2020年02月13日公開
2020年02月13日更新
四輪バギーは公道を走れる?維持費が安くて便利!バギーの基礎知識を詳しく解説!
四輪バギーは定められた規定や制限を守ることで、公道を走ることができる便利な乗り物です。また、維持費も安いなどさまざまなメリットがあります。そんな四輪バギーの基礎知識や公道を走るために必要なこと、おすすめの四輪バギーについて紹介していきます。

四輪バギーとは?
維持費が安くて便利な四輪バギーについて紹介していきます。四輪バギーで公道を走るための条件や決まり事についてもチェックしてきます。そもそも、バギーとはどのようなものなのかよく分からない、といった方も多いのではないでしょうか。
そこでまず最初に四輪バギーについて解説していきます。四輪バギーは全地形対応車で、ATVと呼ばれています。また、米国規格協会では、全幅50インチ以内で重量が600ポンド以内であることや低圧タイヤを装着していること、誇座式シートと棒形ハンドルのものが四輪バギーとされています。
四輪バギーの操作方法は?
次に、四輪バギーの操作方法について見ていきます。四輪バギーの操作方法は自動二輪の操作方法とよく似ており、ブレーキやギアは自動車の操作のように足で行います。
そして、車体に付いている原動機の紐を引っ張ることによってエンジンがかかる仕組みとなっています。四輪バギーですのでタイヤが4つ付いており、自動二輪と操作方法は似ていますが、小回りが効きにくいため坂道などは練習が必要になります。
四輪バギーで公道を走るには?
ここからは、四輪バギーで公道を走るために必要な事柄について紹介していきます。バギーで公道を走るには、どのようなことが必要になるのでしょうか。それでは、公道を走るために必要なことについて詳しく見ていきましょう。
公道を走るのに必要な免許
まず最初に公道を走るために必要な、免許についての紹介です。公道をバギーで走るためには、もちろん免許が必要となります。
バギーは道路交通法でミニカー扱いとなるため、必要な免許は自動車普通免許となります。この自動車普通免許はAT限定でも可能です。
年齢は18歳から
先ほどバギーを公道で走るためには、普通自動車免許が必要であるとお話しました。そして、この普通自動車免許が取得できる年齢は、18歳からと定められています。そのため、公道を走る場合は一般的な自動車と同じように、18歳を過ぎてから免許を取得する必要があります。
四輪バギーが走行可能な公道
四輪バギーで公道を走るためには、定められた年齢を超えている必要があり、18歳を過ぎて普通自動車免許を取得していれば、公道を走ることができます。しかし、年齢を満たしていても走行できる公道と走行できない公道があります。
バギーはでこぼこした道や雪が積もっている道でも、走りやすいことが特徴です。ただし、自動車専用道路や高速道路は走行することはできません。そのため、自動車専用道路や高速道路以外は、走行することができるということになります。
四輪バギーの体重制限
四輪バギーで公道を走るためには、定められた体重の中であることが条件となります。バギーのモデルによって多少前後しますが、だいたい70kgから100kgの間の体重であれば公道を走ることができます。
成人男性の平均体重は65kgほどと言われているため、定められた体重制限や積載重量などを合わせて、バギーの購入を検討する必要があります、

四輪バギーの排気量
最後に紹介する四輪バギーで公道を走るために必要なものは、四輪バギーの排気量です。バギーは総排気量が50㏄以下であれば第1種原付自動車として、市町村役場で登録することができ、自賠責保険や任意保険に加入することで、原付と同じ扱いになります。
そして、このように登録手続きをしたバギーは、公道で走ることのできる原付扱いとなり制限速度が60km/hとなります。
四輪バギーで公道を走る制限や決まり
ここからは、四輪バギーで公道を走る際の制限や決まりについて解説していきます。
バギーで公道を走るための制限や決まりは、ナンバープレート、ヘルメットの着用、公道での二人乗り、法定制限速度、荷物の積載量、車検や保険の6つです。それでは、それそれの制限や決まりについて詳しくチェックしてきましょう。
制限や決まり①ナンバープレート
バギーで公道を走るためには、ナンバープレートが必要となります。ナンバープレートの登録方法は住んでいる市町村によって多少違いはありますが、比較的簡単に行うことができます。
ナンバープレートの登録に、仕事などで役所に行くことができない場合は、書類を郵送してもらい代わりに家族に手続きをしてもらうことも可能です。また、ナンバープレートの登録は無料で行うことができます。
制限や決まり②ヘルメットの着用
バギーは自動車として扱われるため、バイクのようにヘルメットの着用は定められていません。
ただし、バギーは前を走っている車のタイヤから巻き上げられる砂埃などが飛んでくることが多く、目に入ると大変危険であることや、事故にあった際にバギーから投げ出せれてしまうため、ヘルメットは必ず着用しましょう。この時使用するヘルメットは、顔を覆うことのできるヘルメットがおすすめです。
制限や決まり③公道での二人乗り
バギーは座席が広いため、二人乗りをすることができるように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、公道での二人乗りは禁止されています。
これはバギーがミニカーとして扱われることや、公道を走ることのできるバギーは50㏄以下と定められていることに対し、二人乗りが可能なものが50㏄以上である必要があるからです。
制限や決まり④公道での法定制限速度
バギーは排気量が50㏄以下であるため、法定制限速度が60km/hと定められています。しかし、バギーは性能面によって実際に出せる最高速度は平均40km/hとなっています。
中には55km/hほどの速度を出すことのできるものもありますが、法定制限速度を超えて走ることはなかなかありません。とは言っても、法定で定められている速度があるため、安全に注意して走行しましょう。

