百日紅(サルスベリ)とは?育て方や増やし方など詳しくご紹介!

公街路樹でお馴染みの百日紅(サルスベリ)を知っていますか?色鮮やかな花を咲かせるので、ずっと眺めていても飽きない魅力的な花木です。今回は、百日紅(サルスベリ)の育て方や増やし方について詳しく解説していきます!百日紅(サルスベリ)の花言葉も必見です。

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目次

  1. 1百日紅(サルスベリ)について
  2. 2百日紅の育て方【栽培環境】
  3. 3百日紅の育て方【栽培管理】
  4. 4百日紅の育て方【植え付け・植え替え】
  5. 5百日紅の増やし方
  6. 6ボリュームたっぷりな百日紅の花を咲かせてみよう

百日紅(サルスベリ)について

百日紅(サルスベリ)という植物を知っていますか?街路樹の定番なので、名前は知らなくても何気なく目にしたことがある方も多いはずです。

また、百日紅(サルスベリ)は庭木としても人気が高いので、今回を機に興味を持っていただけると嬉しいです!それでは、百日紅(サルスベリ)の「基本情報」「特徴」「花言葉」「品種」について詳しく解説していきます。

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百日紅の基本情報

園芸分類 庭木・花木 耐暑性 強い
原産地 中国南部 開花期 7~10月
形態 低木・中高木 花の色 ピンク・白・赤
耐寒性 強い    

百日紅は落葉樹で開花時期がとても長く、ガーデニング初心者でも育てやすいので「庭木に何を植えようか?」と、迷っている方にはおすすめです!

百日紅の特徴

百日紅は新芽を伸ばしながら枝の先に花を付けます。開花時期が夏から秋なので、キレイに咲く花をとても長い期間眺めることができます。また、一度咲いた枝の先から新芽が新たに出て、そこから花が次々と咲いていくのが特徴です。

花の色は「赤・ピンク・白」が定番で、その他にも品種によって様々な色の花を咲かせます。サルスベリと呼ばれる訳は、樹皮が剥がれると白いツルツルした木肌が出てきて「猿が登ろうとしても滑ってしまうから」だそうです。

名前が特徴的で面白く「サルスベリ」を1度聞いたら忘れられない、魅力的な花木です。

百日紅の花言葉

百日紅の花言葉には「雄弁」や「愛嬌」があります。「雄弁」と呼ばれる訳は、枝の先にいくつもの花を咲かせることから生まれたそうです。「雄弁」という意味は、説得力を持ちながら、力強く話すことを意味します。

「愛嬌」と呼ばれる訳は、樹皮が滑りやすく、登ろうと思っても滑ってしまう様子から、花言葉が誕生しました。「愛嬌」や「雄弁」という言葉は長所にも使われるので、素敵な花言葉ではないでしょうか?

花言葉を知り、その意味を学ぶことで、より一層百日紅に対して、愛着が湧いてきます!

百日紅の品種

これまでは中国原産の百日紅が主流でしたが、うどんこ病に弱いという事が欠点でもありました。そこで、海外や日本国内にて、うどんこ病に勝てる新種が開発され、さまざまな品種が誕生しました。その中で、おすすめしたい品種をこれから紹介していきます!

【インフィニティ マゼンタ】
インフィニティマゼンタの花の色は濃いピンクで、樹丈は60~120㎝ほどしか生育しません。そのため、庭木としても扱いやすく、栽培がしやすいので、人気が高い品種です。また、地植えせず、鉢植えが可能なので、庭が広くなくても園芸を楽しむことができます。

出典: https://www.rakuten.co.jp/

【ブラックパールホワイト】
ブラックパールホワイトの葉っぱは黒っぽく、花の色は真っ白で、蕾は真っ赤なのが特徴です。蕾はまん丸としているので、一見実が付いているように見えます。真っ白の花と、赤くて丸い蕾の姿はとても可愛らしく、ずっと眺めていても飽きません。

原産国はアメリカなので、和風よりも洋風の家にとてもピッタリです。また、病気にとても強いので、気楽な気持ちで栽培することができます。

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【ディアルージュ】
ディアルージュは深い紅色の花を咲かせ、真っ赤な蕾を付けます。葉っぱはブラックホワイトと同じく、黒っぽい色をして、紅色の花を引き立ててくれます。

「赤い花を咲かせる百日紅が欲しい!」と思っていた方は「ディアルージュ」という名前を覚えておきましょう。ディアルージュは、庭を素敵に彩ってくれること間違いありません。

百日紅の育て方【栽培環境】

百日紅の魅力を知って頂けたので、続いては「百日紅の栽培環境」について詳しく解説していきます。「百日紅を育ててみたい」と思っていても、難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、百日紅は強い花木なので、園芸初心者の方でも気負いせずに育てることができます。それでは、どういった栽培環境が適しているのか、一緒に見ていきましょう!

育て方①置き場所

育て方のポイント1つ目は「置き場所」になります。どんな所でも育つという訳ではなく、風通しが良くて、日当たりが良い所がベストです。

日陰で日光が当たりにくい場所に植えると、花が咲かず、うどんこ病にかかる可能性が高まります。綺麗な花を咲かせるためには、太陽の光がしっかり当たる場所を選びましょう。

ただし、耐寒性があるとは言え、北海道などの厳しい寒さには耐えきれない場合があるので、地植えはおすすめしません。

育て方②土

育て方のポイント2つ目は「水はけが良い土」を選びましょう!地植えをする場合は特に、水はけが良い場所が最適です。水はけが悪い土に植え付けると、花が咲かなかったり、うどんこ病にかかる可能性があります。

水はけが良い場所を探して、植え付ける前に必ず堆肥を混ぜ合わせておきます。鉢植えの場合は「腐葉土+赤玉」を合わせた土か、市販の「花・植物用の培養土」を使用しましょう。

