2019年08月25日公開
2019年08月26日更新
ソロ向けおすすめワンポールテント!設営が簡単なおすすめテントをご紹介!
ソロでキャンプをする場合、テント設営は簡単が一番なワンポールテント(モノポールテント)は人気があります。ポールを立てペグを打ち込むだけですのでソロでも簡単で、ワンポールテントの特徴は屋根がとんがりで軽量で使いやすいのが魅力ですのでおすすめをご紹介しましょう。

目次
ワンポールテント(モノポールテント)とは
ワンポールテントとはモノポールテントやティピー型テント、とんがりテントとも言い、テントと言えばこの形を連想する人も多いでしょう。ソロキャンプでも活躍するくらい、軽量で人気のあるテントです。
元々はアメリカの先住民の住宅として使われていたものを参考に製造されたテントです。コールマン、ロゴス、ユニフレーム、ノースイーグルなどアウトドア製品では名高いブランドのワンポールテントも多数出ています。
ワンポールテントはとんがり屋根
特徴が独特の、見た目から分る屋根がとんがりのワンポールテント(モノポールテント)は、たった1本のポールが真ん中に立っているだけで設営出来てしまう手軽なテントです。最近話題になっているワンタッチテントやポップアップテントなどと比べても、設営はワンポールテントの方が短時間で出来ます。
とんがりの分、高さがあり圧迫感を全く感じることがなく、ソロのキャンプで誰の手を借りることもなく設営出来る事で人気があります。そして見た目も可愛く女子にも人気が広まりつつあります。
ワンポールテントは非自立式
ワンポールテント(モノポールテント)は、ポールと生地を固定するだけで自立するワンタッチテントやポップアップテントなどと違って、ポールが1本だけですから、当然それだけではテントは立ちません。ペグで地面としっかりと固定させて、地面と生地の間をロープがしっかりと引っ張る事が必要ですので、非自立式と言えます。
ソロキャンプでのワンポールテントの魅力
ソロキャンプでのワンポールテント(モノポールテント)の魅力とは一体どういうものでしょうか。ソロで出かけてテントを設営する時には、やはり手軽なものが好まれます。テントの設営にも時間を掛けたくないのも心情です。そんな悩みを解消してくれるのがワンポールテントなのです。そのワンポールテントの魅力を一つずつ見ていきましょう。
魅力①設営・撤収が簡単
ワンポールテントの魅力に、設営や撤収が簡単だという事が言えます。特にソロでキャンプに出かけた場合には1人で設営しなくてはいけませんので、楽な方がベストです。ペグを確実に打ち込める場所を決めたら、テントを広げてまずペグの位置を決めて仮留めします。
そして、中からとんがりの頭にポールを差し込んでセンターで立ち上げて、あとはペグを本格的に打ち込みロープの調整をするだけですので簡単です。もちろん撤収もその逆をするだけで完結します。ソロでも十分に扱えるテントですので、初心者でも大丈夫です。
魅力②タープ連結
タープとは、テントと連結させられるひさしのようなものです。テントに連結させることでテント内に雨が吹き込んだりするのを防いでくれます。ワンポールテントには、ひさしがもともと付いていないものがほとんどですが、タープと連結出来るように、要所要所にフックが付いています。
魅力③風に強い
ワンポールテントは、風に強いのも特徴のひとつです。高さがある分風にあおられやすいと感じるかも知れませんが、ワンポールテントには複数のペグが使われていますので、テントにかかってくる負荷は全てペグに分散されます。そのため安定感がありワンポールテントは風に強いという理論が成り立ちます。
ワンポールテントの選び方
では、ワンポールテント(モノポールテント)は何を基準に選べば良いのでしょうか。ワンポールテントといっても、種類はかなりありますので、迷う方も多いでしょう。そこで、ワンポールテントの選び方のポイントをいくつかの項目に分けて見ていきましょう。
選び方①素材で選ぶ
まず、ワンポールテントの素材を見てみましょう。普通一般的なワンポールテントの生地の素材は、コットンとポリエステルの混合です。価格も手頃で人気があり最も出回っています。
また、生地には大概防水加工が施されていて軽量化されています。格安のワンポールテントをお探しの方は、ポリエステル100%の生地を選ぶと良いでしょう。軽量で安価で初心者にもおすすめです。コットン100%の生地は高級感はありますが、重くて価格も高いです。
選び方②キャノピー付きを選ぶ
