引き戸のDIYは難しい?必要な準備から自作方法まで徹底解説!

引き戸は横に開閉するので、DIYするのは難しいように感じますが、最近ではキットも販売されており、ハードルが下がっているとも言えます。引き戸をDIYするにあたり、必要になる工具・材料などの準備から作り方まで詳しくご紹介いたします。

引き戸のDIYは難しい?必要な準備から自作方法まで徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1引き戸とは
  2. 2引き戸の種類
  3. 3引き戸のメリット・デメリット
  4. 4DIY引き戸に必要なもの
  5. 5DIY引き戸の作り方
  6. 6DIY引き戸を自作して快適空間を作ろう!

引き戸とは

引き戸というのは、横にスライドして開閉させるドアの事です。ドアノブなどを回す必要がなく、あまり力も必要とせず開閉できる事から、バリアフリーな扉とも言えます。

引き戸の種類

実は引き戸にも、いくつかの種類が存在します。どんな種類があり、その特徴が何なのかを把握しましょう。

種類①片引き戸

片引き戸は、壁に沿って一枚の戸を移動させる、洋室で一番よく見かける引き戸の事を言います。基本的に片引き戸に用いる戸は1枚ですが、稀に2~3枚使用する場合もあります。

最もシンプルな作りの為、一番最初に引き戸をDIYするなら片引き戸がおすすめです。

種類②引き込み戸

引き込み戸は、壁の外側ではなく内部に戸を引き込んで収納してしまう種類の引き戸です。戸を全て引き込んだ後は、隔てられていた空間がなくなりスッキリとした印象になります。

種類③引き違い戸

引き違い戸とは、2枚以上の戸が独立してスライドし、左右どちらからでも入れるようになった引き戸の事です。日本家屋のふすまや障子に多いタイプです。

とても便利な作りの為、人の出入りが多い応接間等に引き戸をDIYするなら、この引き違い戸がおすすめです。

種類④引き分け戸

引き分け戸は、2枚の戸を左右にスライドして開閉するタイプで、間仕切り扉に使われる事もあります。引き違い戸と同じく、日本家屋のふすまや障子に使われている事が多く、ほぼ、この引き分け戸か引き違い戸のどちらかになっています。

引き戸のメリット・デメリット

ノブを回したり、力を入れて開閉しなくても良い引き戸は、バリアフリーな扉ですが、引き戸ならではのデメリットもあります。引き戸のメリット・デメリットを把握しておきましょう。

引き戸のメリット

引き戸のメリットの一つに、扉を開閉するだけでなく、その時々の状況により、臨機応変に空間を作れるという点があります。

例えば個室として使いたい時は、閉め切ってしまえばプライバシーを確保できますし、部屋の様子を見えるようにしておきたい時、風を通したい時等は、少しだけ開いて置く、部屋を広く使いたい時は全開にする等、開き具合を調整しやすく便利です。

また引き戸は扉を引き込むことが出来るので、2枚以上の戸板を使って部屋を仕切っている場合は、それだけの数の建具を使っているのに、かなりの開放感を出せます。

また、ハイドアにする事により、空間の一体感を作り出すことが可能です。間仕切り扉を引き戸にする場合は、ハイドアを上手に取り入れるとキレイに見える部屋になります。

引き戸のデメリット

良い事ずくめのように思える引き戸ですが、やはりデメリットもあります。まず、場所を取ることは大きなデメリットです。レールの取り付けなど、開き戸に比べてどうしても場所を取ってしまう事が避けられません。

その為、自作するのなら、レールを取り付けるスペースがあるのかどうかを事前に調べておくべきです。

またレールの間には当然、スイッチやコンセントは取り付けられません。引き戸に必須のレールにより部屋の使い方に制限が出る場合もあります。

もう一つ、引き戸はレールの上をスライドさせて開閉する作りなので、どうしても開き戸より開閉の音が大きくなってしまいます。

あまり大きな音を立てたくないという方は、引き戸ではなく開き戸をDIYした方が良いでしょう。

DIY引き戸に必要なもの

引き戸を自作する際に揃えておくべき必要な材料等は何でしょうか。しっかりと揃えてからDIYに取り掛かりましょう。

DIY引き戸の必要な材料

出典: https://www.rakuten.co.jp/

まずは戸にする板が必要です。おすすめの板は「合板」「2×4(ツーバイフォー)材」「集成材」の3種です。

厚さが2~3mmのシナ合板やラワン合板は、戸の骨組みに貼り付ける面材として使用します。安価で軽量、DIYの引き戸制作に必要な加工がしやすくおすすめです。表面を塗装して仕上げたい場合は、シナ合板を使えば、表面がけば立っておらずキレイに仕上がります。

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また、幅の狭い板を接ぎ合わせた芯に単板を両面に貼ったランバーコア合板は、無垢材に比べ狂いや反りが出にくく、大型のものを製作するのに向いた合板です。入手しやすい厚さは12~30mm位なので、引き戸の枠材等に使用できます。