百日紅の育て方【栽培管理】

続いては「百日紅の栽培管理」について、詳しく解説していきます。管理方法を適当にしてしまうと、丈夫でも花が咲かなかったり、枯れてしまいます。

ちょっとしたポイントを抑えるだけなので、難しく考えなくても大丈夫です!栽培管理の方法をしっかり覚えて、自宅の庭に色鮮やかな花をいっぱい咲かせましょう。

育て方③水やり

育て方のポイント3つ目は「水やり」についてです。地植えの場合、基本的に雨の水だけで十分育ちます。ただし、植え付けをして根付くまでの間、2週間以上雨が降らない場合のみ、水を与えてあげましょう。

鉢植えの場合は、土が乾いていたらたっぷり水を与えて下さい。水やりに時間を取られることがあまりないので、忙しい方にもピッタリな花木です!

育て方④肥料

育て方のポイント4つ目は「肥料」をしっかり与えてあげましょう。地植えの場合は、植え付ける前に堆肥をしっかり混ぜ合わせて、鉢植えの場合は化成肥料を混ぜ込んでおきます。

追肥は1月~2月の冬を目安とし、株の根元に溝を掘って、そこに骨粉と油かすを合わせたものを与えましょう。鉢植えはそれにプラス、5月と8月~9月頃に「ゆっくり効果が出るタイプの化成肥料」を与えてあげて下さい。

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育て方⑤病害虫

育て方のポイント5つ目は「病害虫」に注意しましょう。百日紅は基本的に丈夫な花木ですが「うどんこ病」には気を付けて下さい。

うどんこ病に感染すると葉っぱが白くなり、放置すればどんどん広がってしまいます。葉っぱが少しでも白くなっていたら、すぐに取り除きましょう。

うどんこ病は風通しが悪い場所を好むため、日当たりの良い場所に植え付けます。近年、うどんこ病に強い品種も開発されているので、気になる方はチェックしてみて下さい。

育て方⑥剪定

育て方のポイント6つ目は「剪定」をしっかり行いましょう。百日紅の剪定は葉っぱが落ちる時期に行い、春から成長した枝を切り取って、株を短くしていきます。

基本的に剪定は年に1回ですが、花が咲き終わった枝の2~3節目下を目安にカットすると、1ヶ月後には再び綺麗な花を楽しむことができます。また、枝が密集している場合は、風通しをよくするために、所々剪定を行いましょう。

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百日紅の育て方【植え付け・植え替え】

次は「百日紅の植え付け・植え替え」】について、詳しく解説していきます!何も難しい作業はないので「百日紅を植え付けたい」と思っている方は、是非参考にしてみて下さい。

育て方⑦植え付け

育て方のポイント7つ目は「植え付け」のやり方です。植え付けをするために、百日紅の根っこの長さよりも深めに穴を掘りましょう。そして、その穴の中に堆肥をプラスし、土と混ぜ合わせておきます。

この作業は、植え付けの1週間前以上に行うのがポイントです。植え付けした後は、根付いていないので、支柱などで支えておくと良いでしょう。

育て方⑧植え替え

育て方のポイント8つ目は「植え替え」のやり方です。地植えは、植え替えをする必要がないので覚えておきましょう。鉢植えの場合、2年に1度の植え替えを行います。植え替えの方法は、鉢に入った土を1/3ほど取り出して、新しい土を入れ替えます。

同じ鉢を使い続けていると、成長と共に根詰まりしてしまうので、一回り大きい鉢に植え替えましょう!植え替えの時期は「3~4月・10~11月」に行います。

育て方を動画でおさらいしよう

百日紅の育て方をコンパクトに分かりやすく、動画で紹介されています。これまでお伝えした内容をギュッとまとめているので、是非参考にしてみて下さい!

百日紅の増やし方

「百日紅をもっと増やしたい」と思う方もおられるはずです!鉢植えを使って増やせば、移動もさせやすく、いろんな場所で楽しむことができます。

それでは「挿し木」と「根伏せ・根ざし」を使った増やし方を紹介していくので、一緒に見ていきましょう。

増やし方①挿し木

百日紅は種で増やすことが出来ますが、すごく時間がかかってしまうので、挿し木がおすすめです。

【挿し木のやり方】

  1. 3月~4月に元気な枝を20㎝ほど切り取って、切り口を水揚げする。
  2. 切り口が綺麗になったら、用土が入ったポットの中に入れて、支柱で支えて、直射日光が当たらない所に置いておく。

挿し木は乾燥するとうまく育たないので、日光が当たらない場所を選びましょう。6月頃に根が生えてくるので、鉢に植え替えます。

増やし方②根伏せ・根ざし

百日紅の増やし方は「挿し木」以外に「根伏せ・根ざし」というやり方があります。

【根伏せ・根ざしのやり方】

  1. 4~8月頃に根を掘りあげて、土を綺麗に落として、根っこを10~20㎝切り取ります。
  2. 切り取った根っこは、土が入ったポットに植え付けます。

根っこをポットに植え付けたら、後は挿し木の管理方法と同じです。根っこを切り取るときは、古い株ではなく、若くて元気な株を選び、根っこを差し込む際、上部を5㎜ほど出しておきましょう。

ボリュームたっぷりな百日紅の花を咲かせてみよう

百日紅(サルスベリ)は名前が可愛いだけではなく、花の形や蕾も愛らしく、初心者でも手軽に育てることができます。

庭木として大きく育てるのも良し、鉢植えでいくつも増やしていくのも楽しいので、百日紅に興味を持った方は、挑戦してみて下さい!上手に育てて、ボリューム満点の百日紅の花を綺麗に咲かせましょう。

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この記事のライター
maimaidesu

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