植物の根腐れとは?原因から予防法・復活方法まで徹底解説!

ガーデニングを行っていると様々な問題が起きますが、根腐れもその1つです。放っておくと植物を枯れさせてしまう為、原因の理解としっかりした対処法をおぼて置く必要があります。今回は、根腐れの原因や治療、復活の方法までご紹介します。

植物の根腐れとは?原因から予防法・復活方法まで徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1根腐れしている状態とは?
  2. 2根腐れの原因となる間違った管理
  3. 3根腐れを防ぐ予防方法
  4. 4根腐れから復活させる治療方法
  5. 5根腐れは早めの対処が肝心

根腐れしている状態とは?

ガーデニングで植物を育成していると、様々な要因によってトラブルが生じます。病気に罹る事もその1つですが、そんな中に根腐れというものが存在しています。植物を育てる中では、品種に関わらず全般に起こりやすいものです。

勿論、植物が病気に罹ってしまうのには、何かしらの原因があります。根腐れもその例外ではなく、またそれらに対する対処法、治療の仕方も存在しています。そこで、根腐れがどんな症状を引き起こすのか、治し方などについてもご紹介します。

根腐れするとどうなるのか

まずは、根腐れが発生した際の症状についてご紹介しましょう。根腐れとは、その文字通り植物の根が腐ってしまう事を意味しており、今まで機能していた根が本来の働きをしなくなってしまう様になります。

植物の根は、土から養分や水分を吸収して植物全体を成長させていきます。その根の部分が根腐れによって機能を失ってしまえば、当然ながら植物に栄養等が行き渡らなくなり、結果として上手く生育できずに枯れる事に繋がります。

根腐れが起きているサイン

根腐れという名前の通り、症状は根から進行を始めます。植物の根の先端から段々と腐食が進行していき、そのまま何も対処をしないまま放置させると幹の株元から腐ってしまい、植物の生育を失敗させてしまいます。

そんな根腐れは、進行していく毎に症状が確認出来ます。植物は葉の部分で二酸化炭素を吸収し酸素を放出し、根から酸素や水分を吸収しますが、根腐れが起きるとそれがままならなくなり葉や根が窒息によって変色してしまいます。

実際に植物を育てていて、水やりをしてからの土が乾燥するまでに予想以上に時間がかかる、根の部分が黒く変色している、葉が黄色や茶色に変色してしまっているなどの症状が見られた場合は、根腐れが疑われます。

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根腐れの原因となる間違った管理

以上、根腐れがどういった病気なのかについてを簡潔にではありますがご紹介しました。根腐れが確認出来てから何もしなければ、植物全体を枯らせてしまう為、早急な対処を試みるべきものであることがお分かりいただけたでしょう。

この根腐れは、正常に育てている中で何かしらの外的要因に依って発生するというわけではありません。実は、根腐れの原因となるのは誤った管理の仕方である事が多いのです。未然に防ぐためにも、間違った管理の仕方を見てみましょう。

原因①水をやりすぎる

まず1つ目の根腐れの原因となりうる管理の仕方は、植物へ水をあげ過ぎていることです。生育にあたって水をあげる事は必要な事ですから、たくさんあげればその分ぐんぐん育っていくようにも見えるかもしれませんが、適度にあげる事が必要です。

元々植物の根は、土と土の間、または土の粒にある水を吸収し、その隙間にある酸素を吸収します。しかし、あまりに沢山あげ過ぎると水の吸収が追い付かず、また酸素の補給もままならなくなってしまいます。

この様に、水のあげ過ぎはかえって逆効果となり、根腐れを起こす原因にもなりかねません。土の表面や底が乾燥している事が確認出来たら、そのタイミングでたっぷりと水を与える程度の水やりが最も良いでしょう。

原因②肥料を与えすぎる

続いて、肥料を過剰に与える事も根腐れに繋がってしまいます。これも水やりのし過ぎと同じく、より成長するだろうと思ってやった事が裏目に出てしまい、その結果として根腐れが発生してしまうというケースです。

勿論、必要な分の肥料を与える事は植物の育成を増進させてくれます。これは前述の水やりに関しても同じことですが、やはり適度に与えるという事が重要で、肥料もあげ過ぎるとマイナスの効果を及ぼしてしまいます。

実際に肥料を与えすぎると浸透圧が生じ、それによって肥料の成分を多く含んでいる土、そして根元の水分が放出されてしまい、その結果根腐れが起きてしまうのです。このような肥料のあげ過ぎに依る被害を「肥料焼け」と呼びます。

