自作の「炭 」の作り方とは?家でも作れる方法を詳しく解説!

バーベキューで使用する炭を用意するというと、大半はホームセンター等で購入することが思い浮かぶでしょうが、作り方さえ知っていれば自宅で炭を作る事も可能です。今回は、自宅でも作れる炭の作り方について、必要な道具や種類ごとの作成方法をご紹介します。

自作の「炭 」の作り方とは?家でも作れる方法を詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1炭は自作できる?
  2. 2自宅で炭作りをする前に必要な材料と道具
  3. 3自宅で簡単!炭の作り方
  4. 4自宅で備長炭も作れる?
  5. 5木炭の活用方法
  6. 6竹炭の活用方法
  7. 7炭を作る際の注意点
  8. 8炭は自宅でも簡単に作れる!

炭は自作できる?

炭を利用する場面と言えば、バーベキューが真っ先に思い浮かぶことでしょう。その際、ホームセンター売られている皿や箸といったバーベキュー用の用具の中で、炭もそろえて一緒に購入するというのが一般的な入手方法です。

作り方が広く知られていないために、その炭を自分で自作するというのが難しく感じるかもしれませんが、実は炭の生成される原理などを知っておけば、そう難しくなく炭の自作が可能なのです。作り方に慣れれば、自分で作った炭でバーベキューが出来る様になります。

木炭ができる原理

良く使用される木炭ができる原理を解説しましょう。焚き火やキャンプファイヤーなどで木をそのまま火にかけている場面を見た事があるでしょうが、そこで燃えた木は灰となります。只、木炭も同様に木を燃やす事で生成されます。

この2つの違いは、燃やすときの酸素の多さが関係しています。酸素が少ない状態で木を燃やすと、炭素以外の物質が気化して煙になっていき、残ったものが木炭になります。灰は完全に木を燃やし切り、炭素も無くなった状態のいわば「燃えカス」なのです。

炭の種類

炭というと、大きく分けて木炭と竹炭の2つに大別され、形状が大きく異なっています。また黒炭と白炭にも分けられており、白炭の方は表面が白っぽく灰が付いていますが、黒炭の方は完全に黒一色となっています。

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自宅で炭作りをする前に必要な材料と道具

具体的な炭の作り方を始めていく前に、まずは炭を自作する際に必要な道具を揃える事から始めましょう。材料については作り方の手順にもよりますが、木炭を作る場合は軍手と空き缶、アルミホイルや金網、ガスコンロと空き缶に入る量の木材を用意します。

もし空き缶に入りきらない様なサイズや容量の木炭が作りたいという場合には、空き缶の代わりにダッチオーブンや一斗缶の様な入れ物を代用する事になります。

自宅で簡単!炭の作り方

以上、炭が出来る原理やセルフで作り出す際に使用する道具などについてご紹介してきました。炭の自作に必要な道具の準備まで出来たら、いよいよ本格的な自宅での炭の作り方を実践していきます。

作り方①アルミホイルで作る

作り方と言っても幾つか方法があり、例えばアルミホイルを使っての作り方の場合、木の先端に余裕を持たせつつアルミで包み、片側をつぶしてもう片側を空気の通り道にします。そのままの状態で弱火で炙り、煙が出なくなったタイミングで水で冷やせば炭の完成となります。

作り方②一斗缶で作る

出典: https://www.amazon.co.jp/

続いて、一斗缶を使った作り方になります。まずは炭にしたい木材を一斗缶に投入し、蓋をしてレンガの上に置き、火を点けます。煙が出て来ますが、色が白くなったタイミングで缶を丸ごと土の中にいれます。火が消えるのを待ち、蓋を開ければ炭が出来上がっています。

作り方を動画でご紹介

一斗缶を使った炭の作り方を紹介している動画もあります。一斗缶を使った作り方なら空き缶などよりもたくさんの木を入れる事が出来、竹を材料にした竹炭を作る際にもこの一斗缶での作り方が主になっている様です。

作り方③ドラム缶で作る

難易度が上がりますが、ドラム缶を使った炭の作り方もあります。グラインダーを使って木を入れる穴を作ったり、下の煙突の穴や上の焚口の穴を開けなければなりません。流れは一斗缶での作り方と同じですが、出る煙の量が多い為より周りを気にする必要があります。

作り方④松ぼっくりで作る

最後は、松ぼっくりを炭にするという方法になります。缶の中に松ぼっくりを入れられるだけ投入し、上に焚口を作って火にかけます。この作り方でできた松ぼっくり製の炭は、バーベキューなどで着火剤にも使う事が出来ます。

自宅で備長炭も作れる?

