差や側溝の蓋、雪道などでも楽に走行出来るグラベルロードです。耐久性と安定性を兼ね備え、長距離を見据えた振動抑制機能など魅力的な設計になっています。

グラベル向けタイヤ選びのポイント

グラベルロードにとって、タイヤ選びは非常に重要な要素です。タイヤの選び方によってベストな走行場所や走行距離が変化していきます。どんな種類のタイヤがあるのか、耐久性はどうなのか、どのサイズを選べば良いのか、タイヤ選びのポイントをご紹介します。

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ポイント①サイズ

まず、ご紹介するのはポイント①のサイズです。グラベルロードのタイヤ選びの際、確認しなければならないのがサイズ制限です。一般的なグラベルロードのタイヤサイズは700×40Cまで対応ですが、一部車種には35㎜の細いタイヤしか装着出来ないものや、MTB並みの太いタイヤを装着出来るものがあります。

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簡単にサイズを分類すると、40C前後がオフロード向き、30C以下がオンロード向きと言われています。40Cのオンロード走行は、路面抵抗が大きいため操作に付加がかかり、長距離走行に向きません。30Cでオフロード走行をするとコントロールが難しくなります。

ポイント②耐久性

次にご紹介するのが、ポイント②の耐久性です。グラベルロードは、通常のロードバイクと違いタイヤにとって過酷な環境で使用される場合がほとんどです。したがって、グラベルロードのタイヤに一番求められるのが耐久性です。

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どんな車種でもタイヤは消耗品です。パンクをしてしまったり、時を重ねることでゴムが劣化したり、摩擦ですり減ってしまう事があります。各メーカーは凌ぎを削って耐久性を高める研究をしていますので、メーカーによって性能が違うので購入の際は確認が必要です。

ポイント③種類

最後のご紹介するのがポイント③の種類です。ロードバイクに使用されるタイヤは、クリンチャー、チューブラー、チューブレスの3種類です。それぞれ走行目的により向き不向きがあるので、目的を考えた上で使い分ける必要があります。また、装着するには専用ホイールが必要となるので注意が必要です。

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クリンチャータイヤとは、一般的な自転車に使用されている最もポピュラーなタイヤです。タイヤにチューブを閉じ込めリムに引っ掻ける構造のため、パンク修理も簡単に出来ます。更に、広く普及しているためホイールが簡単に安価で入手できます。

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チューブラータイヤは、レースや競輪で使われることが多いタイヤです。タイヤとチューブの一体型構造でリムに接着剤やテープで固定されています。そのため、パンクした場合は交換になります。パンクしても一気に空気が抜けないので転倒リスクが減ります。

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チューブレスタイヤは、MTBの標準仕様として使われているタイヤです。その名の通りチューブを使わず、車のタイヤと同じ構造でビードをリムに密着させ空気圧を維持しています。空気量が多いのでクッション性が高く、パンクしにくいのが特徴です。

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グラベルキングとは

「グラベルキング」は、パナレーサー株式会社よりグラベル走行用に発売されたバイクです。パナレーサー株式会社は、あの家電で有名なパナソニックから派生した会社です。もともとの社名は、ナショナルタイヤ株式会社でした。

グラベルロードを楽しむために重要なのは、耐久性と耐パンク性能だけではありません。長距離を走るグラベルロードには快適性能も重要な要素となります。愛好家の間で今、最も支持されているタイヤがパナレーサーの「グラベルキング」なのです。

出典: https://item.rakuten.co.jp/

「グラベルキング」というと、グラベルに特化したイメージがありますが、日常使いにも非常に重宝するタイヤです。日本は舗装された道が多いですが、畦道などの雨でぬかるんだ道や、雪が降った場合に「グラベルキング」は高い効果を発揮します。

グラベルキングの特徴

「グラベルキング」は、舗装された道路から未舗装道路までオールラウンドに使用できるタイヤです。タイヤ全面に装備された補強材によりパンク性能が強化され、高反発弾性の天然ゴムを使用することで耐久性や耐磨耗性が強化されました。

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「グラベルキング」は、低いノブが連続して並ぶことによりオンロードでもスリックタイヤのような軽快な走りが体感出来ます。また、オフロード走行時には四角い形状のノブがバイクを傾けたときにしっかりグリップするので、安心してコーナリングが出来ます。

グラベルキングの瞬発力

「グラベルキング」の瞬発力がどうかというと、このタイヤはもともとレースを目的としていないため、漕ぎ出しが一瞬ノブに食われる感覚があります。「グラベルキング」の重量はスリックタイヤより重いので、瞬発力を求めるタイヤではありません。

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ただし、「グラベルキング」は終始遅いわけでなく、漕ぎ出してしまえばコーナリングも楽に出来るうえ、加速も問題なく出来ます。「グラベルキング」はタイヤサイズが太いので、オンロードでもオフロードでも安定的な走行が体感出来ます。

グラベルキングの安定性

「グラベルキング」はタイヤが太いので、接地面が横方向に広がり安定感が生まれます。また、ロードバイクライドで一度は体験する通称リム打ちパンク対策として「グラベルキング」ではアンチフラットケーシングを採用し、安定した長距離走行を実現しています。

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グラベルキングのラインナップ

「グラベルキング」シリーズには、「グラベルキング」と「グラベルキングSK」のモデルがあります。そして「グラベルキング」シリーズで用意されているタイヤの種類は、クリンチャータイヤとチューブレスタイヤの2種類です。ここからは、それぞれの特徴を紹介していきます。

