2019年09月04日公開
2019年09月05日更新
クロスバイクとロードバイクの違いとは?どっちを買うべきか?徹底比較!
クロスバイクとロードバイクの違いについて紹介していきます。クロスバイクとロードバイクには、それぞれどのような違いがあるのか、ハンドルやフレーム、タイヤなどの比較、それぞれの価格などを見ていきます。また、クロスバイクとロードバイクのおすすめの乗り方も紹介します。

目次
クロスバイク・ロードバイクの特徴
クロスバイクとロードバイクには、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは、違いやハンドルやペダル、ギアなどの違いについて紹介していきます。
また、後程おすすめのクロスバイクやロードバイクについても見ていきます。クロスバイクやロードバイクの違いがよく分からないといった方やどちらを買うべきか迷っているという方は、参考にしてください。
クロスバイクの特徴
まずは、クロスバイクの特徴について、紹介していきます。クロスバイクは、オフロード車のマウンテンバイクとオンロード車のロードバイクの2つのバイクを組み合わせたような自転車となっています。
そして、クロスバイクは、タイヤがロードバイクよりも太くなっています。ですので、走りやすい自転車であり、舗装されてない道路などでも走りやすい自転車といえます。
長い距離を走る場合にもとても走りやすい自転車です。ですので、クロスバイクは、さまざまな目的に対応しやすく、幅広い層の方にも使いやすい自転車です。
ロードバイクの特徴
次に、ロードバイクの特徴について紹介していきます。ロードバイクは、自転車でレースをするために作られた自転車になっています。そのため、ロードバイクは速く走るための特徴がいくつかあります。
速く走るために前傾姿勢がとりやすいハンドルやフレームの形状をしています。また、タイヤが細くなっているので、摩擦抵抗を減らすことができたり、車体の重さが軽くなっています。
クロスバイクとロードバイクの違い【ハンドル・フレーム】
ここからは、クロスバイクとロードバイクの違いについて紹介していきます。最初に、クロスバイクとロードバイクのハンドルとフレームの違いについて比較していきます。クロスバイクとロードバイクのハンドルとフレームには、どのような違いがあるのでしょうか。
クロスバイクのハンドル
まず初めに、クロスバイクのハンドルについて紹介していきます。クロスバイクのハンドルは、楽な姿勢で走ることができるように、ハンドルがまっすぐ伸びています。
ハンドルが常に前傾姿勢で走ると負担が大きくなるので、クロスバイクのハンドルは疲れないような形状をしています。
クロスバイクのフレーム
クロスバイクのフレームは、ロードバイクよりも長く作られています。そして、ハンドルの位置が高いので、楽な姿勢で自転車に乗ることができます。
また、クロスバイクはホイールベースも長くなっているので、自転車で走る場合の安定感も高くなっています。
ロードバイクのハンドル
次に、ロードバイクのハンドルについて見ていきます。ロードバイクのハンドルは、曲がった形をしているドロップハンドルになっています。
ロードバイクは速く走るために作られているので、ドロップハンドルになっていることで、前傾姿勢をとりやすくスピードが出やすくなります。ですので、ロードバイクのハンドルは、長い距離自転車で走る場合に最適なハンドルです。
ロードバイクのフレーム
ロードバイクのフレームは、スピードが出せるように軽くなっています。ロードバイクのフレームは、カーボン素材が使われているので、地面の振動が伝わるのを軽減してくれる効果があります。
そのため、地面からの振動で手がしびれてしまうのを防ぐ効果もあります。ただし、カーボン素材のフレームは、割れてしまうと修復できないというデメリットがあります。
クロスバイクとロードバイクの違い【タイヤ】
次に、クロスバイクとロードバイクのタイヤの違いについて比較していきます。どのような違いがあるのでしょうか。それでは、それぞれのタイヤの違いについて詳しく見ていきましょう。
クロスバイクのタイヤ
クロスバイクは、ロードバイクのタイヤよりもタイヤが太くなっているのが特徴です。そして、クロスバイクのタイヤはロードバイクよりも太くなっているので、道路に溝や段差などがあっても安定して走ることができ、街中でも走りやすいタイヤになっています。
ロードバイクタイヤ
ロードバイクは、速く走るために作られた自転車なので、タイヤにも速く走るための工夫があります。ロードバイクのタイヤは速く走るために、溝がなく細いタイヤが使われています。
