2020年07月10日公開
2020年07月10日更新
憧れの職業インテリアデザイナー!仕事の基礎知識を徹底解説!
「インテリア業界で働きたい!」今、インテリアデザイナーに憧れる方が急増しています。インテリアデザイナーは、内装全般の規格、設計を行う仕事です。「夢を形に変える」今回は、そんな憧れの職業インテリアデザイナーの資格や仕事内容、気になる求人や年収まで徹底解説します!

目次
インテリアデザイナーとは?
「インテリア業界で働いている」と聞くと「カッコいい!」「おしゃれ」というイメージを抱きませんか?そんなインテリア業界の中でも、「インテリアデザイナーになりたい!」という女性が増えています。
インテリアデザイナーとは、クライアントのニーズに応じて家具やカーテン、照明といった内装全般の企画・設計をし、室内空間をゼロから作り上げる仕事です。
「女子学生がなりたい職業」の上位にもあがる職業で、実際インテリア業界の場でも、多くの女性が『インテリアデザイナー』として活躍しています。
ここでは、そんな憧れの職業『インテリアデザイナー』の魅力を始め、資格や仕事内容、年収など、インテリアデザイナーになる為の方法を詳しく解説していきます。
また、気になる求人や将来性、資格取得のための勉強法にも触れているので、インテリアデザイナーを目指している方、憧れている方は是非最後までご覧下さい!

インテリアデザイナーの資格について
インテリアデザイナーになるには、学歴や特別な資格は必須ではありません。無資格でも、家具やインテリア雑貨の知識に優れ、企画力・アイディア力、制作スキルなどの能力さえあれば、活躍することは十分可能です。
しかし、これらを客観的に証明するのは難しいです。信頼、仕事の獲得、そして何よりも自身のスキルアップの為に、資格を取得しているインテリアデザイナーは沢山います。
インテリアデザイナーの資格はいくつかありますが、代表的なものは日本デザインプランナー協会が主催する「インテリアデザイナー認定」です。
資格取得の難易度
【受験概要】
受験資格 | 特になし |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験申請 | インターネットで申込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
インテリアデザイナーとして幅広い知識を有していることを認定してくれる。それが「インテリアデザイナー認定」です。認定試験は、日本デザインプランナー協会のHPから申込み、在宅受験になります。では、その難易度はどうなのでしょうか。
認定試験は、自宅に送られてきた試験問題を答案用紙に回答し、返送する形式です。日頃から勉強し、しっかり調べて回答すれば、それほど難易度は高くありません。
しかしながら、例年の合格率は30%ほどにとどまっています。この数字だけをみると難易度は易しいと言えませんが、1問1問、しっかり調べて答えを導けば合格することは十分可能です。
インテリアデザイナーの仕事内容
インテリアデザイナーの主な仕事内容は、家具やカーテン、照明器具などのインテリア用品を設計、室内空間の環境設計です。
住宅やオフィス、ホテルなど、クライアントのニーズに答え、企画・基本設計の段階から創造まで、室内空間をゼロから作り上げます。
インテリアデザイナーの業務内容
インテリアデザイナーの業務内容は、クライアントの希望をヒヤリングすることから始まります。「シンプルインテリアにしたい」「モダンな雰囲気にしたい」「今流行りの北欧風にしたい」などの要望を聞き、そのニーズに合ったインテリア空間をプロデュースします。
また、建築士のアドバイザーとして、デザイナーズマンションのプロデュースや、家具の選定や配置の提案、必要な資材を手配することもあります。
インテリアデザイナーの仕事の魅力
インテリアデザイナーの最大の魅力は、依頼を受けた案件を成し遂げ引き渡した時、クライアントの喜ぶ笑顔が見れることでしょう。
住宅や店舗など、多くのクライアントにとって、人生で一番の買い物かもしれません。そんなクライアントに「ありがとう!」と喜んでもらえた時は、それまでの苦労が吹き飛んでしまいます。
また、仕事を遂行していく上で、建築士や設計士、職人など、多くの人との関わりがあります。無事案件を終えた時には、その仲間達と固い絆で結ばれます。大きな達成感と何とも言えない充実感に包まれ、次の仕事への意欲に繋がるでしょう。

