2020年02月13日公開
2020年02月13日更新
白馬五竜&Hakuba47スキー場とは?長野の絶景と極上パウダーをレポート
今回ご紹介するスキー場は長野県の北安曇郡白馬村にある「エイブル白馬五竜&Hakuba47ウィンタースポーツパーク」です。雪質や絶景が魅力の白馬エリアの中でもコースが豊富で幅広いレベルのスキーヤー、ボーダーに人気のゲレンデ。そんな五竜&47の魅力や現地の様子をご紹介します。
目次
白馬五竜&Hakuba47の魅力とは
初級者コースから上級者コースまで、レベル問わず楽しめる多彩なコースが魅力な「エイブル白馬五竜スキー場」と日本最大規模のスノーパークを備えた「Hakuba47ウィンタースポーツパーク」の2タイプのスキー場が楽しめる魅力満点のゲレンデです。
欧米でも「HAKUBA」は有名で、各国から多くのスキーヤー、ボーダーが集まります。まずはそのゲレンデの魅力をご紹介!
魅力①北アルプスの冬の絶景
北アルプスの山々に囲まれた白馬はオールシーズン通して絶景スポットとしても有名です。冬になると冠雪しさらにその美しさが増します。特にHakuba47側より望む山々は真っ白で外国に来たような気分になってしまうほど。真っ白なゲレンデから真っ白な山々を望む、まさに白銀の世界を体験できますよ。
魅力②サラサラの極上パウダースノー
標高が高く積雪量も多いため、サラサラの極上パウダースノーに出会うことができます。特に山頂付近は冷え込みも強いため、雪質が最高です。握っても固まらずさらさらと解けていきます。ふわふわさらさらの新雪にボフッと埋もれる感覚をぜひ体験しに行ってみてください!
魅力③多彩なコースと日本最大規模のパーク
白馬五竜とHakuba47合わせて多彩な23コースが滑走可能です。白馬五竜側では中・上級者向けの急傾斜やコブのコースから初級者向けのワイドな緩傾斜コース、Hakuba47側では林間コースや非圧雪のパウダーコースがレイアウトされています。まさに全てのスキーヤー、ボーダーが楽しめるスキー場です。
ハーフパイプやキッカー、アイテムの充実したスノーパークも造成されており、遊び方もいろいろ!何日滑っても飽きない満足度の高いスキー場ですよ。
白馬五竜&Hakuba47へのアクセス情報
日本とは思えないような絶景を見ることができる白馬五竜&Hakuba47スキー場。実際に東京からどれくらいの時間で、どんなアクセスで行けるの気になりますよね。
今回は車、電車、バスでのアクセス情報とおすすめ各アクセスごとのおすすめポイントをご紹介します。
車でのアクセス
車のアクセス:東京ー(長野道・安曇野I.C)ースキー場 約5時間
東京から白馬五竜までは車で約3時間半の距離です。ただし実際には途中で休憩をしたり、インターチェンジを降りた後は下道が続きスピードもあまり出せないため、5時間ほどはかかると考えておきましょう。
白馬五竜スキー場には1,500台収容の無料駐車場あります。さらにその横にあるスキーセンター「エスカルプラザ」は24時間営業しており、早朝にスキー場についた時も安心して休憩ができることも嬉しいポイントです。
電車でのアクセス
電車のアクセス:東京駅ー(北陸新幹線)ー長野駅ー(路線バス)ースキー場 約3時間
東京駅から白馬までは新幹線と路線バスを乗り継いで約3時間ほどです。東京から長野まで北陸新幹線で約1時間半、その後路線バスに乗り換え1時間ほど乗車すると到着です。新幹線の到着時間と路線バスの出発時間を事前に確認して、スムーズに到着できるスケジュールを立てておきましょう。
