山って購入できるの?山林売買の基礎知識と注意点をご紹介!

家や土地を購入する人は多いですか、「山」を買う人はあまり耳にしたことがありません。そもそも、山って購入できるのでしょうか。ここでは、山の購入方法や相場など、山林売買の基礎知識と注意点を徹底紹介します。「自分だけの山」そんな夢のような世界を現実にしてみませんか?

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目次

  1. 1山の購入の基礎知識
  2. 2山の購入のメリット
  3. 3山の購入の注意点
  4. 4山の購入に必要な手続きと費用面
  5. 5山の購入後の維持と管理方法
  6. 6自分の使用用途に合った山の土地を探してみませんか?

山の購入の基礎知識

「山を購入する」普通ならばあまり考えないことですが、実際に山を購入することができればキャンプ、山登り、キノコ狩りなど自由にでき、アウトドア好きの人なら誰もが憧れを抱くのではないでしょうか。

今回は、あまり知られていない「山の購入」についてまとめてみました。まずは、山を本当に購入することができるのか?山を購入する際の基礎知識から見ていきましょう。

山は購入できる?

結論からいうと「山の購入」はできます。山の購入も、普通の土地や家などの不動産売買と変わりません。何も特別な届け出や許可がいるわけでもありません。山林を専門に扱う不動産会社も存在し、山が欲しいと思ったら、案外すんなりと購入できるのです。

山の購入は土地探しから

日本の山林は約58%が私有林であり、山の売買は個人売買で行われることほとんどです。山の購入を考えている人は、不動産会社、森林組合、林野庁サイトなどから土地を探すことから始めてみましょう。

不動産会社で土地を探す

山が多い地域の不動産会社には、山林売買を請け負っているいころも多いです。不動産会社ならば、土地探しから手続き、購入に至るまでを資格を持ったプロが動いてくれるので安心です。

住宅の購入や賃貸と違い取り扱っている数は少ないです。まずはネットで山林を扱っている不動産会社をチェックし、問い合わせをして情報収集してみましょう。

森林組合で土地を探す

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山が多い地域ほど、その地元には必ず森林組合が作られています。その森林組合のサイトには山の購入情報が公開されていることもあるのでチェックしてみましょう。非公開の情報もあるので、一度問い合わせしてみることをおすすめします。

林野庁サイトで土地を探す

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ほとんどの人が見ることがない林野庁のサイトですが、一般向けに全国各地の国有林の競売情報を提供されているのをご存知でしょうか。

山の購入を考えているなら、各地の森林管理局の売り払い情報をチェックしてみましょう。思いの外お買い得の山が掲載されているかもしれません。

山の購入前の現地の確認

山の購入も、一般の住宅や土地と同様に、きちんとした下調べや現地の確認が必要です。お買い得の山があったから即購入したのでは、後々不便なことがあったり、後悔することになりかねません。では、山の購入にあたって、何を確認するべきかを見てみましょう。

山の斜面を確認しよう

写真では緩やかな斜面に見えても、実際には想像以上の急斜面のこともあります。また、何も手入れがされておらず、山が荒れ放題のこともあり得ます。山の購入前には、必ず現地に何度か出向き、一通り自分の足で歩いてみて土地の様子や斜面を確認することが大切です。

せっかく山を購入したのに、土地の状況が悪ければアウトドアも楽しめない残念な買い物になってしまいます。購入してから後悔しないように、例え遠くても念入りに欲しい山の土地を確認しましょう。

アクセスも重要

山の購入前には、その山に行くアクセスの確認も大変重要です。辺鄙な場所ほど、ナビに道路情報が反映されていないことが多いです。購入前に地図で確認をし、実際車で走ってみてスムーズに到着できる道なのか、アクセス道路の確認も怠らないようにしましょう。

土地の境界も確認すること

山を購入する際は、どこからどこまでが売地の土地なのか「境界石」で確認しましょう。一般的な土地は、一目で境界石が分かり確認しやすいですが、購入が「山」となると、素人ではなかなかわかりずらいことが多いです。

埋まっていて掘り出さないといけなかったり、外れてなくなっている場合も少なくありません。境界石は、できれば現地で不動産会社の人と一緒に確認することをおすすめします。

山の購入のメリット

山を購入できることはお分かりいただけたと思います。次は、山を購入し「自分の山」にするメリットをご紹介します。山の購入を考えている人は「いったいどんなメリットがあるのか」を是非チェックして、検討材料のひとつとして参考にして下さい。

メリット①山の購入費用の相場は安い

山の場所や広さ、利用価値で変わりますが、一般の土地と比較すると山の購入費用の相場は安いです。数万平方mの山の土地が200~400万円程度で購入できることもあります。特に、田舎の山の購入ではびっくりするくらい安い価格で売られている土地もあります。
 

メリット②自然を活用できる

山の購入のメリットは何といっても、丸ごとアウトドアが手に入り、自然を好きなように活用できることでしょう。キャンプはもちろん、しいたけの原木を置いての自家栽培やタケノコや山菜取りなど、山を購入すれば、これら全てが自分のものになります!

