箱根の「金時山」山頂の茶屋から富士山の景色を堪能!登山レポート

今回ご紹介する登山スポットは神奈川県箱根町の箱根山北西に位置する「金時山」です。標高1,212mの山頂からは富士山を望むこともでき、日本三百名山に選ばれています。そんな金時山までのアクセスや道中の様子など魅力をたっぷりご紹介します。

箱根の「金時山」山頂の茶屋から富士山の景色を堪能!登山レポートのイメージ

目次

  1. 1金時山とは
  2. 2金時山の魅力
  3. 3金時山へのアクセスとコースルート
  4. 4金時山登山レポート〜登山口から山頂まで〜
  5. 5金時山登山レポート〜山頂の茶屋で休憩〜
  6. 6金時山登山レポート〜山頂から金時神社入口〜
  7. 7金時山へ行こう!

金時山とは

金時山の山頂

日帰りで行けるアクセスの良さや初心者でも登りやすいことで人気がある金時山。複数の登山ルートが整備されており、リピーターの方が多い登山スポットでもあります。まずはそんな金時山の魅力をご紹介します。
 

金時山の魅力

魅力①金太郎が熊と稽古していた?!金太郎伝説の地

金太郎

金太郎のモデルとなった坂田金時の故郷が足柄山(金時山を含む山々の呼称)と言われています。童謡「金太郎」の中で「足柄山の山奥で 獣集めて 相撲の稽古」という一説がありますが、その舞台が金時山ということです。

この山で金太郎が熊と稽古してたのかな…なんて想像を膨らませてしまいます。山頂までの道中が楽しみになる伝説ですね。

魅力②山頂の「金時茶屋」「金太郎茶屋」での食事

金太郎茶屋

金時山の山頂には「金時茶屋」と「金太郎茶屋」の2軒の茶屋があります。どちらのお店でも温かい汁物や、冷たいかき氷が販売されています。山頂でこんな食事ができるなんてなかなか贅沢な体験ですよ。

どちらも趣ある佇まいで、ゆったりと山頂での時間を楽しむことができます。

魅力③標高1,212mで夏登山でも涼しい

道中の景色

麓から山頂まで標高が高い山。そのため夏の間でも登山がしやすい場所です。バスで山を上り、到着バス停も標高が高い場所にあるため、初心者でも登りやすいです。

6〜8月の最高気温が約22℃、最低気温が約10℃ほど。登り始めや山頂では夏でも寒いくらいなので、長袖の上着はお忘れなく!

金時山へのアクセスとコースルート

山頂の景色

車を持っていない人でも都内から日帰りで手軽に行ける金時山。現地までの電車やバスでのアクセス情報をご紹介します。

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金時山へのバスでのアクセス

道中の景色

金時山までは新宿駅・御殿場駅から3つの登山口まで直行バスが出ています。新宿からは約2時間ほど、御殿場駅からは約20分ほどで到着です。お昼まで30分おきに1本のペースでバスが出ているため、とても利用しやすいですよ。

参考に始発バスで新宿を出発した際の時刻です。
新宿バスタ(6:35)ー御殿場駅(8:20)ー乙女峠(8:35)ー金時神社入口(8:39)ー金時登山口(8:40)

高速バスで予約しておけば必ず座れることも嬉しいポイントです。

金時山登山の初心者向け3ルート

道中の看板

ここでは初心者におすすめの金時山登山3ルートをご紹介します。いずれのルートも往復3時間ほどで登ることができるので、日帰りでも余裕を持って楽しめます。

①乙女口コース:往復約3時間15分
乙女口ー(45分)ー乙女峠ー(20分)ー長尾山ー(40分)ー金時山山頂

②金時神社入口コース:往復約2時間55分
金時神社入口ー(5分)金時神社ー(20分)ー金時宿り石ー(55分)ー金時神社分岐ー(20分)ー金時山山頂

③金時登山口コース:往復約2時間5分
金時登山口ー(10分)ー登山道入口ー(20分)ー矢倉沢峠ー(20分)ー金時神社分岐ー(20分)ー金時山山頂

コース途中の所用時間は上りの時間です。下りはそれぞれ5分ほど短くなります。どのルートの近くにもバス停があるため、往路と復路でコースを変えてみるのもおすすめです。

金時山登山レポート〜登山口から山頂まで〜

金太郎と熊

今回は女3人で金時山登山にやってきました。7月中旬の日帰り登山ということで、標高が高めの金時山に決定!「乙女口」から登っていき、帰りは「金時神社入口」からバスに乗るルートにしました。

新宿から高速バスで乙女口へ。まずはバス停の近くにある「ふじみ茶屋」でお手洗いに行き登山前にちょっと準備をしました。ここには自販機もあるので、飲み物を調達することもできます。

茶屋の建物の横には金太郎と熊が相撲の稽古をしている可愛らしい像があるので、ぜひ写真を撮ってみてください。

金時山登山スタート

ふじみ茶屋から登山口までは5分ほどコンクリート道路を歩きます。登山道に入ると岩がゴロゴロした緩やかな坂道が続きます。

なだらかですが足元が悪いので、注意しながら足を進めましょう。

道中の景色

背の高い木がちょどいい具合に日除けになってくれます。7月とはいえ、登り始めは上着を着ていてもちょうどいいくらい。序盤はのんびりハイキング気分で進みます。

乙女峠

登り始めてから約60分で乙女峠に到着しました。事前に調べた時は45分と書いてあったため、ちょっとペースが遅かったのでしょうか。ここまでは思ったより距離があるぞという印象でした。

