耐水ペーパーとは?選び方から用途別の正しい使い方まで徹底解説!

耐水ペーパーはサンドペーパー(紙やすり)の一種で、その名の通り耐水性があり、水に濡れた物にやすりがけをすることができます。この記事では、ホームセンターなどで簡単に手に入る耐水ペーパーの選び方や番手の種類、素材別の使い方をご説明いたします。

耐水ペーパーとは?選び方から用途別の正しい使い方まで徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1耐水ペーパーとは
  2. 2耐水ペーパーを使うメリット
  3. 3耐水ペーパーの選び方
  4. 4耐水ペーパーの使い方
  5. 5耐水ペーパーのメリットを活かしてDIYに役立てよう

耐水ペーパーとは

耐水ペーパーはサンドペーパーの一種

紙やすり

サンドペーパーは工作やDIYに用いられるやすりのことです。英語の「sandpaper」は紙やすりを意味しますが、サンドペーパーは種類を問わず、やすり全般を意味する言葉として使われています。

耐水ペーパーは厚紙に研磨材を着けた紙やすりの一種です。名前の通り耐水性と防水性があり、濡れているものを磨くことができます。そのため、耐水ペーパーはキッチンや浴室などの水回りでの使用が可能です。

耐水ペーパーを使うメリット

メリット①手に入れやすい

DIY工具

耐水ペーパーは、工具やDIY用品を扱うホームセンターやネットショップで、耐水ペーパーまたは耐水サンドペーパーという名称で販売されています。

金属製のやすりとは違い、耐水ペーパーは消耗品です。DIY初心者にとって、自分の用途に合ったものを手ごろな価格で簡単に購入できるのは、耐水ペーパーの大きなメリットです。

メリット②熱を持ちにくい

耐水ペーパー

摩擦熱という言葉があるように、物を磨くと熱が発生することがあります。そのため、やすりを使った作業を行う際には、ヤケドへの注意が必要です。

磨く時に力を入れすぎると、熱が発生するだけではなく、摩き作業の効率が落ちます。熱が生じたら物を磨く手を止め、力加減を調節してください。

耐水ペーパーには耐水性と防水性があるため、紙を水で濡らしてからやすりがけを行う水研ぎができます。水研ぎには、摩擦熱の発生とヤケドを防ぐというメリットがあります。

メリット③目詰まりしにくい

耐水ペーパー

出典: https://item.rakuten.co.jp/

耐水ペーパーは、水を使えない空研ぎ専用ペーパーに比べると、目詰まりしにくい構造をしています。目詰まりとは、物を磨いた後の削りカスがやすりに詰まることで、目詰まりが発生するとやすりの研磨力は落ちてしまいます。

水研ぎは削りカスを水で流しながら作業ができるので、目詰まりが発生しにくいというメリットもあります。そのため、耐水ペーパーで水研ぎを行えば、目詰まりが起こる可能性は下がります。

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耐水ペーパーの選び方

選び方①番手を理解する

耐水ペーパーのパッケージには、「#」という記号の後ろに2桁から4桁の数字が書かれていることがあります。この数字は番手と呼ばれるもので、やすりの粗さや研磨剤の細かさを表わしています。また、数字の前の「#」は「メッシュ」と読みます。

番手の数字が小さいほど、やすりは粗く、研磨剤も大きくなります。例えば、同一の面積の耐水ペーパーに80個の研磨剤があるのと、200個の研磨剤があるのとでは、後者の方が研磨剤の数が多く、粒が細かくなります。

番手が書かれた紙やすり

市販の耐水ペーパーの番手は「#80」から「#2000」までが一般的です。また、番手の数字が同じでも、メーカーによってやすりの粗さが異なることがありますが、数字が小さい物ほどやすりが粗いという基本に変わりはありません。

目の粗い耐水ペーパーを使うと、磨きたい物に傷を付けてしまうことがあります。耐水ペーパーの選び方において重要なのは、用途に応じて番手を使い分けることです。

耐水ペーパーの番手は、目の粗さに応じて大まかに分類されています。

粗目 #40~#100
中目 #100~#240
細目 #240~#400
極細目 #400~#800
超極細目 #800~#2000

選び方②磨く材料の種類

木材

木材のやすり掛け

磨く物の種類は、耐水ペーパーの選び方を決める重要なポイントです。ホームセンターで木材を購入して、家具や小物を作る場合、耐水ペーパーは木材の切断面を滑らかに削ったり、木材に色を塗る前の準備や色を塗った後の仕上げに使用します。

木材の切断面や角を整えたり、バリと呼ばれるささくれた部分を落とすには「#80」番手の耐水ペーパーを使用するのが一般的です。

「#120」から「#180」番手の耐水ペーパーは、木材の表面を滑らかにするための仕上げに使います。

木材の塗装

組み立てた木材にペンキなどで色を塗る場合にも、耐水ペーパーは活躍します。

まずは「#180」番手の耐水ペーパーで木材の段差を無くし、「#400」番手の耐水ペーパーで木目を整えた後、「#1000」番手の耐水ペーパーでキメを整えてから色を塗ると、ハケやローラーのノリが良くなります。