制限や決まり⑤公道での荷物の積載量
バギーで公道を走るためには、公道での荷物の積載量を守る必要があります。バギーで公道を走る場合の荷物の最大積載量は、30kgと道路交通法で定められています。
道路交通法で定められている最大積載量の30kgは、バギーで公道を安全に走るための決まりとなっています。そのため、この重量を超える荷物を載せてしまうと、事故にあう危険があるため注意が必要です。
制限や決まり⑥車検や保険
排気量が50㏄以下のバギーは、原付と同じ扱いになるため、車検は必要ありませんが、保険の加入は必要です。自賠責保険はもちろんもしも事故などに合ったことを考え、任意保険の加入も勧められています。
任意保険は自分や家族が自動車を持っている場合であれば、自動車保険の特約であるファミリーバイク特約を付けることもできます。
おすすめ四輪バギー2選
ここまで、バギーで公道を走るために必要なものや、バギーで公道を走るための制限や決まりについて紹介していきました。バギーで公道を走るための知識を学んだところで、ここからはおすすめの四輪バギーを紹介していきます。
おすすめの四輪バギーはICEBEAR四輪バギー50㏄ATVSB50HGとICEBEAR四輪バギーATVSB50HOです。それでは、この2つの四輪バギーがどのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。
おすすめ①ICEBEAR四輪バギー50ccATVSB50HG
最初に紹介するおすすめの四輪バギーは、「ICEBEAR四輪バギー50㏄ATVSB50HG」です。このICEBEAR四輪バギー50㏄ATVSB50HGは、エンジンが空冷ストローク単気筒で排気量が48㏄です。始動方式はセルスターターで、駆動方式はチェーンドライブで、ギアは前進3速バック付きとなっています。
また、このバギーの大きさは全長1550mmで全幅1000mm、全高1150mm、シートの高さは650mm、ホイールベース103mm、最低地上高100mmで、重量が92kgです。
フロントブレーキはダブルドラムブレーキで、リアブレーキは油圧ディスクブレーキとなっており、フロントタイヤとリアタイヤは16×8-7で前後サスペンションが付いています。タンク容量は3Lで、ダブルフロントタイヤやスピードメーターリアキャリアなどが付いています。
おすすめ②ICEBEAR四輪バギー50ccATV SB50HO
次に紹介する四輪バギーは、「ICEBEAR四輪バギー50㏄ATVSB50HO」です。この四輪バギーはエンジンが空冷4ストローク単気筒で排気量が48㏄です。
始動方式がセルスターターで、駆動方式はチェーンドライブとなっており、前進3速バック付きのギアです。大きさは全長1550mm、全幅1000mm、全高1150mmで、シートの高さ650mm、最低地上高103mmです。
重量は92kgで、フロントブレーキはダブルドラムブレーキで、リアブレーキは油圧ディスクブレーキです。フロントタイヤとリアブレーキは16×8-7で、前後サスペンション、タンク容量は3Lで、ダブルフロントライトとスピードメーターリアキャリアが付いています。
安定した走行ができる四輪バギーが大人気!
四輪バギーは安定した走行ができ、車検などがないため大変便利で人気が高い乗り物です。また、法律で定められている制限や決まりを守ることで、公道で走ることもできます。しっかりと決まりを守り、安全に走行しましょう。
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