インテリアデザイナーの現状と将来性
憧れの職業でもあるインテリアデザイナーですが、頑張って資格を取っても、果たして就職できるのか、収入はどの位なのか不安な方もいるでしょう。次は、インテリアデザイナーの現状と将来性を見てきましょう。
インテリアデザイナーの現状と需要
インテリアデザイナーは幅広い知識を必要とする為、一人前になるには5年、プロとして活躍するには10年はかかると言われています。
特に慣れない新人の頃は、連日泊まり込みで激務が続いたり、クライアントから文句を言われたりすることも少なくありません。「理想と現実は違う」「体力的に限界」と辞めていくインテリアデザイナーも多く、業界全体で人手不足なのが現状です。
それに反して、インテリアデザイナーの需要は年々右肩上がりです。店舗や住宅にしても、スタイリッシュな最新のインテリアにこだわる方が増えてきているのが理由に挙げられます。
インテリアデザイナーの就職先や求人
インテリアデザイナーの就職先は、主に建築設計事務所やハウスメーカー、設計・施工会社などの建設業界、インテリアデザイン事務所や家具メーカーなどのインテリア業界です。
求人は、インテリアデザイナーの需要が伸びているのと同じで、近年増加傾向にあります。特に建設業界においては、大手が多数存在するので求人数も豊富です。
年収や給料
インテリアデザイナーとして企業に勤めた場合の給料は、一般的なサラリーマンとほぼ同じです。務める企業にもよりますが、平均して月額で18~25万程度、年収で300~400万が相場です。
しかし、インテリアデザイナーは独立することが可能な職業です。スキルアップして自分で開業し、成功すれば高収入を得る事も可能です。独立後はクライアントありきになるので、質の高い仕事、信頼が高収入を得るポイントになります。
インテリアデザイナーの将来性
インテリア業界は近年好景気が続いています。これは、先ほど解説した通り、スタイリッシュな最新のインテリアにこだわる方が増えていることも理由のひとつです。
また、高齢化社会の今、「快適な暮らしがてきるようリフォームしたい」「老後はマンションで優雅に暮らしたい」という方も増えています。そこで活躍するのが、インテリアや建築の職業になります。
快適な生活を望む方々に、デザインを提供する場が多く、今後も増加傾向が見込まれます。それに伴い、求人数も増えており、将来性においては安定している職業と言えるでしょう。
インテリアデザイナーになるための勉強
最後は、インテリアデザイナーになる為の勉強法について解説します。趣味程度でインテリアを学びたいのであれば独学でも十分ですが、資格を取って本格的に仕事がしたいのであれば、専門学校やコースのある大学・短期大学に通って勉強することをおすすめします。
インテリアデザイナー資格取得に向けた学校の種類
インテリアデザイナーになる為の学校は、専門学校、大学や短期大学の専門コースがあります。
専門学校で言えば、デザインの専門学校でインテリアデザインコースや建築・設計製図コースがあるところが候補に挙がります。
大学や短期大学は、工芸学部や美術学部がある、建築学科やインテリア学科を選ぶと良いでしょう。よりセンスを磨きたいのであれば、美術大学を選択するのもおすすめです。
それぞれの学校で特徴や学べることが異なるので、各学校の特色や過去の就職先を下調べすることも大切です。
おすすめの今から学べる学校
知識やスキルを必要とするインテリアデザイナーは、専門の分野でインテリアを学び、資格を取って就職するのが一般的です。インテリアデザイナーとして、今からでも学べるおすすめの学校をご紹介するので、是非チェックしてみて下さい。
【町田・デザイン専門学校 インテリアデザイン科】
空間デザインだけでなく、建物全体をデザインし、設計する力を養うことができます。デザインの楽しさはもちろん、法律や構造など建築知識もしっかり習得し、豊かな暮らしを創造するクリエイターとして、インテリア業界で活躍できます。
【東京デザイン専門学校 インテリアデザイン科】
インテリアデザインや建築の業界で活躍する講師陣が、基礎スキルはもちろん、ビジネス現場のノウハウを伝授してくれます。インテリアの幅広い知識と技術が身に付き、個性的で実践力のあるデザイナーやコーディネーターを目指せます。
その他のインテリア関連の資格
最後は、インテリア業界への就職に有利なその他のインテリア関連の資格をご紹介します。同じインテリアの資格でも、勉強内容や仕事内容も異なります。自分がどんな職に就きたいか考慮し、資格取得をする際の参考にしてみて下さい。
インテリアコーディネーター
インテリアデザイナーとよく似た職業に「インテリアコーディネーター」という職業があります。こちらは 既存の家具やインテリア雑貨、壁紙などを使いながら、室内空間をコーディネート・アドバイスをすることを目的とした資格です。

福祉住環境コーディネーター
こちらは、東京商工会議所が主催しており、高齢者や障害者へ住みやすい住環境を整備するためのコーディネートすることを目的とした民間資格です。高齢社会に突入した日本において、昨今ニーズの高まっている資格になります。
インテリアのプロとしてやりがいのあるお仕事!
出典: https://36kr.jp/
インテリアデザイナーは、クライアントのニーズに答え、家具やカーテン、照明器具の企画から配置まで、室内空間をゼロから作りあげます。
クラアインとの夢を形にして届ける、インテリアのプロとしてとてもやりがいのある仕事ではないでしょうか。現在、多くの女性インテリアデザイナーが業界で大活躍中です。
インテリアデザイナーを目指し憧れている方は、是非専門の学校で学び、資格を取って、インテリアデザイナーへの第一歩を踏み出して下さい!
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