DIYで内窓・二重窓作り!自作二重窓の性能や作り方・材料をわかりやすく解説!

「内窓」とは、現在ついている窓の内側に、窓枠ごともう一枚とりつけた窓のことです。内窓を取り付ける事で断熱や防音の効果を得ることができます。この内窓をDIYで自作する方法を、DIY初心者の方でも、賃貸住宅にお住まいの方でも、わかりやすく作れるようにご紹介します。

DIYで内窓・二重窓作り!自作二重窓の性能や作り方・材料をわかりやすく解説!のイメージ

目次

  1. 1内窓・二重窓とは
  2. 2内窓DIYで必要な材料を揃える
  3. 3内窓DIYに必要な道具とは
  4. 4DIYで内窓を自作する
  5. 5便利な内窓DIYキットフレームをご紹介
  6. 6中空ポリカーボネート板の内窓効果
  7. 7賃貸でもOK!DIYで効果抜群の内窓を自作しよう!

内窓・二重窓とは

「内窓」というのは、今ある窓の内側に、枠ごともう1枚窓を付けたもののことを言います。よく北海道や東北などの雪国で見ることができ、外の寒さを和らげるために取り付けられていました。「二重窓」や「二重サッシ」という呼ばれ方もしています。

昔はアルミでできた従来のアルミサッシが使われていましたが、最近は樹脂製のサッシが使われるようになっています。これは熱伝導率の高いアルミに比べて樹脂製サッシの熱伝導率が1000分の1と低く、外の冷気を室内に伝えにくいことが理由となっています。

既存窓へのつけかた

今ある窓にリフォームして内窓を取り付け、快適な生活を送るようにすることは、条件さえクリアできれば可能です。その条件とは、今ある窓の内側についている窓をロックするための取っ手(クレセント)が一番出っ張った状態で、内窓の簡易窓枠をはめられるだけの余裕があるかどうかです。

クレセントは持ち手部分が長くなっていて、思った以上に内側に出っ張るような作りになっているものがありますので、特に注意しなければいけません。クレセントが内窓の窓枠や、内窓そのものにあたってしまうと、クレセントを回すことができませんので、今ある窓を開けられなくなってしまいます。通常30mm程の余裕がなければ難しいようです。

内窓DIYで必要な材料を揃える

この内窓ですが、業者に発注しなくても、DIYで自作で取り付けることが可能です。業者に発注すると高値になってしまう内窓も、自作すれば半値かそれ以下で設置可能になります。まずは内窓DIYを始めるために必要な材料から揃えましょう。いずれも通販等で手に入れることが可能です。

光モール ガラス戸レール3下 831 1820mm

その名の通り、ガラス戸を開け閉めする際にスライドさせるためのレールです。上下セットで購入してください。こちらの商品は一般的に使用頻度の高いタイプとなっています。また、カッター等でも切りやすく、DIY初心者でも扱いやすい商品になっています。

ポリカーボネート中空板

こちらは内窓の建具(ガラスがわり)として使います。このポリカーボネート中空板は、プラスチックですが、有機ガラスと呼ばれるほど、耐久性に優れ、燃えにくく安全です。また透明度を長期間保つことができます。中空構造のため、中に空気の層ができ、断熱・保温性に優れています。ガラス戸に比べ、非常に軽くて扱いやすい商品です。

ニトムズ はがせる両面テープ 強力接着用

こちらはレールを貼りつけるために使います。強力接着なのですが、はがしやすい作りになっているので、「賃貸住宅なので取り付けた後が心配」という方でも、退出時に内窓を取り外しやすくおすすめです。また手でちぎれるため、取り扱いも楽です。

内窓DIYに必要な道具とは

内窓をDIYしようと思うと、どうしても工具が必要になります。とはいえ、そこまで特殊なものはありません。内窓DIYで自作にはまってしまっても、その後にも活躍するような工具ばかりです。家庭に一つあれば便利な工具ともいえますので、最低限度のものだけぜひ揃えてみてください。

工具類を揃える

まずは、大型刃のカッターが必要です。切る時にはしっかりと物差しで押さえて、軽く何度も同じ所を切る方が、きれいに切れますので、30cm以上の長定規、出来れば金型の定規が良いですが、家にプラスチック製の長定規があるのであればそれでも大丈夫です。次に両面テープと隙間テープ。両面テープは出来るだけ強力なもの、金属やプラスチックに使用できるものを用意してください。隙間テープも同様です。そして養生テープかアルミテープ。これはポリカーボネートの滑りを良くするために使いますので、どちらでもかまいません。

また、30cm以上の長さも測りますので、金巻尺(コンベックス)があると便利です。あとは紙やすりです。番号としては200番~240番くらいのものを用意してください。他に、切る場所に印をつけますので、金属やプラスチックにはじかれないタイプの油性ペン、もしくはシール(マスキングテープ)・付箋等のマーカーが必要です。これらはいずれもホームセンターのDIYコーナーや文具コーナー、大型の店舗であれば、100均のDIYコーナーでも入手可能です。

おすすめのノコギリは?

