アンデス山脈の中心国ボリビアでコンドリリトレッキング(レポート)

ウユニ塩湖やインカ帝国、またアマゾンを所有している南米の国、ボリビア。あまり有名でないが、アンデス山脈の中心に位置しており、様々なトレッキング、登山を楽しむことができます。今回はボリビア、アンデス山脈のコンドリリトレッキングについて紹介します。

アンデス山脈の中心国ボリビアでコンドリリトレッキング(レポート)のイメージ

目次

  1. 1アンデス山脈とは
  2. 2ボリビアの魅力
  3. 3ボリビアの首都ラパスへのアクセス
  4. 4コンドリリトレッキングツアー
  5. 5トレッキングレポート
  6. 6ボリビアで気をつけること
  7. 7コンドルを探しに

アンデス山脈とは

南米のアンデス山脈

アンデス山脈は南米に位置し、北はコロンビアとベネズエラからエクアドル、ぺルー、ボリビア、アルゼンチン、チリと南にまたがる南北7500㎞、幅750㎞の世界最長山脈です。最高峰はアコンカグア6960mで6000m以上の山が20座以上あります。

ボリビアの魅力

ウユニ塩湖

ボリビアは南米そしてアンデス山脈の中心地に位置しており、憲法上の首都はスクレですが、事実上の首都は政府機関のあるラパスとなっております。

日本人には無名な国ですが、ハネムーンや卒業旅行の定番になったウユニ塩湖、北部に位置するアマゾン、歴史あるインカ帝国、そしてアンデスのきれいな山々があります。また、世界遺産マチュピチュのある町クスコにはラパスからバスで半日ほどでアクセスができ、実は観光大国です。

ボリビアのアンデス山脈の中で、最高峰の山サハマの標高は6542m、神の住む山として昔から信仰されている名峰イリマニ山は6439m、世界で一番簡単な6000m級のワイナポトシは6088m、コンドルの姿を見ることが可能なコンドリリは5648mが有名です。

ボリビアの首都ラパスへのアクセス

アクセス

南米の国ボリビアには日本からの直行便がないため、ぺルー経由が一般的です。乗り継ぎを考慮すると20時間程度かかり、ぺルーの首都リマに到着したら飛行機でラパスまで2時間程度、またぺルーの町クスコから飛行機で1時間、バスで半日ほどです。

ラパスは標高が約3600mと高く、また空港は4000mを越えます。世界で一番標高が高い首都と呼ばれています。標高がほぼ0mであるリマから乗り継ぎで来られる際は高山病に気をつけて激しい運動やアルコール、たばこを控え、ゆっくり歩くことを意識しながら、水分を一日2リットル以上とることをおすすめします。

トレッキングツアー会社

ラパスの中心地サガルナガ通りにはトレッキングツアー会社がたくさんあります。また、登山用品もたくさん売っており、トレッキング用品を忘れても現地で購入可能です。ローカルの市場に行けば10℃まで使用できる寝袋を約2000円で購入できるほか、アウトウェアも安く購入できます。

また、観光客向けにツアーを提供しているのでほとんどの会社は英語を話すことができます。値段、ツアー内容は会社によって違うので複数件回って交渉することがおすすめです。ツアー当日になって内容が異なる場合があるので、契約する場合は紙にツアーの内容を書いてから支払いをする必要があります。

各会社の入り口にはツアーメイト募集の紙が貼られていることがあり、車をチャーターするため人数が必要なツアーなどはツアー会社が行ってくれます。安く、また新しい出会いもあるので興味のあるツアーを見つけたらぜひ参加してみてください。
 

この通りではおしゃれなカフェやバーも数件あり安価な値段で提供しています。国民的なお酒でぺルー発祥といわれているお酒ピスコサワーはどこのバーでも飲むことができます。ピスコはブドウの蒸留酒でアルコール度数が40%を超えるので、高山病に気をつけてぜひお試しください。

利用客のほとんどを観光客が占めているにもかかわらず、クレジットカードを使える店は少なく、使用する場合は5%追加料金を課せられます。街中にはたくさん両替所がありますが、日本円から現地通貨ボリはレートが悪いため、日本でドルを用意する必要があります。また、ATMも多数ありますが、スキミングの被害があったり、手数料も異なるので事前に調べてご使用ください。

コンドリリトレッキングツアー

今回、コンドリリ山の回りを日帰りでトレッキングするツアーに参加しました。ツアー内容はコンドリリ山群の美しい湖があるベースキャンプ4600mまでトレッキングです。また、ベースキャンプの近くのオーストリア山5350mもアレンジして登ってきました。オーストリア山登頂も含めると1泊2日が主となっていますがアレンジも可能とのことです。

利用したツアー会社はイリマニツアー会社です。イリマニはボリビアで2番目に高い山でラパスから望むことができて登山に人気の山です。イリマニは雪崩が多く死者もでる危険な山として知られています。このツアー会社のオーナーがイリマニ登山のプロフェッショナルで様々なコースを提供しています。

