ステンレスパイプで火吹き棒を自作しよう!簡単DIYの方法をご紹介【レポート】

キャンプで火起こしのために使う火吹き棒、ファイヤーブラスターとも呼ばれています。コンパクトな物から本格的な物まで色々あります。実はDIYで自分でも作れちゃうんです。今回はステンレスパイプを使った本格的なタイプの火吹き棒の作り方を紹介していきます。

ステンレスパイプで火吹き棒を自作しよう!簡単DIYの方法をご紹介【レポート】のイメージ

目次

  1. 1火吹き棒とは
  2. 2火吹き棒の種類
  3. 3火吹き棒を使用するメリット
  4. 4火吹き棒をDIYで作ってみよう
  5. 5火吹き棒の製作手順
  6. 6オリジナル火吹き棒でキャンプを楽しもう

火吹き棒とは

火吹き棒はキャンプやアウトドアなどで焚き火や炭をおこす時に使います。炭には細かい穴が空いています。そこに空気が循環することにより火が燃焼する構造になっています。火吹き棒は炭に人工的に空気を送りこむことで、炭の着火や燃焼を手助けをする道具です。

火吹き棒の種類

キャンプのインスタグラムやブログなどで登場する火吹き棒。本格思考のキャンパーやおしゃれキャンパーの必須アイテムとなっています。形状や材質は色々あります。主によく使われている3種類のタイプの物をご紹介いたします。

伸縮タイプ

持ち運びに困らないコンパクトタイプの火吹き棒です。市場で1番出回っているタイプです。材質はステンレス製やアルミ製で棒の先の部分が伸縮します。写真の物はズボンのポケットに入るぐらい小さくなります。

出典: https://www.amazon.co.jp/

棒タイプ

伸縮しない1本物のタイプです。伸縮するタイプに比べて持ち運びは少しかさばります。材質はステンレス製やアルミ製で、60センチから80センチの長さの物が多いです。写真の火吹き棒はドイツ製で見た目のデザイン性が良いです。耐久性も高く、本格派キャンパーによく使われている火吹き棒です。

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分割タイプ

出典: https://image.yodobashi.com

2分割になっている火吹き棒です。分割することで持ち運びが楽になります。さらに分割することでパイプ内の清掃もしやすい構造になっています。写真の火吹き棒はめずらしい真鍮性です。個性のあるデザイン性も良くてかっこいいですね。

真鍮製ファイアブラスター「野良ブラスター」分割式火吹き棒 | 製品一覧 | 焚火台・アウトドア用品の設計製作 野良道具製作所

火吹き棒を使用するメリット

キャンプやアウトドアで炭おこしや焚き火をする時にあると便利な火吹き棒。実際にはどのような効果があるのでしょうか?3つのメリットを使い方とともに紹介していきます。

メリット①寒い時や強風時に活躍

気温が低く寒い時や強い風が吹いている時は火が付きにくい事があります。着火剤を使ってもすぐに消えてしまう事ありますよね。火吹き棒を使えば解決します。

火種に近距離でピンポイントに空気を送り込む事により着火を促すだけではなく、燃焼も促進して火が消える事なく維持することができます。

メリット②火と距離を取れる

火や炭をおこす時にうちわで扇いだり、顔を少し近づけて息を吹きかけたりすると、灰が舞い上がって汚れてしまったり、火の温度で手や顔が熱くなったりします。火吹き棒があれば火との距離が取れるのでこのような心配はありません。子供も安心して使うことができます。子供に火の仕組みを教えるのに最適です。

メリット③火が復活

食事が終わった後や火消しつぼに入れた後の炭で、一度消えてしまったように見える炭に火吹き棒に空気を送り込むと火がつく事があります。炭の内側に火種が少し残っている為です。火吹き棒はそれだけ効率よくピンポイントに空気を送り込む事ができるのです。

水で消火した後の炭は空気を送っても火はつきません。完全に乾燥させてから使いましょう。

火吹き棒をDIYで作ってみよう

火吹き棒は先程紹介した3タイプが流通していますが品質の良い製品は価格も高いです。実は火吹き棒は意外と簡単に自分で作ることができるのです。今回は本格派キャンパー向けの1本物の棒タイプの火吹き棒のDIY方法をご紹介します。

必要な道具と材料

火吹き棒を作るには何が必要なのでしょうか?今回実際に使用した道具と材料を紹介します。

必要な道具

道具①ハンドルーター

コンパクトで使いやすいミニルーターです。先端に様々な形状のヤスリや磨き用のバフなどを付ける事ができます。細かい部分の作業に向いています。今回はパイプの先端を削る為に使用します。DIYの必須アイテムです。