ワンポールテントには、テントの入り口にひさしのような生地とポールがあるキャノピー付きのテントもあります。キャノピーを付けると空間が出来て、雨を防げますし靴をキャノピーで脱いでインナーテントで寛ぐことも出来快適です。ただ、キャノピーが付いていないテントもありますので、確認が必要です。
選び方③天井が高いテントを選ぶ
ワンポールテントの選び方で、テントの高さも重要です。ワンポールテント自体がとんがりテントですのでもともと高さはありますが、その高さも様々で、2メートル以上のテントを選べば、いくら背が高い人でも余裕でしょう。とんがりの頭までは当たりません。
ただ、一つ注意が必要な事は、高さが高くなるとテント全体が大きくなる事です。大きなテントを設営するには、それなりの重さも出て来ますので、移動や設営も視野に入れて選択しましょう。ソロでのキャンプには難しくなる場合があります。
選び方④軽量なものを選ぶ
ワンポールテントの選び方で軽量を求めるなら、生地の素材が軽いものを選びましょう。前記にありますように、綿の生地は重く、通常は綿とポリが普通で、ポリのみなら軽いです。何を重視するかによって選択も変わってくるでしょうから、どのようにテントを使いたいかを考慮して選択しましょう。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント【バンドック】
では、ここからはソロキャンプにおすすめなワンポールテントをブランド別にご紹介しましょう。まずはバンドックです。バンドックの製品は、軽量化や価格がリーズナブルという特徴を持っています。その中でもソロキャンプにおすすめなワンポールテントです。
おすすめ①バンドック ソロティピー
ソロ向けのワンポールテントです。ポールはジュラルミン製でとても軽量で、ソロ向けのため設営も簡単です。また、インナーシートとフライシートがありますので、前室が出来空間を広く使えます。とんがりの天井には通気性の良いベンチレーションが付いていて、タープも連結出来るフックも付いています。
設営方法
かなり前室が広いようです。前室でもう一人寝れそうな空間には驚きです。ソロキャンプには最適なワンポールテントです。設営も簡単で、初めての人にも問題無く設営出来そうです。とんがりの位置が低く高さがあまり感じられませんが、中に入ってみると圧迫感が全くないという事なので、広いのでしょう。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント【コールマン】
アウトドアのグッズと言えば、必ずと言っても良いほど出てくるブランドがコールマンです。そんなコールマンから販売されているワンポールテントのおすすめをご紹介します。ワンポールテントには前室空間があるテントが少ないのですが、コールマンには前室スペースがあり、空間を上手く活用出来るタイプです。
おすすめ②コールマン エクスカーションティピー
コールマンのおすすめはこのタイプです。前室が広く活用できます。入り口は前後にあり風通しも良く快適に過ごせます。とんがりの天井も高く、天井にはランタンを吊す用のフックも付いていて便利です。インナーテントもあり虫除け対策も万全です。とんがりのサイドと足下にベンチレーションがありますので、風通しも良く、結露も防げます。
設営方法
女性でも簡単に設営が出来ます。フライシートは二人がかりでしたが、一人でも大丈夫でしょう。インナーシートとフライシートとの間に空間を設けると結露が防げるという仕組みは素晴らしいものです。ファスナーを最初に閉めておいてから作業するとか、とんがりの横のベンチレートを開けてから作業するなど、後々の事を考慮されている説明で分りやすいでしょう。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント【シックスムーンデザインズ 】
アメリカのアウトドアブランドであるシックスムーンデザインズのワンポールテント(モノポールテント)をご紹介します。ルナーソロというテントで、入荷してもすぐにソウルドアウトになるほど人気です。その人気の秘訣な何なのかも含めて詳しく見ていきましょう。
おすすめ③シックスムーンデザインズ ルナーソロ
このルナーソロというテントは、トレッキングポールを使って設営するシングルウォールのテントになります。そのため、とても軽量でバイクツーリングやソロキャンプには人気があるとんがりテントです。
ただ、シングルウォールということは、外気とテント内の気温差で結露は免れないことを頭においておく必要はあります。とは言っても、テントの重量が710gという軽量が魅力のとんがりテントはバイクにも手軽に積めますし、女性にも嬉しい軽さです。
設営方法