DIYが趣味の人でなければ、普通は家にないものですが、今回の内窓DIYを行う際に絶対に用意していただきたいものの一つがノコギリです。このノコギリ、今回はレールを切りますので、プラスチックや金属を切るための専用のノコギリを購入されることをオススメします。

目が細かい方が切断面が滑らかになりますので、できるだけ刃の目の細かいものを選んでください。ホームセンターの工具コーナーや、最近はDIYのコーナーのある店舗もありますので、そちらで購入することができます。おおよそ1000円前後で購入することができます。

DIYで内窓を自作する

工具と材料、必要な物を全て準備ができましたら、いよいよ内窓DIYの開始です。最初におおまかな手順を説明してから、具体的な制作過程をご紹介します。

内窓DIYの簡単な工程は

大まかな工程としては4段階だけになっています。
 

①現在ある窓の窓枠を測量
②レールをカットして両面テープで張り付け
③中空ポリカーボネート板をカットして養生テープで切り口をカバー
④取り付け

以上の4段階で内窓DIYの完了です。DIY初心者の方でも切って貼るだけですので簡単に出来ると思います。

内窓DIY①窓枠を採寸する

最初に現在ある窓の窓枠を測る必要があります。これが分からなければ内窓の材料のレールや中空板を購入することができないからです。窓枠は金巻尺(コンベックス)でしっかりと測ります。

この時、特に古い物件の場合、窓枠が歪んでいるということがありますので、窓枠の両端を測っておいたほうが無難です。上下端の横幅と、左右端の高さ、窓枠が歪んでいた時の為に、窓枠真ん中の縦と横も測っておいてください。これでたとえ窓枠が歪んでいても、隙間をなんとかすることができます。

内窓DIY②レールを切って両面テープで貼り付ける

採寸を行い、材料を購入してきたら、いよいよ内窓DIYの開始です。まずはガラス戸レールを切ります。ガラス戸レールは上下セットで購入してきていると思いますが、並べて比べてみたときに、溝の浅い方が下レールになります。これを測った窓枠の寸法に合わせて切っていきます。

ここで使用するのがプラスチック用ノコギリなのですが、もしも見つけられず購入出来なかったという場合、大型刃のカッターなら代用できます。その場合、印をつけた場所を何度か切り込んでいけば切断できますが、DIY初心者のかたはギザギザにならないようにだけ気をつけてください。

レールがカットできましたら、次にレールに両面テープを貼ります。ここで使用するのが「はがせる」両面テープです。賃貸住宅は基本的に退去時に部屋を元通りにする必要があります。そのため、DIYをしたくても諦めているかたが多くいると思いますが、このテープなら、あとで取り外しが楽にできますので、DIYに気軽に挑戦することができます。テープは、窓枠の端に沿って貼ると、曲がらずきれいに貼れますのでDIY初心者のかたはぜひお試しください。

※経年劣化や、間違って壁紙についてしまった等で、まれにテープ跡が残ったり、まだ粘着率の高いうちに誤って貼ったものをはがすと、貼ったものに傷がつく等が起こる場合はあるようですので、お気をつけください。

次に左右の端に隙間テープを貼ります。隙間テープを貼るのは、内窓を閉めた時の断熱性を高めるのが目的です。また、隙間テープは少し厚みがあり、クッション性があります。窓枠に歪みがある場合、上か下に隙間ができることがあるのですが、このクッション性でそれをごまかすことができます。

内窓DIY③中空ポリカーボネート板を切る

続いてポリカーボネート板を切っていきます。このポリカーボネートはガラスの代わりとして使いますので、レールに挟み込みます。そこでカットする時に一番重要なのはカット寸法です。短くカットしすぎると、すぐにレールから外れてしまいますので、しっかりはまるように寸法を測る必要があります。