焼き鳥などで使われる備長炭も、同じ炭なら作れるかもしれないと思われるかもしれません。確かに備長炭の生成方法は黒炭などと同じですが、1000℃以上の高温で燃焼させなければいけません。白炭も備長炭に近い性質がありますが、これも700~1000℃とやはり高温です。

加えて、本来の備長炭というのはナラや樫、馬目樫などを素材に使ったものです。実際に備長炭を作ろうとなると、1000℃の高温が発揮できる設備やそれらを扱う技術が必要となる為、絶対に出来ないとは言いませんが、とても難しい話だといえます。

木炭の活用方法

木炭の各種の作り方について解説しました。特別なものを用意する必要も無く、安易に手に入るもので炭を作る事が出来ますので、案外、木炭の作り方は簡単だったという方もいるのではと思われます。ここからは、作った炭の活用法について、木炭と竹炭とでご紹介しましょう。

活用①バーベキュー

まずは木炭の活用法からですが、バーベキューの際に食材を焼くために使用する方法が挙げられます。木炭の使い方としては大半の方がまず真っ先に思い浮かぶものでしょうし、実際バーベキューでの必須アイテムと言われる位に普及しています。

バーベキューの様なレジャーの場面での使用の他にも、炭火での料理にこだわりをもつ飲食店でも良く目にすることでしょう。自宅でもバーベキューだけでなく、炭を使っての炭火焼き料理を作れれば料理の幅が広がります。

活用②除湿・脱臭

木炭を除湿や消臭にも活用できるというのは、もしかしたらどこかで聞いた事があるかもしれません。高温で作成された白炭の場合は特に臭い成分や水分の吸収力が高い為、除湿消臭目的で使う場合には白炭の方が割合が大きい様です。

白炭に対して、燃焼温度が低めの黒炭も、同様に除湿、消臭効果を持っています。効果がある事は間違いないのですが、時間の経過に依って段々と効果が薄れていってしまう為に、活用する際は数年に一度の頻度で交換する必要があります。

活用③土壌改良

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もう1つ、土壌の改良効果も期待できます。木炭はミネラル成分を多く含んでおり、有害な物質は含有していません。吸着性や吸光性が高いといった特徴を持っており、微生物が繁殖しやすく土のろ過や保水性向上に役立てられます。

木炭を粉状にして畑などに蒔くと、土の中への空気の通りが良くなり水はけが向上する効果が期待できるとされています。また、前述する微生物の繁殖に依って田畑で育てる作物を元気に育てる事にも繋がるのです。

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竹炭の活用方法

木炭の活用方法についていくつかご紹介しました。バーベキューに使って炭火焼を楽しむなどはその最たるものでしょうが、竹を炭にした竹炭にもいくつかの活用方法があり、木炭では得られない特性を発揮してくれます。

活用方法①電磁波の遮断

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例えば、電磁波を遮断する効果が挙げられます。特に温度750℃以上の高温で作られた竹炭は電気を通しやすい性質を持っており、その高い電導性に依って電磁波を吸収し、遮蔽してくれる効果があるとされます。

同じく高い温度で作られた備長炭にも同様の効果があると言われています。確実にそうとは言われていませんが、がんや脳腫瘍、神経障害と言った病気は、有害な電磁波の影響によって悪化してしまう可能性があるとも言われています。

パソコンやテレビ等、身近な家電から発せられる電磁波を遮断し、悪影響を抑えてくれるという訳です。

活用方法②空気清浄効果

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木炭と同じように、竹炭も消臭や脱臭といった、空気清浄効果があるとされています。竹炭は「多孔質構造」というミクロレベルの小さな穴が開いており、これが空気中のアンモニア臭や硫化水素と言った成分を吸着する働きをしてくれます。

脱臭などに使用する際には、その場所と広さに依って目安となる量が規定されており、例えば部屋に竹炭を置いて使う場合、6畳につき2kg以上を使用する事、下駄箱の脱臭なら500gから1kgを置き、1か月ごとに水洗い、3カ月ごとに交換を行います。

活用方法③調湿効果

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脱臭などの空気清浄効果と関連して、竹炭には調湿効果も期待できます。これも前述した多孔質構造が関係しており、空気中の水分が多い時には小さな穴が不必要な水分をキャッチし、適切な湿度の状態にしてくれるのです。

多湿の時ばかりではなく、乾燥してしまっている場合には水分を吐き出してくれる働きもしてくれます。加えて放出時にはマイナスイオンを同時に放出し、リラックス効果や疲労回復効果に繋がるとされています。

炭を作る際の注意点

炭を作る際には、酸素の量を少なくして燃焼させることさえできれば何処でも作れるほど作り方は簡単な為、道具さえ揃えれば誰でも作れてしまえます。但し、空き缶や木材の端で指を切ってしまったり、火にかけた缶やダッチオーブンで火傷をしてしまわないよう注意しましょう。

また、ガスコンロを使用する場合には当然火の取り扱いにも注意する必要があります。こうした注意点も事前に十分に覚えてから炭づくりにチャレンジしましょう。

炭は自宅でも簡単に作れる!

あまり作り方を聞かないと難しそうに見える炭も、原理などを知れば特に難しい事も無く作れてしまえるものなのです。自分で作った炭を、バーベキューや空気清浄などに役立ててみて下さい!

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この記事のライター
中村雄二

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