実は強烈なシャコのパンチ!その仕組みからシャコの強さの秘密まで徹底解説!

エビに良く似た姿をしている「シャコ」を知っていますか?シャコはただ泳いでるだけではなく、強烈なパンチを繰り出します。シャコが「どういった仕組みでパンチを出るすのか」について、徹底的に解説していきます。シャコの強さの秘訣も必見です!

実は強烈なシャコのパンチ!その仕組みからシャコの強さの秘密まで徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1シャコってどんな生き物?
  2. 2シャコはパンチをする!
  3. 3シャコはどうやってパンチをしている?
  4. 4シャコのパンチの威力はどのくらい?
  5. 5まだまだ凄い!シャコの特徴
  6. 6シャコの食べ方は?
  7. 7驚きのパワーを持つシャコ!近づきすぎには注意しよう!

シャコってどんな生き物?

『シャコ』という生き物を知っていますか?姿はエビにそっくりですが、ひっくり返すと足が沢山あるので、少し気持ち悪いかもしれません。

しかし、見た目とは裏腹にとても美味しいのが特徴で、お寿司屋さんでもよく使われている食材です。まだ食べたことがない方や、見たこともない方に向けて「基本情報」や「生態」を詳しく解説していきます!

海には不思議な生き物が沢山いますが、シャコもおもしろい生物なので、きっと興味が沸くこと間違いありません。それでは「基本情報」から見ていきましょう。

シャコの基本情報

【基本情報】
 

  • シャコは甲殻類に分類されており、体長はおよそ12~15㎝ほど成長し、20㎝も大きくなる種類もいる。
  • エビは真軟甲亜綱でシャコはトゲエビ亜綱に属している。
  • 体長は細長くて筒状になっており、薄っぺらいのが特徴。
  • シャコの手はカマキリのように長く、その手を使いながら獲物を捕らえて食べるため「カマキリのようなエビ」になぞらえて英名は「Mantis shrimp」と呼ばれている。
  • シャコは死んでしまうと自らを分解する酵素が発生して、中身がみるみるうちに小さくなるので、生きているシャコが手に入ったら、すぐ茹でて食べるようにする。

シャコの生態

シャコの産卵期は5~8月で、水深30~50mの泥地やや砂泥底などで生息しています。シャコの体長の2~4倍にもなるU字型の巣を掘って、単体で過ごしています。夜遅くや海の潮が濁りだしたら、巣から頭を出して、目をクルクルと回しながら獲物を捕獲します。

獲物は主にゴカイ類や貝類、エビや小魚で、シャコの特徴とも言えるトゲが付いた鋭い脚を使い、一気に餌を捕らえる姿は圧巻です!

カマキリのように上からカマをふり下ろすのではなく、シャコは下からすくうように捕獲するので、獲物を逃すことはありません。

シャコはパンチをする!

なんと、シャコがパンチをすることを知っていますか?シャコが「どのようににパンチをするのか」想像もつかないという方も多いはずです。

熊やカンガルーといった動物がパンチをするのなら理解も出来ますが、まさかシャコがパンチするなんて考えもつきません!

そんな疑問を解決するために「なぜシャコがパンチをするのか」について、これから解説していくので、一緒に見ていきましょう。シャコがパンチをする動画もお届けするので、衝撃の一発をご覧になりたい方は必見です。

シャコはなぜパンチをする?

シャコは獲物を捕獲するためにパンチをします。しかも、生きたままとらえるために、獲物の動きを弱らせる必要があるので、獲物にパンチを繰り出すのです。

パンチを出された獲物は、動きが止まったり、弱まったりするので、その瞬間を狙って餌を獲得します。また、シャコは貝類も食べるため、固い殻もパンチで割ることができます。パンチを出す理由は「生きるために欠かせない獲物を捕らえるため」という訳です。

シャコが放つ1発は、貝のような硬い殻も割ってしまうくらい強いパワーがあることに、かなりの衝撃が走ったのではないでしょうか?

参考動画

シャコのパンチを動画で紹介しています。アサリの殻を素早いパンチで割る様子は、かなり見物です!なかなかお目にかかることのない場面なので、是非ご覧になってみて下さい。餌のアサリが水中に入った途端、シャコが現れる姿も可愛らしくて必見です。

シャコはどうやってパンチをしている?