ホワイトウッドやSPFの2×4材は、DIYではお馴染みの安価で利用できる無垢材です。厚さ19mmの2×4材を横に並べ、ワックスやステイン等の塗料を塗って仕上げるとカントリー調のおしゃれな引き戸をDIY出来ます。

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集成材は、幅の狭い板を接ぎ合わせ、割れや節のある部分は取り除いてバランス良く組み合わせているので、強度があり材質も均一です。アカマツやパイン、スギ等、樹種ごとの無垢材の風合いを活かした、枠材として利用できます。

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専用の接着剤

戸板にポリカ板を使用した場合、一般的な接着剤は使用できません。この場合、専用接着剤を使う必要があります。ガラスのように見えるこの板は頑丈で、簡易的なガラス風引き戸が作れる便利な素材です。

専用接着剤が必要など、費用はどうしてもかさんでしまいますが、引き戸をガラス風にDIYしたい時はおすすめです。
 

内容量 20ml

DIY引き戸に必要なキット

次に、引き戸をDIYする際に必要となるキット(工具)を揃えておきましょう。必要となるキットは「ドリル」「ノミ」「ネジ」「ネジ留め」「丸ノコ」「カッターナイフ」「万力」「ボンド」「ニス(引き戸の仕上げ用)」です。

また引き戸にポリカ板を使ってDIYするなら「専用接着剤」も必ず用意してください。

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DIY引き戸の作り方

必要な材料や工具が揃ったら、いよいよDIY開始です。作り方をDIYの手順に沿って解説します。

作り方①寸法の確認

まずは引き戸を取り付ける場所の寸法を測り、そこを覆ってしまえるよう、それよりも若干余裕を持った高さ・幅の戸板を選びます。ここでいい加減な測り方をすると、失敗するので、しっかりと測ってください。

また戸袋部分が、引き戸の幅分の余裕があるかどうか、左右どちらについているかも確認しておきます。

作り方②敷居・鴨居・レールの取り付け

出典: https://www.rakuten.co.jp/

引き戸をスライドさせるためのレールを床に設置します。可能ならば木材を組み込んで敷居を作り、部屋の区切りにもなるようにすると利便性が高まります。

同じく鴨居を作り、引き戸をスライドさせるためのレールを固定します。鴨居は出来る限り柱にネジで取り付けます。この時、鴨居を付ける位置は、扉の高さより若干高くし、扉をはめ込めるようにする事と、水準器を使い、床と水平にする事が重要になります。

作り方③枠の作成

引き戸の大きさを決めて、その長さに合わせて用意した角材をカットします。ただ、引き戸をDIYする一番の魅力は、買ってきた材木をそのまま使える点にあります。

購入してきた角材を適当に組み合わせるだけで、なんとなく引き戸の枠になるので、少し出っ張った部分をカットするくらいで枠組みが完成します。

もしも購入した角材より大きい引き戸を作りたい時は、取り付ける角材をカットし、ネジでサイズに合わせた長さで留める必要が出てきます。

出典: https://www.rakuten.co.jp/

枠を伸ばす場合、上の横棒は引き戸の横幅に合わせてカットし、下の横棒は、引き戸の縦幅(高さ)に合わせてカットします。「下は縦、上は横」と覚えておきましょう。

作り方④引き戸をはめ込む

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引き戸をレールにはめ込みスライド出来るようにします。最初に上のレールにはめてから下のレールに戸板をはめるようにすると固定がしやすく、はめやすくなります。

作り方⑤引き手を装着

引き手は付けても付けなくても問題はないですが、もしも引き手を取り付けたいのであれば、戸板をはめ込む前に引き手を装着しておきましょう。

引き手を付けたい位置にドリルとノミで掘り込みを入れて取り付けます。引き手が付くと引き戸のスライドがしやすくなるというメリットがあるので、DIYが面倒でなければ付けておいて損はありません。

引き戸の作り方を動画でご紹介

木製引き戸のDIY制作過程を見せてくれている動画です。作り方で説明しているものより、少し頑丈な作りの自作引き戸になっていますが、基本の作り方は同じですので、DIYの参考にご覧ください。

DIY引き戸を自作して快適空間を作ろう!

引き戸はレールを取り付けて作るため、蝶番などが必要になる開き扉より、比較的作りやすい扉の形となっています。最近はガラス風引き戸も簡単に作れるようになっており、DIYの楽しさを実感出来ます。

古くなってしまった引き戸のリメイクから始めてもかまいませんし、部屋の間仕切りに引き戸を作るのも良さそうです。引き戸のDIYで快適な空間を作ってみてください。

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この記事のライター
櫻 樹
神社巡りと刀剣鑑賞、カフェ巡りが好きなアニメ・ゲーム・2.5次元ヲタクです。

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