白馬のエリアは外国からのお客さんが多いこともあり、比較的駅からスキー場までの路線バスやスキー場間のシャトルバスが充実しています。案内のスタッフの方もいて安心して乗り継ぎができます。
バスでのアクセス
バスのアクセス:東京・新宿ー(路線/ツアーバス)ースキー場 約5〜6時間
東京や新宿から白馬五竜までは、昼行や夜行バスが1日に数本出ています。昼行ですと片道5時間、夜行は片道6時間ほどの乗車時間です。主要駅からスキー場まで乗り換えなしで到着できるので、最も楽なアクセスです。
またツアー会社では往復バスとリフト券、宿、レンタルがセットになったパックツアーを販売しているので、一式揃えたいならばツアーを利用するのもおすすめですね。ただしツアーとなると出発地や時間、利用スキー場は決まっているので、自由にスケジュールを組み立てたい方は路線バス利用の方が便利かと思います。
日帰り現地レポート①エイブル白馬五竜スキー場
今回は夜行バスに乗って友人と白馬五竜&Hakuba47へ日帰りスノボへ行ってきました。人数や距離、そしてゲレンデの大きさを考え、夜行バスが一番安くて朝イチからたっぷり滑れる!ということで今回はこのアクセスをチョイスしました。欧米の人がこぞって訪れるという白馬。その魅力をレポートします。
エスカルプラザで準備
夜行バスに揺られ、朝6時ごろに白馬五竜スキー場の「エスカルプラザ」に到着しました。ここは24時間施設がオープンしており、1階と2階に休憩スペースがあるため、早朝到着しても落ち着いて準備ができます。また有料ですが仮眠スペースも併設されています。
施設内にはレンタル、更衣室、大浴場や飲食店もあり、何でも揃う便利な施設です。さらには小さな子ども向けの室内プレイルームまであり、ファミリーにも優しい施設だなと驚きました。
エイブル白馬五竜のとおみゲレンデでは休日などの特定日にサンライズ営業という早朝営業を行なっています。なんと6時45分より滑走が可能なのです。このゲレンデでは夜9時までナイター営業も行なっており、滑りたければ14時間も滑れてしまうという超ロング営業コース。
誰よりも一番乗りでゲレンデを滑りたい!という方はぜひこのサンライズ営業目指して滑りに行ってみてください。ライトアップされたゲレンデは幻想的で、普段と違った雰囲気で滑れることも魅力です。
ゴンドラで白馬五竜の山頂へ
7時45分より全リフト、ゴンドラがオープン!エイブル白馬五竜スキー場の上部へ向かいます。エスカルプラザ横にあるゴンドラで一気に標高1,500m地点のアルプス平まで上り、滑走することにしました。
ゴンドラでの空中散歩では、360度が真っ白な世界が広がります。どんどん上部に近づくにつれて真っ白な樹氷が増えてくるとワクワクしますね。
アルプス平ゲレンデ
ゴンドラはALPS360に到着します。施設内にはレストランや軽食店、展望台があります。ここは白馬五竜とHakuba47の分岐点にもなっており、好きな方のゲレンデへ滑っていくことができます。
ALPS360の展望台からは息を飲むほどの絶景が広がります。真っ白な北アルプスの絶景を目の当たりにして、白馬に来たことを実感しました。
ALPS360からHakuba47側に少し下り、アルプス第一ペアリフトに乗車すると白馬五竜とHakuba47スキー場の山頂へ到着することができます。リフト乗車中に後ろを振り向くと、周辺の山々を見下ろす景色に標高の高さを感じます。
この日はやや雲が多く、空が低くくなるような景色でしたが、それでも山々を見下ろす絶景に感動しました!