設営の簡単な事は分ります。シングルウォールなのに前室のスペースが出来るのは驚きです。やはり結露は否めません。シュラフを持参すると良いかも知れません。夏場は風通しも良く快適に過ごせそうです。トレッキングポールを最大に長くして、地面ととんがりの天井の間隔を広げると空間も取れていいでしょう。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント【テンマクデザイン】
テンマクデザインは、アウトドアグッズを日本の気候を考慮して開発されているブランドですので、とても使いやすいと人気です。かゆいところに手が届く優れた性能を駆使したグッズがたくさんあり、細かいところにも工夫がされています。そんなテンマクデザインのワンポールテント(モノポールテント)をご紹介しましょう。
おすすめ④テンマクデザイン サーカス
天井までの高さが280cmという驚きの高さで、広々とした空間が快適です。グランドシートは五角形になっていて、前後に2箇所の出入り口があります。生地は綿とポリエステルの混紡で撥水加工がされていますので、夏場は涼しく冬場は温かいテント内です。結露もほとんど無いのは魅力的です。
設営方法
インナーシートも一緒に立ち上げられて簡単です。グランドシートが五角形なので、ペグを打ち込むのも分りやすいでしょう。ランタンフックもあまり高い位置にないので使いやすそうです。ソロには大きすぎるくらいのワンポールテントです。雨風にも耐えられる優れたワンポールテント(モノポールテント)です。
おすすめ⑤テンマクデザイン パンダ
イラストレーターでもあるアウトドアコーディネーターのこいしゆうかさんが、テンマクデザインとコラボした、可愛いとんがりテント(インナーテント)です。収納ケースやペグを含めての総重量が850gと、とても軽量なのが魅力です。
基本的にワンポールテント(モノポールテント)には、インナーシートが無く、シングルウォールがほとんどですので、こういうタイプのインナーテントを一つ持っていれば、冬場の寒い時期にでもダブルウォールとしても使えて、キャンプの楽しみ方も広がります。
設営方法
女性でも簡単に設営が出来ます。インナーテントなので軽くて日よけには最適です。前後に出入り口があり通気性も抜群です。これひとつでは冬場には多少無理があり結露が心配ですが、夏場には快適でしょう。シングルウォールのワンポールテント(モノポールテント)と併用して使うことをおすすめします。
ソロキャンプにおすすめなワンポールテント【ローカスギア】
ローカスギアは、日本のブランドですが、世界中で愛されているアウトドアグッズのブランドです。機能性や素材にはかなり拘っていて、見た目の美しさも群を抜いています。ローカスギアの製品同士を組み合わせて更に高性能な機能を持つシェルターを提供するなど工夫が見られます。
また、ローカスギアの製品にはカラーのバリエーションも豊富で、デザイン製にも優れています。それに性能に関しては使いやすさや収納のしやすさなど、ユーザー目線で製造されていますので、人気があるのは当然です。そんなローカスギアのワンポールテント(モノポールテント)をご紹介しましょう。
おすすめ⑥ローカスギア クフ HBキット
クフは、ローカスギアのトップクラスの製品です。シェルター本体とメッシュインナーがセットになっています。シェルターは390gでメッシュインナーは360gという軽量で魅力でしょう。HBというのは、シリコンとPU(ポリウレタン)のコーティング材を使用した生地で、軽量化されていてコンパクトになります。
このクフでは、標準ではワンポールテントでも、別売りの「デュアル・ポール・ティップ・エクステンダー」を使って2本のトレッキングポールでワンポールではなくなりA型のテントになり、また違った使い方が出来ます。ワンポールテントとA型テントの二通りの使い分けが出来ることで遊びの幅が広がります。
設営方法
風の強い時にでも簡単に設営できる優れものです。130cmの高さでも広々と使えそうです。地面とピッタリとくっついていますから、耐風性には長けています。仮留めをしてから最後に調整が出来て便利です。本体とインナーを動じに立ち上げられますので、女性でも簡単に設営が出来るワンポールテント(モノポールテント)です。
簡単に設営できるワンポールテントはソロキャンプにおすすめ!
ワンポールテント(モノポールテント)は、簡単に設営が出来てブランドによっては立ったまま着替えが出来るものもあります。ソロでキャンプに出かける時には軽量なテントは便利ですし、軽量でもソロには十分なくらいの性能があるテントがほとんどですので、気軽にソロキャンプに出かける時には一つワンポールテントを持って行くことをおすすめします。