そこでDIY初心者のかたでも、一番間違いのない方法は、取りつけたレール上下の内寸を測る方法です。実際にはかったレール上下の内寸から5mm程度を引いた寸法をポリカーボネート板に印をつけてカットするようにしてみてください。

ポリカーボネート板は大型刃カッターで切ります。カッターで軽く切って筋が入ったら、切った面を反らせるように折り曲げます。そうすると切れているのが途中くらいまでだとしても、きれいに残り部分も切れ込みに沿って切断することができます。その後、完全に二つ折りにして折り目をつけてから、今度は逆側に折り曲げれば切断完了です。この方法でカットすると、カッターの切断を最小限にして、キレイにカットすることができますので、DIY初心者のかたにもおすすめです。

内窓DIY④テープで塞ぐ

次に切断面を養生テープでふさぎます。このままだと切断面が直接レールにあたってしまいますので、滑りを良くするためと、中空ポリカーボネート板の中にゴミ等が入るのを防ぐためです。擦れて摩耗しますので、長く使い続けることを考えると、養生テープではなくアルミテープで耐久性をあげるのも一つの手です。養生テープ・アルミテープ共に、通販やホームセンター等のDIYコーナーで購入可能です。

内窓DIY⑤取り付ける

最後は取り付けです。テープでふさいだ中空ポリカーボネート板をレールにはめ込みます。大型刃カッターで切れる程度の厚みですので、簡単にレールに取り付けられます。あとは、窓と窓の重なる部分に隙間ができているようであれば、隙間テープを薄く切って貼りつけ、調整してください。また、このままだと取っ手となる部分がありませんので、お好みで取っ手代わりになるフック等をつけてください。フックなら100均でテープで取り付けられるものが売られていますので、簡単に入手可能です。

便利な内窓DIYキットフレームをご紹介

簡単にDIYできるといっても、初心者だと、材料をそろえる段階で躓いてしまうかたもいらっしゃるかもしれません。そんなDIY初心者のために、便利な内窓DIYキットが販売されています。このキットを購入すれば、フレームに必要な材料は全てそろいますので、あとは中空ポリカーボネート板を購入するだけで済みます。作り方は上記に記した手順と同じですので、DIY初心者のかたも挑戦してみてください。

中空ポリカーボネート板の内窓効果

ところで、このガラス板かわりに使用している中空ポリカーボネート板の内窓効果にはどのようなものがあるのでしょうか。おそらくDIYをしたことがないかただと、「中空ポリカーボネート板」という物自体を知らないかたもいらっしゃると思いますので、以下で説明いたします。

効果①省エネ

まず最初に、内窓をつけることによって、冷気をほぼ感じなくなります。隙間がなくなったため、暖房効率が上がり、また、一度上がった室内温度が下がりにくくなります。DIY前と後では室温を2~3℃高い状態でキープできるそうですので、かなりの省エネが期待できます。

効果②断熱・結露防止

冬になると、気密の高い部屋ほど発生する結露に悩んでいる方は多いとききます。この結露の防止にも内窓は一役かってくれます。中空ポリカーボネート板は熱伝導率が低いので、結露ができにくいのです。また、内窓と、今ある窓との間に空間が出来る事により、空気の層が間に入ることになりますので、断熱効果も得られます。

効果③遮音・防音効果

最後に防音・遮音効果です。こちらも断熱効果で触れたのと同じく、内窓と元々の窓との間の空気の層が音も隔ててくれるのです。中空ポリカーボネート板自体も中が空洞になっていて、そこに空気の層がありますので、効果が増すというわけです。

賃貸でもOK!DIYで効果抜群の内窓を自作しよう!

内窓DIYの方法を紹介してまいりましたが、この方法でしたら釘を打ちつけて壁に穴をあけることもありませんし、貼り付けているのは両面テープなので、比較的簡単に取り外すことができます。賃貸だからという理由で諦めていたかたも、この方法で念願の内窓DIYを行い、冷たい隙間風の吹く窓から、暖かい窓際に自作でリフォームしてみてください。

DIYに興味はあるけど難しそうと思っていたかたも、キットを使えばより簡単にDIYを始めることができます。第一歩として内窓DIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。DIYの一歩目を踏み出せば、そのあとは色々なものを自作したいという意欲がわいてくるはずです。ワクワクの詰まったDIYライフを始めてみてください。きっと楽しい時間を過ごせるはずです。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
櫻 樹
神社巡りと刀剣鑑賞、カフェ巡りが好きなアニメ・ゲーム・2.5次元ヲタクです。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