なぜ、溝がなく細いタイヤが使われてるのかというと、タイヤが細く溝がないことで、地面とタイヤの摩擦を少なくすることができるからです。
そのため、ロードバイクのタイヤはスピードが出せるようになっています。ただし、雨の日などはタイヤが滑りやすくスリップの危険があるので、注意が必要になります。
クロスバイクとロードバイクの違い【ペダル・ギア】
クロスバイクとロードバイクのペダルとギアの違いについて見ていきます。違いは、どのようなものなのでしょうか、早速見ていきましょう。
クロスバイクのペダル
クロスバイクのペダルは、一般的な自転車のペダルと同じものが取り付けてある場合が多いです。そして、クロスバイクに使われているペダルは、フラットペダルといいます。
このフラットペダルは、自転車用のシューズ以外でも使うことができ、素材もアルミのものやプラスチックのものなど、さまざまな素材が使われています。また、ペダルの交換も可能なので、自分の好きなペダルに交換してデザインなども楽しむことができます。
クロスバイクのギア
クロスバイクのギアは、マウンテンバイクと同じ系統のギアが使われた自転車です。そして、クロスバイクは、用などの自転車で使われる高速のロード系のギアもあります。
その他にも、ロードレーサーのバイクのハンドルとシフターを使い、他のギアはロードバイクと同じものもあります。
ロードバイクのペダル
次に、ロードバイクのペダルについて、紹介していきます。ロードバイクのペダルは、ビンディングペダルがよく使われています。このビンディングペダルは、スキーのビンディングと同じような仕組みになっていて、専用のシューズが必要になります。
そのため、ロードバイクのペダルには、専用のシューズが必要になり好みの見た目や履き心地のものを選ぶことできます。また、ビンディングペダルは、見た目がかっこいいだけではなく、自転車をこぐ時に無駄な力を使わずにこぐことができ、ペダルを押す力や引く力が伝わりやすくなります。
ペダルを外したい場合は、足首をひねるとペダルとシューズを外すことができ、転倒などの際にもはずれるようになっています。
ロードバイクのギア
ロードバイクのギアは大きめのギアが使われることが多く、変速の数は前後のギアなどの組み合わせによっても変わりますが、だいたい24段ほどになっています。
そして、スピードが出しやすい重めのギアが中心に配置されています。そのため、ロードバイクのギアは、長距離や急こう配、長い坂道などにを走る場合でも対応することができます。
クロスバイクとロードバイクの違い【目的別】
ここからは、クロスバイクとロードバイクの目的別の違いについて紹介していきます。クロスバイクとロードバイクには、さまざまな違いがあるので、乗り方や目的別に選ぶことがおすすめです。
クロスバイクのおすすめの乗り方
クロスバイクのおすすめの乗り方は、通勤や買い物、エクササイズにおすすめです。クロスバイクは走りが安定しているので、10キロや20キロほどの自転車通勤であれば、クロスバイクで通うことが可能です。
また、フロントバスケットやキャリアを取り付けることができるモデルがあるので、買い物などの移動手段としてもおすすめの乗り物です。そして、クロスバイクで走ることで運動やエクササイズにも繋がり健康的な生活を送ることができます。
ロードバイクのおすすめの乗り方
ロードバイクのおすすめの乗り方は、レースやトレーニング、ツーリングやヒルクライムです。ロードバイクは、クロスバイクと違い速く走ることに特化した自転車なので、サイクルコンピューターを使って速さや距離、時間を計測しながらツーリングを行ったり、全国で行われているレースなどもおすすめです。
急こう配などにも対応した走りをすることができるので、ヒルクライムなどもおすすめです。他にも、ロードバイクは膝への負担が少ないので、ダイエットやトレーニングをしたい人にもおすすめの自転車です。
クロスバイクとロードバイクの違い【価格】
次に、クロスバイクとロードバイクの価格に違いを紹介します。価格に違いは、どれくらいなのでしょうか。それでは、クロスバイクの価格とロードバイクの価格をそれぞれ比べていきましょう。
クロスバイクの価格
クロスバイクの価格は、ロードバイクの価格よりも一般的に5万円ほど安くなっています。これは、クロスバイクよりもロードバイクの方が、軽い素材を使っていることや変速機の変速段数が多いものが搭載されているからです。そのため、ロードバイクの価格よりもクロスバイクの価格の方が安くなります。
ロードバイクの価格