ちなみに山頂付近へ到着すると、後方に小高い雪山が見えます。ここはリフトでは上がれないので、みんな板を置いて這いつくばって登っていきます。小山の上にはケルン(石を積み上げて造られる登山の目印)が立っていて、記念撮影のスポットとしても人気です。この日は体力温存のために、下から眺めるだけとしました。
上部は中・上級者コースが続きます。絶景を眺めながら、サラサラのパウダースノーを滑る感覚は最高です。急斜面ですが雪質が良いためコントロールしやすく、転んでもダメージは少なかったです。
ただし初心者にはかなりきついコースのため、上部を滑ることはおすすめしません。ゴンドラ乗車した際はHakuba47側から降りるか、ゴンドラで下山することもできるので、無理せず自分に合ったコース選びをしましょう。
とおみゲレンデ
ゲレンデの中腹まで滑ってくると、一気に幅広の緩斜面コースが続きます。初心者の方はこのとおみゲレンデをメインに滑ると、滑走しやすくおすすめです。
麓からもとおみスカイフォーリフトやとおみ第2ペアリフトを乗り継ぐと、ロングコースが楽しめます。
日帰り現地レポート②Hakuba47ウィンタースポーツパーク
午後はHakuba47側へ。隣り合っていますが、白馬五竜とは景色も雰囲気も異なるゲレンデ。クネクネとした傾斜の緩い林間コース、急斜面、非圧雪コースなど中上級者向けのコースレイアウトとなっています
Hakuba47ゲレンデへ
Hakuba47のコースはR(ルート)-1〜20まで数字でコース名が割り振られています。枝分かれした複雑な道が多いですが、コースの間にはきちんと看板が立っています。分岐できちんと確認し迷わないように注意しましょう。
Hakuba47は日が当たりにくい北斜面となっているため、白馬五竜よりもさらに雪質が良いという特徴があります。日陰になっている場所が多いですが、パウダースノーの上を緩やかに滑走していく気持ちの良いコースでが続いていきます。
中・上級者向けの急斜面コースや非圧雪コース、初級者向けの緩やかな林間コースなど多彩にコースが枝分かれしています。今回はのんびりと林間コースで降りていくことにしました。どこまでも続いていきそうな緩やかなロングコースはずっと滑っていたかったです。
Hakuba47Parks
林間コースを抜けるとHakuba47のゴンドラ到着駅にもなっている「アルパインセンターミノス」が見えてきます。そこを抜けると日本最大規模のパーク「47Parks」が待ち受けています。
ハーフパイプや巨大なキッカー、ボックスやレールなどのパークアイテムが充実。整備も行き届いており、定評のあるパークです。そんなパークで飛んだり技を決めたりする様子を見ているだけでもワクワクしますよ。
47Parksを抜けた後はまた林間コースや急斜面が入り組んだコースが続きます。複雑でルートが分かりにくい箇所もあるため、表示に気をつけながら下っていきましょう。
麓にはレストランが集まる「ベースセンターユーグリッド」と「ゴンドラステーション」があります。
白馬五竜までは麓からシャトルバスに乗るか、ゴンドラやリフトを乗り継いで上部まで上り五竜側に下りて帰ります。シャトルバスやリフトの営業時間は事前に確認し、帰りそびれることのないように注意しましょう。
おすすめのゲレ食「レストランLUIS」のピザ
白馬五竜&Hakuba47へ来たらぜひ食べていただきたいのが「レストランLUIS(ルイス)」の本格ピザです!ここはゲレ食ランキングで何度も上位入賞している人気のピザ屋さん。
Hakuba47麓のベースセンターユーグリッド内にあります。
店内には焼き窯があり、焼き立ての本格ピザを食べることができます。種類も豊富で、どれにするか迷ってしましましたが、定番かつゲレ食バトルでグランプリを取ったこともある「ルイミックスピザ」を注文しました。
1人前にしてはかなり大きく感じましたが、薄焼きのパリパリピザでしかも味が抜群に美味しくぺろっと平らげてしまいました。具材はシンプルなのに、一つ一つの具材が美味しくバランスも良い、しつこくないと褒めるところだらけのピザ。これはゲレ食バトルで上位の常連ということも納得しました。
北アルプスの絶景と極上のパウダースノーを満喫!
いかがでしたでしょうか?北アルプスの絶景を望みながら、さらさらの極上パウダースノーで滑る。こんな贅沢な体験は他のスキー場ではなかなかできません。しかもコースレイアウトが充実しており、利用施設も便利、ゲレ食も美味しい!という言うことなしのゲレンデです。
新潟や群馬に比べて東京から遠い場所ではありますが、スケジュールに合った交通手段を利用すればそこまでストレスもなく時間もかからず到着できますよ。
ぜひ白馬五竜&Hakuba47へ行って最高のスキー、スノーボード体験をしてきてください!
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