原因③水はけの悪い土を使っている

水のやりすぎだけではなく、育成に使用している土が水はけの悪いものであると同じように根腐れが起きる可能性が高くなります。水はけの悪い土とはつまり、水分を追加した時に保水性が高い為、酸素の量が少ない水がずっと残り続ける事になります。

そうなるとやはり十分な酸素を吸収する事が出来る根腐れに繋がります。健全な状態で育成したいのであれば、ガーデニング用として推奨されており、大抵の植物が好む水はけの良い土を選んで使用する様にするべきです。

原因④嫌気性菌を増殖させた

嫌気性の菌が増殖している時も、根腐れが起きやすく成ります。これは、植物に十分な酸素が行き渡らない状態であったり、健全でない汚染されている状態の土を使っているなど、育成に相応しくない状況が続く事で、嫌気性の菌が繁殖します。

嫌気性の菌が増殖すると、植物の根の部分を侵食して最終的に根腐れを引き起こします。菌自体は良好な土であろうと入っているものですが、酸素が不足する環境を好むため、水はけ等に注意しましょう。

根腐れを防ぐ予防方法

以上、根腐れを引き起こす原因についていくつかご紹介しました。水やりや肥料など、良かれと思ってやった事が逆効果になって根腐れに繋がる事もありますので、必要なタイミング、必要な量を与える様にしましょう。

原因は色々とありますが、それを未然に防ぐための対処法を覚えておけば、根腐れを怖がることなくガーデニングを行う事が出来る様になります。事前に予防法を覚えておきましょう。

根腐れ防止剤を土に混ぜる

出典: https://www.amazon.co.jp/

事前の予防方法として、根腐れの防止剤を使用するものがあります。この防止剤というのは、後述する珪酸塩白土やゼオライトを原料として作られたもので、これらを含んだ防止剤をガーデニングに使用する土に混ぜ込みます。

防止剤という言葉の通り、土に混ぜ込むことで土の環境を改善させ、根腐れを防止する効果が期待出来ます。「ハイフレッシュ」や「ミリオン」などが有名な防止剤で、培養土に元から混ぜ込まれている事もあります。

珪酸塩白土

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前述した防止剤に含まれる養分についても解説しましょう。まず珪酸塩白土は、秋田県は八沢木という地域で見られる白い粘土の事を指します。この珪酸塩白土には、マイナスの電気の性質を含む粒子が入っています。

このマイナスの電子は土の中にある有害な物質を吸収する作用があり、同時に保有するミネラルを放出するというイオンの交換を行ってくれます。根腐れの元となる菌の排除や、光合成を促進させる効果も含んでいます。

ゼオライト

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もう1つ、ゼオライトも防止剤に含まれている養分です。こちらはアルカリ性の性質がある粘土鉱物と呼ばれる鉱物の一種で、分子を見ると規則的に穴が開いています。

この穴が、前述の珪酸塩白土と同じようなイオン交換、ガスや窒素等の有害になりうる物質を吸着する働きを持っています。園芸用の根腐れ防止剤の他、浄水器のカートリッジにも使用されています。

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根腐れから復活させる治療方法

この様に、防止剤を使用する事で根腐れが発生するのを未然に防止させられます。植物を健全な状態で育てるのにはプラスの効果が多くありますので、これから始める予定の方は準備しておいて損になる事は無いでしょう。

自分では正しく育てていたつもりでも、根腐れになってしまう事もあります。一度なってしまったらもう元に戻せない訳では無く、復活させる治療方法もありますので、もし根腐れが起きてしまった場合の参考にして下さい。

植え替えをする

復活させる治療の方法とは、植え替えを行う事です。土が原因である事も多い為、一度環境を変化させて株を良い調子にさせるのです。但し、一度根腐れが起きると根は弱った状態になる為、肥料を追加するなどはやめておきましょう。

具体的には、掘り起こした株の根に付いた土を取り払い、変色した葉や根はハサミで切り離します。そして、良好な土に植え替えを行い、直射日光の当たらない明るい場所で水を与え、新しい芽が出てきたら日当たりの良い場所に移動させて完了になります。

根腐れの対処方法を動画で見てみよう

根腐れの対処法を紹介している動画もあります。同一の花の根腐れが起きてしまったもの、元気に育ったものの2つが見比べられ、根腐れが起きてしまった方は枝の切り戻しなど剪定を行い、新しく復活させる仕方が紹介されています。

根腐れは早めの対処が肝心

根腐れは、葉や土色の変色、水分の吸収が出来ないなど、様々なイ編から疑われます。本当にそうなった場合には何もしなければ枯れるだけですので、早急に対処を行い再度育てていけるようにしましょう。

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この記事のライター
中村雄二

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