キャンプでは、広々とした山全てが、自分専用の巨大サイトです。キャンプ場のように混雑することもなく、人の目も気にせずプライベートキャンプを楽しむことができます。実際に、このプライベートキャンプが目的で山を購入する人も増えてきています。

メリット③購入した山に建物を建てられる

山を購入すれば、居住可能な建物を自由に建築して山暮らしができるメリットもあります。山暮らしをしなくても、週末だけ訪れ山生活をするなど、別荘感覚で素敵な休日を過ごすことができるでしょう。

建物を業者に頼むと、資材搬入しにくいという点でコストが高くなります。そこでおすすめなのが、今流行りの「DIY」です。DIYでログハウスを建てれば、コストを安く済ませながら、自分の好きなように、好きな時に建築することができます。

ただし、建物を建築してはいけない山もあるので注意しましょう。購入前に山の地目など、仲介業者にきちんと確認しましょう。

山の購入の注意点

メリットだけを見ると、山の購入は魅力が満載ですが、注意しなければいけないこともたくさんあります。次は、山を購入する際の注意点をいくつかご紹介します。この注意点さえクリアすれば、もう「自分だけの山」は目前です!

注意点①電気と水道がない場合

山を購入するならば、生活に必要なライフラインは整えておきたいものです。電気水道が整備済みの山を購入できればいいですが、実際どちらも整っておらず、自然そのまんまの状態の山のことが多いです。

しかし、水道や電気を引く経費は膨大なものです。水道を引くだけで1,000万円を超えてしまうこともあります。そんなお金をかけなくても対処できる方法はあります。まず、水道は「井戸」が基本です。40万~120万ほどで、井戸の設置工事はできるでしょう。

電気は「ソーラーパネル」の設置がおすすめです。一軒家ぶんの電力を得る設備は、250~300万円が相場です。山を購入するならば、これらの経費も視野に入れて検討しましょう。
 

注意点②大雨時の土地の状態

山の購入の注意点として、大雨時の土地の状態を確認することも重要です。説明資料など、土地の状況を確認し、不動産会社や地元の人に、大雨洪水の土地の具合や、土砂崩れの実績、各断層の存在など、できるだけ多く情報収集しましょう。

注意点③道路の整備や整地が必要な場合

山の購入には、道路の整備や整地の手間はつきものです。ひと夏こえれば雑草が生え、あっという間に道路でさえ草ぼうぼうになります。

また、雨が降れば山の道はぬかるんだ地面になって、車両も滑落の危険もあります。これらのことから、山の購入後の道路整備は、砂利の私道を確保することをおすすめします。

注意点④購入する土地に開発の規制がないか

建物を建てたり、土地を造成する予定のある人は、購入する山に開発の規制がないか確認しましょう。自分の山だからと言って、何でも自由に建物を建てられる訳ではありません。

代表的な例として「市街化調整区域」には建物を建てることはできません。他にも、国や自治体で様々な規制があるので、山を購入する前に、山をどのように活用するのか、建物を建てる予定など、しっかり仲介業者に伝えましょう。

山の購入に必要な手続きと費用面

気に入った山が見つかれば、あとは購入手続きです。次は、山の購入に必要な手続きと費用面について見ていきましょう。「山」といっても、れっきとした不動産です。固定資産税なども気になるところではないでしょうか。

山の購入後の移転登記

山を購入し、明確な山の所有者になるには「所有権移転登記」が必要です。購入手続きの際に、自分で行うことも可能です。法務局の相談窓口で詳しく教えてもらえるので、事前にしっかり説明を受け、実際の移転登記がスムーズにいくように準備しておきましょう。

しかし山の購入の際は、下見から始まり売買契約まで何かとバタバタしています。移転登記は、司法書士に依頼することができます。費用は10~15万円ほどかかりますが、スムーズで安心に済ませることができます。

山の土地購入の相場

山の購入価格は見当もつかない人が多いでしょう。結論から言うと、山の相場はまちまちです。都市近郊の山だったり、アクセスがいい土地の価格は高めです。山の広さや利用価値などで坪単価も大きく変わります。

坪単価では、坪100円〜坪10,000円以上と幅広いですが、そのほとんどが坪1,000円以下で取引されています。広大な山が、都心のマンションを購入するよりは安く手に入ることは確かです。

山の固定資産税は安い

山を購入すれば、所有している山の固定資産税を支払います。安い山を購入すれば、年間の固定資産税も安くなります。土地の広さや場所、ライフラインの整備状況によっても大きく違いがあるので、仲介業者や司法書士に算出してもらいましょう。

山の購入後の維持と管理方法

過ごしやすい山にするためには、年に数回の草刈りは必要不可欠です。自力でのお手入れも可能ですが、広大な山の草刈りは、チェーンソーや草刈り機などの購入、それらを使いこなす技術や労力も必要です。

せっかく購入した山です。過ごしやすく、快適や山を保つためにも、管轄の森林組合や業者に依頼する方がいいでしょう。

自分の使用用途に合った山の土地を探してみませんか?

ご紹介した通り、様々な注意点はありますが「山」の購入は可能です。今まで現実味がなかった山の購入も、こうしたメリットを知れば山の所有者になることに夢みる人もいるのではないでしょうか。

まずはこれを機会に、自分の使用用途に合った理想の山の土地を探してみることから始めてみませんか?アウトドアが丸ごと手に入る「山の所有者」になるのも、決して夢ではありません!

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この記事のライター
kayo7110

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