コンドリリトレッキング、オーストリア山登山日帰りツアーの相場はプライベートで500ボリ(約7500円)、グループツアーだと350ボリ(約5000円)でした。値段交渉を行いグループツアーで300ボリ(4500円)で参加しました。これには移動費、ランチ、お菓子が含まれています。その他に、標高が高く日差しが強いので日焼け止め、サングラス、帽子、水2リットル以上はご自身で用意しておきましょう。

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トレッキングレポート

朝8時半に集合場所のツアー会社を訪れると直前でもう一人のお客さんがキャンセルとなったため、プライベートツアーになりました。トレッキングのスタート地点のツニ村まで1時間半かけて向かいます。

ラパスから空港のあるエルアルトを経由して向かうのですが、朝の渋滞がひどく、渋滞を避けるため細道を何度も抜けます。また、エルアルトでガイドがランチに何を食べたいのか聞くので食べたいものやアレルギーなどあれば言いましょう。ガイドが食材を買います。ツニ村までいくと品揃えが少ないため、水や朝食など必要な場合は尋ねましょう。
 

ツニ村に到着です。リャマやアルパカが多数いて普段見慣れない光景に感動しました。この村から歩いてベースキャンプに行くのもよさそうです。

ツニ村を抜けて10分程度でトレッキングスタート地点につきました。トイレがあるのが目印です。ここで運転手には待ってもらい、トレッキングに必要なものをもう一度確認し、ガイドと二人でトレッキング開始です。ベースキャンプまで1時間半、そこからオーストリア山まで1時間、ランチを含めて合計6時間のコースです。

川に沿って歩いていきます。

少し疲れた時に振り返るとこの絶景。疲れも吹っ飛びます。

1時間ほどでラグーナネグロ湖に到着です。スペイン語で黒い湖と言う意味で光の関係なのか緑色に見えました。

1時間半ほどでベースキャンプに到着です。曇っていて少し残念ですが、湖の透明度、その向こうにみえるコンドリリ山に感動です。標高は4600mで空気が薄く感じます。このベースキャンプからコンドリリ山をはじめ、ペケーニョ・アルパマーヨ、オーストリア山など日帰りで登頂できるため、登山の起点として人気です。

コンドリリ山は南米の一部に生息する世界最長の鳥コンドルが羽を広げた姿に似ているためコンドリリ山と名付けられました。また、コンドリリ山とその周辺でコンドルを見ることができるため、今ツアーは人気トレッキングツアーとなっています。

15分ほど休憩してからオーストリア山を目指します。

標高は5000mを越えていますが雪がなく、ガレキ道を1時間歩きます。初登頂者がオーストリア人だったためオーストリア山と名付けられました。

技術的に難しいところはなく、高山病に気をつけながらゆっくり水分補給しながら歩きます。ガレキに5350mと書かれたところが頂上です。

オーストリア山登頂しました。頂上からみたコンドリリ山。登山中は2羽のコンドルが真上を何回も飛んでいました。ガイド曰く、人や動物が細い道を歩いているときに突撃し崖に落とし、獲物とするようです。

頂上から見たベースキャンプ。標高700m歩きました。ちょうど太陽もでてきて景色がきれいに見えます。頂上でガイドが作ったサンドイッチとチキンを食べたら、次は下山です。

ガイドの案でベースキャンプに戻らずに違うコースを歩いてスタート地点に変えることになりました。

平坦な道をしばらく歩きスタート地点に戻ります。

ベースキャンプを望みながら、岩場をくだります。きれいな湖、草原を一望できます。

湖ラグーナネグロです。帰りは太陽が出てきたためか、黒く見えました。

標高がさがると野生のアルパカがそこら中にいます。

16時にスタート地点に戻ってきました。
ここからラパスへ帰ります。通勤ラッシュと被り帰りもラパスまで1時間半かかりました。普通だと1時間とのことです。

ボリビアで気をつけること

ボリビアは南米の中で最も貧しい国といわれています。そのため、外国人を狙った窃盗なども頻繁に行われています。夜に歩く際は一人で歩かず、貴重品は分けて持つなどしましょう。

また、ラパスをはじめ、エルアルト、ウユニなども標高が3000m以上ある街が多いです。高山病に気をつけるため、水分補給はこまめにとり、着いたばかりのときは酒、たばこは控えましょう。

コンドルを探しに

ボリビアはウユニやインカ帝国、アマゾン以外にもアンデス山脈があり様々な人気のトレッキングコースがあります。また、トレッキングでは世界最長の鳥コンドルも見ることができます。

もし、ボリビアに訪れる際はアンデス山脈トレッキングでぜひコンドルを探してみてください。

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この記事のライター
黒田雅顕

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