色塗りが終わり、塗料が乾いたら「#1000」番以上の耐水ペーパーで塗装面を弱めに磨いてください。塗りムラやアラを整えることができます。

金属

金属製のリンゴ

金属に番線が小さい耐水ペーパーを使うと、傷が目立つ可能性があります。そのため、金属に使う耐水ペーパーの選び方は、番手が「#240」以上の目の細かい物が基準となります。

金属の研磨作業や道具の手入れには「#240」番手から「#600」番手の耐水ペーパーを使用してください。金属製品の仕上げや塗装面を磨く際には目の細かい「#1000」番手の耐水ペーパーがおすすめです。

耐水ペーパーを使えば、金属の錆びや焦げを落とすこともできます。金属面の状態に応じて、「#400」番手から「#1000」番手の耐水ペーパーを使い分けてください。

プラスチック

プラモデル作成

プラモデルのバリ取りや、パーツを切り離したゲート跡を目立たなくするためには、耐水ペーパーが欠かせません。プラスチックは熱に弱いので、磨く時には空研ぎ用のサンドペーパーではなく、水研ぎが可能な耐水ペーパーを使用することをおすすめします。

木材のように柔らかく、金属のように傷が目立ちやすいプラスチックを磨くには、番手が異なる耐水ペーパーを使い分ける必要があります。

プラスチックの表面の傷を磨いたり、角を削る時には「#400」番手の耐水ペーパーを使い、仕上げには金属と同様、「#1000」番手の耐水ペーパーを使うのがおすすめです。

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耐水ペーパーの使い方

使い方①必要な道具や準備

洗面器と手袋

耐水ペーパーを使う際には、当然ながら耐水ペーパーと磨きたい物が必要です。水研ぎを行う場合には、水を入れた洗面器やゴム手袋を用意して、水がこぼれても構わない場所で作業を行ってください。

サンダーという工具に耐水ペーパーを装着する使い方もありますが、木片やゴムブロックに耐水ペーパーを巻き付けたり、棒や指に耐水ペーパーを巻き付ける使い方もあります。

耐水ペーパーの使い方は人によって異なるので、自分の用途や磨く物の種類に合わせて使う道具を選んでください。

使い方②番手は荒いほうから使う

出典: https://www.amazon.co.jp/

耐水ペーパーは、目が粗く、番手の数字が小さい物から順番に使っていくのが基本です。番手の倍の数字を目安に耐水ペーパーを使い分ける方法も紹介されていますが、番手の数字に細かくこだわる必要はありません。

粗い目の耐水ペーパーで磨いたことによってできる傷は、ペーパー傷やペーパー目と呼ばれます。この傷は塗装しても消えないので、耐水ペーパーの番手は素材に応じて使い分けてください。

使い方③磨き方

木材を磨く

木材のやすり掛け

耐水ペーパーで木材を磨くときには、軽く押しつけるような力加減で、木目に対して並行にやすりがけをするのが基本です。

木材の広い範囲を均等に磨くには、ロールタイプの研磨セットや紙やすりホルダーなどの道具があると便利です。曲線などの細かい部分を磨く時には、指や細い棒に耐水ペーパーを巻き付けると作業が行いやすいのでおすすめです。

木材は水を吸うため、原則として水研ぎは行いませんが、仕上げにニスやオイルを塗ることはあります。

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金属を磨く

 鉄パイプ

金属は傷が目立ちやすいので、磨く時には目の細かい耐水ペーパーを使うことをおすすめします。しかし、目が細かすぎると、磨くのに時間がかかるため、金属の素材や表面の状態に応じて耐水ペーパーを使い分けてください。

耐水ペーパーを柔らかなゴム製ブロックに巻き付けると、表面を均等に磨くことができます。

また、金属の削りカスが表面に傷を付けることがないように、耐水ペーパーで金属を磨く時には、水研ぎをおすすめします。

プラスチックを磨く

プラモデルのパーツ

プラスチックを耐水ペーパーで磨く時には、力加減に注意してください。力を入れてプラスチックを磨くと、折れたりヒビが入ることがあります。

また、プラスチックを磨く時には、木やゴムのブロックなどの道具を使わず、手で磨くように注意して下さい。プラスチックには耐水性があるので、傷を防ぐには水研ぎが効果的です。

耐水ペーパーのメリットを活かしてDIYに役立てよう

レザー加工

サンドペーパーの一種である耐水ペーパーの使い方や番手の選び方、素材の違いによる磨き方をご紹介しました。

消耗品である耐水ペーパーは、厚紙がくたびれるまで使うことができます。番手が異なる耐水ペーパーを素材や目的別に使い分けることで工作やDIYがはかどるので、興味がある方はぜひ挑戦してください。

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この記事のライター
まりもも
面白くためになる記事を提供したいと思います。よろしくお願いいたします。

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