オニダルマオコゼは猛毒魚で超危険!見た目もやばいその生態を詳しく解説!

最強猛毒魚とも呼ばれる「オニダルマオコゼ」は、決して無知で触ってはいけない危険生物です。しかし一方では、料理して食べればとても美味しい食材としても知られています。今回は、そんなオニダルマオコゼの生態に迫り、特徴や釣り方、美味しい料理方法まで詳しくご紹介します!

オニダルマオコゼは猛毒魚で超危険!見た目もやばいその生態を詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1オニダルマオコゼについての基本情報
  2. 2オニダルマオコゼの生態とは
  3. 3オニダルマオコゼの釣り方
  4. 4オニダルマオコゼの美味しい料理
  5. 5見た目も怖い毒魚のオニダルマオコゼは美味しい高級魚

オニダルマオコゼについての基本情報

「オニダルマオコゼ」はカサゴ目フサカサゴ科に属する魚類の一種です。名前を聞いてもあまりピンとこない方も多いですが、知る人ぞ知る有名な魚です。

ここでは、そんなオニダルマオコゼの生態に触れ、特徴や釣り方、美味しい食べ方など詳しく解説していきます。まずは、オニダルマオコゼとはどのような魚なのか、基本情報からチェックしていきましょう!

オニダルマオコゼとは

出典: https://aqua.stardust31.com/

オニダルマオコゼは、沖縄近海に生息する魚で、体は卵型で丸く、後部は側扁しています。全長は30~40cm程あり、体色は変化が多く、黒色や褐色、黄色っぽいものなどのほか、灰色などのものも見られます。

頭部は大きくて凹凸が激しく、口は大きく上向きに、眼の周りはくぼんでおり、何とも言えない険しい顔つきをしています。

この見た目もさることながら、オニダルマオコゼの背びれの棘には猛毒があり、触れてはいけない危険生物として恐れられています。

名前の由来

出典: https://aqua.stardust31.com/

オニダルマオコゼは、砂底でじっと動かない性質を持っており、その体色からも一見して「岩」に見えることから、英名では『Stone fish(石の魚)』と呼ばれています。

和名の『オニダルマオコゼ』は見た目をそのまま表したものになっています。「オニ」は、鬼のような顔つき、「ダルマ」は、ダルマのような丸い体つき、「オコゼ」の"おこ"は醜悪なさま、愚かなさまを意味します。

つなげると、オニダルマオコゼは「鬼のような顔つきでダルマのように丸く醜い魚」になり、名前からしても珍妙な魚だということが分かるでしょう。

オニダルマオコゼは高級魚

出典: https://arkpet.ocnk.net/

猛毒魚で有名なオニダルマオコゼですが、実は食用としても知られています。太平洋の熱帯域や日本では沖縄近郊でしか漁獲できないこと、そして毒の取り扱いが大変なことから、あまり市場には出回っていません。数が少ないことから、値段が高く高級魚扱いになっています。

通販や沖縄近郊の市場などで購入することができ、大きさによって値段に幅があります。平均して、7,000~25,000円位の値段で取引きされているようですが、数が少ないため目にすることは難しいかもしれません。

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オニダルマオコゼの生態とは

出典: https://zukan.com/

続いては、オニダルマオコゼの生態について解説していきます。危険生物として恐れられているオニダルマオコゼとは、どのような生活をしているのでしょうか。生息地域や習性、毒の危険性、味や栄養について詳しく見ていきましょう。

オニダルマオコゼの生息地域

オニダルマオコゼはインド洋やタヒチより西の太平洋の熱帯域などに分布し、日本では小笠原諸島や奄美大島、沖縄本島など、南の方の暖かい地域のみ生息が確認されています。

沿岸のサンゴ礁域や岩礁域で生活し、底性で砂底や砂泥底に多く見られますが、稀に水深1mもない潮だまりに出現することもあります。

オニダルマオコゼはあまり動かない

オニダルマオコゼは遊泳することなく、砂底でじっと動かず魚類などを待ち構え、獲物が近づくと特徴でもある大きな口をパクッとあけて捕食します。稀に泳ぐこともありますが、浮袋がなく体も大きいため泳ぎはとて不得意で、必死に泳いだとしても子供でも追いつけるスピードです。

体色が変化する習性を持っており、岩や砂と同化する擬態技を得意とします。その実力は、ベテランのダイバーであっても見逃してしまうほどです。

危険な毒を持っている

先に何度か触れていますが、オニダルマオコゼの背びれの棘には毒があります。しかも刺されてしまうと、最悪「死」に至るケースもあるという「猛毒」です。

地元のサーファーやダイバーからの間では「超危険生物」として恐れられていますが、オニダルマオコゼの存在を知らない、無知な観光客が被害にあいやすいです。

オニダルマオコゼは、時には浅瀬の潮だまりに出現することもあり、砂に化けてじっとしているので、誤って踏みつけてしまうケースが多いようです。

出典: http://tokushukai-amami-area.com/

この画像は、オニダルマオコゼの棘刺事故の一例です。オニダルマオコゼは、一見藻の生えた岩や砂にしか見えず、うっかり触ったり踏んだりして、刺されることがあります。刺された直後の痛みは相当で、ショック死してしまう人もいるほどです。

しびれ、知覚麻痺、水疱などの症状が現れ、毒が体内にまわると発熱、下痢、嘔吐などが起こります。重症になると、呼吸困難、心肺機能不全、血圧低下などを引き起こし、最悪「死」に至ることもあります。

オニダルマオコゼの気になる味は?

