2020年07月16日公開
2020年07月16日更新
インテリアスタイルとは?地域別・時代別に様々なスタイルをご紹介!
部屋のコーディネートにインテリアは欠かすことができません。しかし、アイテムのスタイルがバラバラだと素敵な部屋にするのは難しいでしょう。そこで今回は、アンティークやアーバンタイプのアイテムなど、それぞれのテイストを活かしたインテリアスタイルをご紹介していきます!

目次
インテリアスタイルとは?
インテリアは、それぞれの部屋の印象を決める重要なアイテムです。そのため、非常にこだわりを持って選んでいるという方はとても多いです。しかし、アイテムの種類も星の数ほどあり、似通っているものが多いのも事実です。
そこで、まずはそれぞれのアイテムのスタイルや地域性、年代などをご紹介していきます。それらをしっかりと理解した上で自分の部屋に合うものを選ぶようにして下さい。
スタイルのコンセプトを把握して部屋作りする
部屋のインテリアを決めていく際に重要なのは、理想の部屋のスタイルのコンセプトを明確にすることです。コンセプトがしっかりとしていないと、どの様なテイストのアイテムでそろえれば良いのかが分からなくなり、結果的にまとまりのない部屋になってしまいます。
しかし、一からコンセプトを決めていくのは、楽しい反面非常に難しい事もあります。その場合は、今現在持っている家具の雰囲気からコンセプトをを決めていくという方法もおすすめです。
世界中の地域のテイストが人気のインテリアスタイル
インテリアのスタイルは、それぞれの地域によってテイストが全く異なってきます。そのため、それぞれのテイストごとに部屋のアイテムをまとめるだけでも、部屋のコンセプトをはっきりとさせることができます。
そこで、ここからは世界中の地域別のおすすめインテリアスタイルをご紹介していきます。どの地域も非常に魅力あふれるアイテムが多いので、ぜひ参考にしてみて下さい。
インテリア①アメリカンスタイル
まずご紹介するおすすめのインテリアは、アメリカンスタイルのアイテムです。しかし、一言でアメリカンスタイルと言っても非常に多くのアイテムが存在します。例えば、ポップなテイストでまとめれば、ダイナーの様な雰囲気を演出できます。
また、パイン材などのアイテムで揃えればカントリー調に、ネイティブ柄などのアイテムであればウェスタン調にする事も可能です。アメリカンスタイルのインテリアは非常に奥が深いので、お気に入りのものを見つけるようにして下さい。
インテリア②北欧スタイル
続いてご紹介するインテリアは、北欧スタイルのアイテムについてです。北欧タイプのアイテムの特徴は、天然素材を使用しナチュラルな印象のものが多いという点です。ナチュラルが基本なので、カラーもアースカラーの物が多いです。
また、北欧スタイルのインテリアは、全体的に動植物のモチーフが使われている物が多いという特徴もあります。併せて、肘付きのアイテムが多いこともポイントの一つです。
インテリア③南欧スタイル
次にご紹介するインテリアは、南欧スタイルのアイテムについてです。寒い地域の北欧とは異なり、南欧地域のアイテムは地中海地方をイメージさせるものが多いです。リゾート地でありながらもどこか素朴で可愛らしい印象を持たせるアイテムであるのが特徴です。
そのため、南欧スタイルのインテリアは使い込まれた木材で作られているアイテムがとても人気があります。明るい開放的な印象の部屋にしたい場合にはとくにおすすめです。
インテリア④アジアンスタイル
4つ目にご紹介するインテリアは、アジアンスタイルのアイテムについてです。アジアンテイストのアイテムを使用することで、普段生活している部屋を、バリ島などのリゾート地の様な空間に変えていくことができるのです。
また、アジアンスタイルのインテリアは植物を編んで作ったりするものが多いので、和室などにも合わせることができるのも特徴です。リラックス空間を作り出したい時にはおすすめのアイテムになります。
インテリア⑤和モダンスタイルの特徴
最後にご紹介するインテリアは、和モダンスタイルのアイテムについてです。和モダンテイストというのは、日本の昔からの様式と現代の様式を上手くミックスしている状態を指します。そのため、畳の和室に洋風のテーブルを置くだけでも和モダンと言えるのです。
また、和モダンスタイルは、インテリア以外の物でも表現することができます。その一つに壁紙があります。壁紙を和風テイストのものに変えるだけでも、普段の部屋を和モダンテイストに仕上げることができます。