ではシャコはどうやってパンチを出しているのでしょうか。ただ脚を前後に動かしているだけのように見えますが、アサリの殻を割るくらいの強烈な力が加わるということは、何か構造に秘密があるはずです。

次の章では「パンチの仕組み」についてお届けしていくので、じっくり見ていきましょう!「強烈なパンチを与えることができるのか」という仕組みが分かった上で、改めて先ほど紹介した動画を見てみるのもおすすめです。

シャコのパンチの仕組み

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シャコが出すパンチの仕組みは、補脚の上側にある馬の鞍(クラ)のフォルムによく似た部分があり、その部位がバネの代わりになります。パンチを出すときは筋肉がバネを引っ張って、大量のパワーを貯めたら、弓を放つ感じで、補脚を前に放ちます。

最速パンチを繰り出す瞬間に「弓矢を放つ様子と似た仕組みが組み込まれている」というわけです。その仕組みを繰り返しながら、固い殻を一気に割っていきます。

適当に力任せでパンチを当てているのではなく、力をじっくり貯めて強烈な1発を放っているので、改めて動画をチェックしてみてはいかがでしょうか?

シャコのパンチの威力はどのくらい?

「シャコのパンチの仕組み」が分かったところで、続いては「シャコのパンチの威力」についてお届けしていきます!シャコは弓矢と同じ仕組みで、獲物に向けて強力な力を与えますが、威力はどれくらいなのか気になる方も多いでしょう。

シャコは驚くべきパワーの持ち主なので、その実態について詳しく解説していきます。獲物の貝殻を割るだけではなく、ある物も割ってしまうほどの力があります。

小さなシャコにそこまでの力があることに驚くこと間違いありません!それでは、どれくらいの威力があるのか見ていきましょう。

固い貝殻や水槽のガラスも割れる

シャコの強力なパンチは硬い貝殻を割るだけではありません。シャコは狂暴性質なため、相手が人間であっても、敵と見なされて一撃を与えてきます!そのため、ダイビング中にシャコに出会っても、触ってはいけません。

シャコを触ったことで、爪を割られてしまったりした方もおられるようです。シャコは人間の爪や貝殻を割れるほどの威力を持っていますが、水槽のガラスも割ってしまいます。水槽のガラスは頑丈に造られていますが、シャコの威力はそんなガラスでさえも割ってまうという訳です。

小さな体で打ち出す一撃は、半端ないということが分かって頂けたのではないでしょうか。

シャコの速すぎるパンチで海が光る!

シャコの威力は強烈ということが分かりましたが、それだけではありません。なんと、シャコの一撃は速すぎることで「海が光る」という現象が現れます。

この光る現象を「ソノルミネッセンス」と呼び、液体の中で気泡が超音波となり、それが圧壊した際に発生する光のことを言います。この現象はまだまだ解明されていないことが多いので、参考程度に覚えておいて下さい。

この現象がシャコのパンチでも現れるため、一瞬海が光るということがあるようです。シャコの一撃は、パワーだけではなく、速さも半端ないということです。

まだまだ凄い!シャコの特徴

シャコはパンチが強烈というだけではありません!シャコにはまだまだ凄い特徴が隠されています。人間よりも優れた性質の持ち主なので「一体何が凄いのか」一緒に見ていきましょう。

人間の10倍の色を認識できる?

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シャコは12種類以上もの視細胞が備わっており、人間の場合は3種類のみです。そのため、人間の10倍となる「10万を超える色を識別することができる」と言わています。

例えば、人間の場合「赤・青・緑」しか見ることが出来いないことに対して、シャコは人間が見ることができない色を見ている可能性が高いという訳です。

シャコの目はとても優れているため、目の構造を学んで、カメラのレンジなどにも応用される日が来るかもしれません。

環境の変化に強い

シャコは東京湾や沖縄など、様々な場所で生息できるため、どんな環境でも生きられる強さを持っています。そのため、餌に困ることもなく、ある程度何でも食べることができるので、環境が変わっても困ることはないようです。

シャコの食べ方は?

シャコの食べ方と言えば「お寿司」が一般的ではないでしょうか?その他にもボイルして、醤油に付けて食べたり、エビのような美味しさを味わうことができます。

また、シャコは日本だけではなく、世界各国でも様々な方法で調理されており、日本よりもポピュラーな食材として扱われています。例えば台湾では、屋台で売られていたり、タイではそのまま揚げて食べるそうです。

1度も食べたことがないという方は、機会があれば是非挑戦してみてはいかがでしょうか?独特な食感とアッサリした味わいは、癖になること間違いなしです。

驚きのパワーを持つシャコ!近づきすぎには注意しよう!

シャコのパンチ力には驚いたのではないでしょうか?可愛らしいサイズの生き物が、貝殻や水槽のガラスを割ってしまうほどの威力があるなんて、想像もつかなかったはずです。

また、パンチのパワーだけではなく、人間より勝る識別の凄さなど、シャコはまだまだ興味深い生き物なので、気になる方はもっと深く追求してみて下さい!

ダイビングでシャコに遭遇したら「触らず・近すぎすぎない」をしっかり覚えておきましょう。ケガの元になるので注意が必要です。

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この記事のライター
maimaidesu

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