出典: http://photozou.jp/

そんな猛毒を持つオニダルマオコゼですが、毒腺のある棘を取り除き、締めて皮をはぐことで食べることができます。フグに似た風味と食感で、クセがなくとても美味しい白身魚です。沖縄料理では、主に、刺身、唐揚げ、煮つけなどが有名です。

オニダルマオコゼに含まれる栄養

オニダルマオコゼはタンパク質が多く含まれる、大変栄養価の高い魚です。中でもビタミンB12とナイアシンが豊富で、貧血の予防、二日酔い、皮膚疾患、美容にも良いとされています。

猛毒を持つ危険生物でありながら、栄養たっぷりで健康に良いなんて、オニダルマオコゼはまさに珍妙な生物と言えるでしょう。

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オニダルマオコゼの釣り方

出典: https://gman.jp/

続いては、オニダルマオコゼの釣り方をご紹介します。オニダルマオコゼは有毒生物の中でも、トップクラスで恐れられている魚です。あまりおすすめはできませんが、釣りを行う際は最善の注意を払い、決して素手では触らないようにしましょう。

また、オニダルマオコゼは漁獲量は決して多くなく、釣りでも外道としてかかる程度です。狙って釣るのは難しい魚だということを覚えておいて下さい。

釣り方①釣りやすい時期

オニダルマオコゼは、南の方の暖かい地域で1年中釣ることができますが、ベストシーズンは12~2月の冬です。一般的に海岸付近の港などで投げ釣りを行いますが、オニダルマオコゼ専門の釣り船もあるので、利用してみるのもおすすめです。

釣り方②ワーム等でゆっくり見せて釣る

オニダルマオコゼは砂底にじっと動かず獲物を待っています。釣りでは、ロッドにルアーやワームをつけて、海底をゆっくり動かすように狙うと良いでしょう。運が良ければ、オニダルマオコゼが食いついてくるかもしれません。

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釣り方③万が一刺された時の対処法

注意を払っていても、万が一オニダルマオコゼに刺された時はどうすれば良いのでしょうか。刺された瞬間激痛が走るのでパニックになりがちですが、落ち着いて冷静に対処しましょう。

以下がオニダルマオコゼに刺された時の対処法です。あくまでも応急処置になるので、対処後は必ず病院を受診して下さい。

すぐに海からあがり助けを呼ぶ
もし棘が残っていれば取り除く
傷口の洗浄・消毒、毒の汁出しをする
患部を40°~45°のお湯につけ、30~90分温浴をする
ただちに医療機関を受診する

オニダルマオコゼの美味しい料理

出典: https://snapdish.co/

貴重なオニダルマオコゼが手に入ったら、是非料理をしてその美味しさを味わってみて下さい。ただし、魚捌きに慣れていない方は危険なのでプロに依頼した方が良いでしょう。市場や魚屋であれば、頼めば捌いてくれるはずです。

もしくは、沖縄料理店などで手軽にオニダルマオコゼを堪能してみるのもおすすめです!

料理①唐揚げ

出典: https://cookpad.com/

オニダルマオコゼは身は白身であっさりしているので、から揚げにすると上品な味わいで美味しく頂けます。塩コショウをして片栗粉をつけてカラっと揚げれば、頭から尾っぽまで丸ごと食べられます。頭と中骨は固いので弱火でじっくり時間をかけて揚げて下さい。

料理②刺身

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オニダルマオコゼを上手く処理できれば、極上の白身刺身が味わえます。刺身として楽しむなら、採れたてよりも冷蔵庫で1~2日寝かしたものの方が味わいが深くなって美味しいようです。新鮮なオニダルマオコゼは透明感がありますが、食べ頃の熟成した身は白っぽく濁っています。

料理③煮つけ

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オニオコゼを手軽に味わいたい場合は、煮つけがおすすめです。毒腺はしっかり処理し、濃いめの味付けで丸ごと煮て下さい。皮のゼラチンやホクホクとした白身の贅沢な味わいを堪能できます。肝や卵も一緒に煮ても、また違った味わいが楽しめます。

見た目も怖い毒魚のオニダルマオコゼは美味しい高級魚

出典: http://photozou.jp/

見た目も怖い猛毒魚として恐れられているオニダルマオコゼですが、それに反して一口食べると上品な味わいで大変美味しい魚です。

出回っている数も少なく、釣りでも難しいとされる高級魚ですが、もし手に入った時は美味しいオニダルマオコゼを是非味わってみて下さい!その際は、くれぐれも「猛毒」には気を付け、最善の注意を払って処理しましょう。

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この記事のライター
kayo7110

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