時代・年代別のインテリアスタイル
インテリアのスタイルは地域別に分ける以外にも、様々な種類分けが行えます。例えば、それぞれのアイテムは制作された年代や時代によっても雰囲気が異なるので、時代・年代別のアイテムを揃えるだけでもコンセプトをはっきりさせることができるのです。
そこで、ここからは、時代・年代別にみたおすすめのインテリアスタイルをご紹介していきます。
インテリア⑤ロココ調(18世紀頃)
まずご紹介する時代別のおすすめインテリアスタイルは、ロココ調のアイテムでそろえるものです。ロココ調は18世紀ごろのフランス地域で広まった様式です。一般的に、お姫様の部屋の様な印象を与えます。
ロココ調のインテリアスタイルは、基本的にパステルカラーや猫脚のアイテムが多いです。しかし、色合いをしっかりと考えてアイテムを配置することで、豪華でありながら落ち着きがある大人っぽい印象の部屋にする事も可能です。
インテリア⑥ヴィクトリアン調(18世紀~19世紀)
続いてご紹介する時代別のおすすめインテリアスタイルは、ヴィクトリアン調のアイテムについてです。こちらの様式も18世紀から19世紀に広まった様式です。ロココ調と異なり、ヴィクトリアン調のアイテムはイギリスの富裕層の間で流行った様式です。
ロココ調と同じく、ヴィクトリアン調のインテリアスタイルのアイテムもアシンメトリーのものが多いです。また、それぞれが非常に凝ったデザインで装飾されているのも特徴の一つです。
インテリア⑦ゴシックスタイル(1980年代〜)
次にご紹介する時代別のおすすめインテリアスタイルは、ゴシック調のアイテムについてです。ゴシック様式とは、中世のヨーロッパで取り入れられていた様式で非常に重厚な印象を与えるアイテムが多いです。
そのため、ゴシックスタイルのインテリアアイテムには、オーク材などが使用されることが非常に多いです。併せて、ステンドグラスを使ったアイテムを取り入れるとよりゴシック調を際立たせることができます。
インテリア⑧モダンスタイル(1920年代~)
4つ目にご紹介する時代別のおすすめアイテムは、モダンスタイルのインテリアについてです。モダンと聞くと最先端の洗練されたアイテムのイメージを持つ方もいらっしゃいますが、年代的な話をすると少し変わってきます。
基本的に、モダンスタイルのインテリアというのは、産業革命以降のヨーロッパで広まった様式の事を指します。そのため、フランスのアールデコ調のアイテムなどもモダンスタイルのインテリアにおすすめです。
インテリア⑨ミッドセンチュリースタイル(1940年~60年代)
最後にご紹介する時代別のおすすめアイテムは、ミッドセンチュリースタイルのインテリアについてです。この種類のアイテムは、先程ご紹介したモダンスタイルのインテリアの派生系の一つでもあり、第二次世界大戦後のアメリカで流行したタイプです。
素材が重厚な木材からプラスチックなどに変わり、大胆なデザインを取り入れている事がこの種類のアイテムの大きな特徴と言えます。モダンなアイテムと言われて連想するのは、このミッドセンチュリータイプの物が多いです。
古さを楽しむインテリアスタイル
部屋のコンセプトを決めるには、地域性やそれぞれのアイテムの流行った年代などを意識するのは非常に有効です。それを意識するだけで、格段にまとまりのある部屋を演出できるからです。
しかし、それ以外にも部屋のコンセプトを決めることはできます。ここからは、年代関係なくそれぞれの古さを楽しむことができるインテリアスタイルをご紹介していきます。
インテリア⑩アンティークとヴィンテージ
ここでご紹介するおすすめインテリアスタイルは、アンティークとヴィンテージのアイテムについてです。アンティークもヴィンテージも、どちらも古いアイテムの事をさす言葉ではありますが、経過した年月によって呼び方が変わります。
アンティークは100年以上経過したアイテムのことを言い、ヴィンテージは100年未満のアイテムの事を言います。この様な骨董品のアイテムを取り入れるのも、非常にオシャレなインテリアスタイルになります。
現代型のモダンスタイル!
ここまで、色々なタイプのインテリアスタイルをご紹介してきましたが、最後に現代型のモダンインテリアスタイルについてお伝えしていきます。
シンプルですっきりとした印象でまとめたい方には、アーバンテイストのアイテムが非常におすすめですので是非チェックしてみて下さい!
インテリア⑪アーバンテイスト
最後にご紹介するおすすめのインテリアスタイルは、アーバンテイストンアイテムについてです。アーバンテイストのアイテムは、モノトーンを基調としたカラーの組み合わせが多く、非常に都会的で洗練されたデザインの物が多いです。
そのため、アーバンテイストのインテリアスタイルを取り入れることで、とてもすっきりとしたクールな印象を部屋に与えることができます。

スタイルを知るとアイテム選びが一層楽しくなる!
自分の個性を発揮して部屋をコーディネートすることで、より普段の生活を楽しいものにすることができるでしょう。そのためには、インテリアごとのスタイルの特徴をきっちりと把握することが重要です。
ぜひ、アイテム選びを楽しみながら自分の思い通りの部屋を作るようにしてみて下さい。
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