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スタンダードモデル・グラベルキング

「グラベルキング」シリーズのスタンダードモデルである「グラベルキング」には、23㎜,25㎜,28㎜,32㎜,38㎜幅の5種類があります。そのうち32㎜と38㎜はチューブレスタイヤに対応しています。パターン形状はヤスリ目を採用しています。

スタンダードモデル「グラベルキング」は普通のロードバイクへ装着することを想定しているため、サイズラインナップが23㎜から用意されています。平日は通勤で使用しつつ、週末は山林などへのツーリングを楽しめるタイヤが「グラベルキング」です。

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「グラベルキング」の目的別推奨サイズは、ロードバイクへ装着し、オンロードとオフロードを走行するなら23㎜~28㎜が推奨サイズです。また、「グラベルキング」をグラベルロードへ装着する場合は、32㎜と38㎜が推奨サイズとなります。

悪路特化型・グラベルキングSK

「グラベルキングSK」の"SK"とは、"Semi Knob"の略で、名前の通り表面に細かくノブが配置され、グラベル走破を目的とした構造になっています。「グラベルキングSK」のタイヤ幅は、26㎜,32㎜,35㎜,38㎜,43㎜の5種類です。32㎜以上はチューブレス対応です。

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「グラベルキングSK」の26㎜はロードバイクに装着可能ですが、それ以上のサイズはグラベルロードにしか装着出来ないので、オフロードに特化したタイヤと言えます。26㎜の細いタイヤにノブがあるのは非常に珍しく「グラベルキング」より安定感が望めます。

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パナレーサーが出している「グラベルキング」と「グラベルキングSK」のタイヤサイズ表記は、パンクした時リムから外れにくくするために、実測より太めに表記されています。また、取り付けも硬めにしているそうです。それを踏まえサイズの確認をしましょう。

グラベルキングのインプレ

ここまで「グラベルキング」と「グラベルキングSK」についての詳細をご紹介してきましたが、実際に乗ってみて「グラベルキング」の乗り心地はどうなのか、重さはどうなのか、安定性はどうなのかをインプレしていきます。

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早速「グラベルキング」と「グラベルキングSK」2種類を同じ条件でインプレします。「グラベルキング」からはロードバイク装着制限の28C、「グラベルキングSK」からは26Cをインプレします。26Cや28Cの"C"はリムの外形、数字はタイヤ幅(㎜)を表します。

グラベルキングSK26Cのインプレ

「グラベルキングSK」の取り付けは硬くて嵌めずらいと言われていますが、MTBに慣れている人にとってはサイドウォールがMTBより薄いので抵抗はないようです。重量は、ロードバイクタイヤで比べても270gと軽量です。推奨空気圧は400~700kPaiです。

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舗装路での漕ぎ出しは、スリックタイヤと比べやや引きずる感覚があります。スピードを出せば出すほどロードノイズが大きくなります。コーナリングは、MTBと違い1㎜程度の低いノブがついているので、安心して車体を倒すことが出来ます。

グラベルを走行すると、しっかり地面に食いついて進む感覚が味わえます。砂の上でもしっかりコントロール出来るので安心して走ることが出来ます。路肩に積もっている程度の砂なら問題ないですが、サラサラの砂場だとタイヤ幅が細いので埋まってしまいます。

「グラベルキングSK」は、手持ちのロードバイクが手軽にグラベル仕様に出来るので、通勤通学などで悪天候時にはぬかるみや側溝の蓋に滑るという心配がなくなります。軽量なので、信号待ちの発進や停車や坂道などで重さを感じることはありません。

グラベルキング28Cのインプレ

「グラベルキング」は2013年発売の「TOURER PLUS Brevet edition」をベースに開発され、"ロードバイクで安心してダートツーリングが楽しめるロードタイヤ"というコンセプトで発売されました。扁平に近いラウンド形状で接地面を稼いで安定性を高めています。

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タイヤの幅が広いので直進走行が非常に安定し、多少の凹凸があってもハンドルが取られることはありません。硬いダートの上でもタイヤの接地面が広いので、安心して走行出来ます。ただし、滑りやすい泥や粘土での走行は苦手です。

「グラベルキング」は直進の安定性を求めるため切れ込み量を少なくしています。そのためコーナリング時のグリップが弱くなってしまいました。スピードを求める人にとって重さを感じるでしょう。しかし28Cタイヤで考えれば、かなり改善されたと言えます。

「グラベルキング」と「グラベルキングSK」には、それぞれ得意なことや苦手なことがあるようです。これらを踏まえた上でシーンにより使い分けることが大事です。都市部を走る人は「グラベルキング」、郊外を走る人は「グラベルキングうSK」がおすすめです。

グラベルキングを使って砂利道走行に挑戦!

グラベルロードは、ロードバイクが今まで避けてきた未舗装道路を楽しんで走れるように開発され、舗装路でも抜群の安定性能で、楽な長距離走行を実現したバイクです。

現在、世界中でグラベルロード人気が高まってきています。なかでも欧米では、平日は通勤に使用し、休日には街から郊外までのオフロードを楽しむ人が増えているそうです。耐久レースまで各地で開催されています。

日本にはオフロードが少ないこともあり、コアなファンの間で楽しむものでした。しかし、様々なモデルのグラベルロードが日本へ上陸し、イベントやレースが開催されるようになり、徐々に周知されるようになりました。

新しいカテゴリーとして登場してきたグラベルロードの魅力についてご紹介しましたが、これから始めてみたいと思う人は多くいることでしょう。既にロードバイクを持っているのなら「グラベルキング」を装着し、グラベルの世界を体感してはいかがでしょう。

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この記事のライター
emirin
子供の頃からアウトドア好きな父にあちこち連れ回された影響で、大人になった今でも愛犬と一緒に出かけています。知りたい...

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