次に、ロードバイクの価格です。ロードバイクの価格は、安くて約10万円ほどです。そして、レースなどでエントリーする際にエントリー用のバイクとして扱われるのがこの価格のロードバイクになっていて、フレームがアルミのものが多いです。
フレームにカーボンフレームを使っているロードバイクの価格は、だいたい20万円ほどです。また、ロードレースに出場するプロなどは、ハイエンドのロードバイクで100万円以上の価格のものが使われることも多いです。
100万円を超える価格のロードバイクは、カーボンが最高級のものを使用され、コンポ―ネントが組み合させたモデルです。
おすすめのクロスバイク
ここからは、おすすめのクロスバイクについて見ていきます。ここでおすすめするクロスバイクは、ポリゴンZENITH DX i3とジオスミストラルグラベルです。それでは、それぞれのクロスバイクの特徴を紹介します。
おすすめクロスバイク①ポリゴン ZENITH DX i3
ひとつ目におすすめするクロスバイクは、ポリゴンZENITH DX i3です。ポリゴンZENITH DX i3は、アルミ合金のALXフレームが使われているため、耐久性に優れたハイエンドモデルのクロスバイクです。
そして、ギアはシマノ製で3段階の変速ギアが使われており、カーボンベルトドライブが採用されているので、スムーズにギアを切り替えることができます。また、ブレーキもギアと同じくシマノ製でオイルラインディスクブレーキが使われています。
そのため、ブレーキの制動性能が高くあまり力を入れなくてもブレーキを正確にかけることができます。ライトに関しては、オートライトになっているので、自動でライトが点灯するようになっています。
このように、さまざまな機能性が高く、ポリゴンZENITH DX i3は、機能性が優れたクロスバイクです。
おすすめクロスバイク②ジオス ミストラルグラベル
2つ目に紹介するおすすめのクロスバイクは、ジオスミストラルグラベルです。ミストラルグラベルは、イタリアの老舗メーカーであるジオスのクロスバイクです。
そして、このジオスは創業者が元ロードレーサーなので、創業当時はロードバイクを作っているメーカーでした。その名残もありジオスは、精度の強いフレームが特徴のメーカーになっています。
そして、ミストラルグラベルは、ジオスの中のベストセラーモデルにサスペンションフォークとブロックパターンタイヤを装備した新しいモデルなんです。
また、コンポーネントにはシマノが使われていて、シートサスペンションもついています。そのため、地面からの衝撃を和らげることができ、舗装されていない道路であっても安定した走りができます。
おすすめのロードバイク
次に、おすすめのロードバイクを2つ紹介します。ここで紹介するおすすめのロードバイクは、カノーバ―クラシックロードバイクとフジBALLAD OMEGAです。
おすすめロードバイク①フジ BALLAD OMEGA
最初に紹介するおすすめのロードバイクは、フジBALLAD OMEGAです。フジBALLAD OMEGAは、BALLADシリーズの中でトップグレードのロードバイクです。
その理由は、ダブルバテッドパイプのクロモリフレームを使用しているので、とても軽く強度があるフレームが使われていることです。
また、コンポーネントには、シマノが採用されておりスペックの高いロードバイクです。そのため、フジBALLAD OMEGAは、耐久性が高く乗り心地のいいロードバイクになっています。
おすすめロードバイク②カノーバー クラシック ロードバイク
2つ目に紹介するおすすめのロードバイクは、カノーバ―クラシックロードバイクです。カノーバ―クラシックロードバイクは、価格が安いので初心者にもおすすめのロードバイクです。
価格が安いだけではなく、デュアルコントロールレバーにシマノ製がになっていて、変速する際には親指と人差し指のみで簡単に変速することができます。ブレーキの制動性能も高く、ライトにはLEDがついています。
そして、車輪を交換する際に、工具を使わずに交換することができるので、すばやく車輪を交換することができ便利なロードバイクになっています。このように、カノーバ―クラシックロードバイクは、価格も安く機能性も優れたロードバイクになっています。
さらに、見た目もクラシックなデザインでおしゃれなこともカノーバ―クラシックロードバイクの特徴です。
目的に合わせてロードバイクかクロスバイクをか選ぼう!
クロスバイクとロードバイクは、それぞれ違った特徴があり使われる目的の変わってきます。クロスバイクとロードバイクのどちらを購入しようか迷っている方は、それぞれの違いを理解し、自分の目的に合ったバイクを選びましょう。