金時山見晴台

展望台もあり、途中休憩入れるにはちょうど良い場所です。ここまではなだらかな斜面でしたが、この後は一気に登りが増えるので、水分をとったり軽食を食べたりしてしっかりと休憩しておきましょう。

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道中の階段

乙女峠を過ぎると急斜面や階段が続きます。このあたりで上着を脱いで、ちょっと本腰を入れました。足元が不安定な道も多いため、薄い長袖を着たり手をついてもいいように手袋を持っていくことをおすすめします。

道中の景色

道中は道が枝分かれしている所も多く「どちらの方が登りやすいのだろう…」なんて考えながら登っていきます。道が辛くなってくると無言になりがちですが、友達と「こっちの方が安全そう」「こっちの方が辛くなさそう」なんて会話しながら気を紛らわしました。

初心者向けの山ではありますが、最後の20分ほどはなかなか辛い道でしたので、ちょっと気合が必要です。

山頂前

視界が開けてくるとまもなく山頂です!山頂の看板や茶屋が少し顔を出します。ラストスパートは急坂が続きますがもう一踏ん張り。

富士山

そして山頂に到着!山頂は開けており、周辺の景色を一望することができます。この日はちょうど雲が被ってしまっていましたが、晴れた日にはくっきりと富士山が見えるそうです。

山頂で記念写真

山頂では金太郎にちなんで、まさかりをかついで記念撮影!山頂にフォトスポットが多く、はしゃぎながら写真をたくさん撮りました。

金時山山頂

山頂のヘリ部分には大きな岩がたくさんあり、それぞれの岩に座ってゆっくり景色を眺めている人もいました。岩上に立つとちょっと怖いですが、景色に飛び込んでいくような絶景が目の前に広がります。

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金時山登山レポート〜山頂の茶屋で休憩〜

金時茶屋

山頂には2軒の茶屋がありますが、今回は「金時茶屋」で昼食をとることにしました。こちらの茶屋は別名「金時娘の茶屋」とも言います。その名前の由来はこちらのお店で働くおばあちゃん。13歳の頃よりお店に立ち、80歳を超えた今でもお店を切り盛りしています。

おばあちゃんに会うために何度も訪れるファンの方もいるそうです。歴史を感じる素敵な茶屋でした。

金時茶屋の店内

食事ができるのを待っている間、お店の上を見上げると、回数の書かれた札がたくさんあります。何だろう?と思って眺めていると、金時山に登った回数と登った方の名前が書かれていると説明してくれました。

千単位の回数で登っている方がこんなにたくさんいることに驚きです。ほぼ毎日のように登っている方もいるそうです。

なめこ汁

お店の中を眺めていると、お待ちかねの名物「きのこ汁」ができました。山頂は気温が低く、夏でも冷えるので温かいきのこ汁は一層美味しく感じられます。名前の通りきのこがたっぷりでお腹いっぱいになります。

宇治金時

そしてデザートに「宇治金時」を注文しました。かき氷は何種類かありましたが、金時山に登った記念も込めて宇治金時に決めました。甘いお豆がたっぷりで、こちらも大満足の食べ応えです。

景色を眺めながら、茶屋のメニューを楽しむ贅沢な時間を過ごすことができました。

山頂にはチップ制のお手洗いがあるので、寄っておきましょう。ペーパーもあり快適です。準備を済ませていざ下山します。

金時山登山レポート〜山頂から金時神社入口〜

山頂付近の様子

金時神社バス停、仙石原・明神ヶ岳方面へ下っていきます。山頂から下る入口が何箇所かあるので、看板をよく見て間違えないように注意しましょう。

急な下り道が続くので、スピードが上がりすぎないように着実に下っていきます。

金時宿り石

金時神社方面へ下る途中に「金時宿り石」があります。大きな岩を小さな枝が支えているような、不思議な光景。

ここには坂田金時(金太郎)と母親が雨宿りしたという言い伝えがあるようです。寒さのせいで真ん中に大きな亀裂が入ったそうですが、崩れずに状態を保っているのは何とも不思議ですね。

その後は木々に囲まれた登山道を下っていきます。途中何度かアスファルトの道を横切りますが、ひたすらまっすぐ進みます。駐車場が見えたらもうバス停です。

紫陽花

道路へ出て、金時神社入口バス停に向かって歩き、楽しい金時登山も終わりに近づいてきました。7月中旬という時期もあり、途中にきれいな紫陽花がたくさん咲いていたので写真をパシャリ。

夏の登山でしたが、気候も良く、山頂も涼しく気持ちよく登山が楽しめました!

金時山へ行こう!

金時山の山頂

いかがでしたでしょうか?金太郎伝説や山頂の茶屋、標高1,212mからの絶景など、見所満載の金時山は、登った時の満足度が高いこと間違いなしのおすすめの登山スポットです。

中上級者の方には雪景色を見ながらの冬の雪山登山としても人気があるため、挑戦してみてはいかがでしょうか。

東京や神奈川からも日帰りで気軽に行けるので、ぜひ登山シーズンに訪れてみてください。

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この記事のライター
よしだ
旅行、登山、スノボが好きです!

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