道具②インパクトドライバー

火吹き棒の持ち手に穴を開ける時に使用します。パワーの強くない物でも大丈夫です。こちらもDIYの必須アイテムです。

道具③木工ドリル

火吹き棒の持ち手に穴を開ける為に使用します。木に穴を開ける時は必ず木工ドリルを使用しましょう。金属用ドリルではきれいに穴が開きません。パイプの外径が12ミリなのでドリルの径も12ミリです。最近は100円ショップでも購入できます。

道具④ハンドソー

ステンレスパイプの切断に使います。刃は必ずステンレス用を使って下さい。ホームセンターで購入することができます。

道具⑤ステンレスパイプ

アルミパイプも軽量でいいのですが今回は耐久性を考えて錆に強いステンレスパイプを選びました。ホームセンターやネット通販でも購入できます。今回は材質がSUS304で外径が12ミリ、厚みが1ミリの化粧無しのパイプ使いました。価格は1メートルで1000円程です。

外径や厚みが違う物や、磨いてある物、色々なパイプがあります。重さや見た目を考慮して選びましょう。

必要な材料

材料①エポキシ接着剤

2液混合型のエポキシ接着剤です。火吹き棒の持ち手の部分の接着に使います。金属やガラスとの異物同士の接着に向いています。温度変化にも強く、耐久性の高い接着剤です。ホームセンターで500~600円程で購入できます。

材料②木柄のヤスリやドライバーの持ち手

出典: https://jp.images-monotaro.com

使えなくなったドライバーや棒ヤスリの持ち手を火吹き棒に流用します。元々握りやすい構造になっているので形状や色塗りなどの加工の必要がありません。おすすめです。ホームセンターや100円ショップの木の丸棒を加工して使うこともできます。

火吹き棒の製作手順

火吹き棒を作っていきます。実際に製作した方法を順番に紹介していきます。

①パイプを切断

ステンレスパイプを切断します。ハンドソーを使って、収納に困らないように短めの60センチに切断しました。切断が難しい場合はホームセンターで好きな寸法に切断してもらうこともできます。

ハンドソーで切断したステンレスパイプの切断面にバリや切り屑が出ます。そのままですと尖った切断面を触った時に怪我をする事があるので、ヤスリなどできれいに磨きましょう。今回はハンドルーターを使用しました。

②パイプの先端を斜めに削る

ハンドルーターを使ってステンレスパイプの先端を斜めに削りました。削らなくても機能性は大丈夫なのですが、デザイン性の良さを出す為に作業しました。

③ドライバーの持ち手に穴を開ける

ドライバーをハンドソーなどで切断して持ち手部分を取り外します。そして木工ドリルを使ってドライバーの持ち手にパイプを通す穴を開けていきます。ノギスや定規で大体の直径を計り、なるべく真ん中に印をつけます。インパクトドライバーで穴を開けてきます。

この時木材を万力などで固定すると作業しやすいです。少しずつ穴を開けていきましょう。穴開けに慣れていない方は小さい径の穴から少しずつ順に開けていくと木が割れるなどの失敗が少ないです。

④持ち手をパイプに接着する

先程穴を開けたドライバーの持ち手にパイプを通して接着していきます。最初に試しにパイプに通してみます。穴が狭く通りにくい場合はハンドルーターやヤスリで穴を広げていきます。

エポキシ接着剤の付属のシートやダンボールに主剤と硬化剤を同量出します。混ぜ合わせていくと白色に変わります。時間が経つにつれて接着剤の硬化が始まっていくので混ぜた後は早めに作業して下さい。

持ち手部分をステンレスパイプに先に通してから接着剤をつけます。持ち手は好みの位置で大丈夫です。持ち手のパイプの出口部分それぞれに少量付けます。10分程で硬化がはじまります。30分程でほぼ実用強度になります。接着剤はつけすぎると見た目が良くないので少しずつ塗っていきます。

⑤火吹き棒の完成

あっという間に火吹き棒の完成です。見た目も手作りと思えない感じに仕上がりました。意外と簡単に作れてしまいます。

アレンジを楽しもう

光沢のある化粧ステンレパイプを使用して、持ち手部分の木を変えてアレンジしてみました。この持ち手も古いドライバーから流用しました。

例えばパイプに耐熱スプレーで塗装してみたり、持ち手に色を塗ってみたり、革のストラップを付けてみたりと、組み合わせ方次第で色々デザイン出来てしまうのがDIYの良いところですね。

オリジナル火吹き棒でキャンプを楽しもう

キャンプの醍醐味である焚き火を自作の道具を使って快適に楽しむ事は何とも言えない満足感や充実感につながります。ぜひDIYで自作した自分だけのオリジナル火吹き棒を持ってキャンプやアウトドアにでかけましょう!

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この記事のライター
yusan15
キャンプと釣りが大好きなおじさんです。アウトドアの楽しさやコミュニケーションツールとしての魅力わを伝えていきたいです。

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