パプリカの育て方とは?初心者でも失敗しない栽培方法のコツを徹底解説!

パプリカはお店で買うイメージがありますが、自家栽培もできます。パプリカの育て方は、手入れや環境をしっかり整えれば、難しくはありません。自分で育てたパプリカは手がかかっているので、より美味しく感じます。それでは、栽培方法や収穫方法まで詳しく解説していきます。

パプリカの育て方とは?初心者でも失敗しない栽培方法のコツを徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1パプリカってどんな野菜?
  2. 2パプリカの栽培難易度とカレンダー
  3. 3パプリカの育て方【栽培環境】
  4. 4パプリカの育て方【植え付け】
  5. 5パプリカの育て方【栽培管理】
  6. 6パプリカの育て方【手入れ】
  7. 7パプリカの収穫方法と豆知識
  8. 8パプリカを収穫して色々な料理を作ってみよう!

パプリカってどんな野菜?

パプリカは、ナス科のトウガラシ属の野菜になります。花の色は白で、開花時期は6月~10月頃です。パプリカは7月頃になると店内によく出回ります。

主に韓国産のパプリカが大半を占めていて、その他はニュージーランド産やオランダ産になります。日本はピーマンが主流でしたが、韓国からパプリカを輸入するようになり、年中食べられるようになりました。

その理由は、韓国がパプリカを栽培するようになったためです。また、韓国で栽培するパプリカは冬、夏とそれぞれ産地があるため、1年中美味しく頂くことができます。

パプリカの特徴

パプリカは生育の段階で、緑からオレンジ、赤に変わっていく野菜です。ピーマンもパプリカと同じナス科のトウガラシ属なので「カラーピーマン」と呼ぶこともあります。

パプリカは甘味と酸味のバランスが良く、そのまま食べても美味しく頂けます。パプリカの果実もしっかりとしていて、どんな料理にも合うのが人気の理由でもあります。

ちなみに、パプリカからビタミンCの成分が発見されました。発見された方はノーベル賞を受賞したそうです。

パプリカがどんな野菜か動画で紹介!

パプリカの模型やイラストを使って、分かりやすく解説されています。花の付き方や枝の大きさなど、詳しく知ることでパプリカの株の負担を減らすそうです。

「パプリカの育て方」を知りたいと思っている人には必見です。

パプリカの栽培難易度とカレンダー

パプリカを自分で育てたいと思って色々調べてみても「パプリカは難易度が高い」ということが書かれていませんか。しかし、よくよく読んでいると難しいのは種から育てる場合のようです。

実際、パプリカは難易度が高いのか、栽培の時期などを詳しく解説しています。

パプリカの栽培難易度

パプリカは輸入しているイメージが多いと思います。実際、韓国産も多く、海外の産地のものがよく売られています。しかし、2006年頃から山形や広島など、日本でもパプリカを栽培するようになりました。

ということは、海外だけではなく日本の土地や気候でも、パプリカを育てることが出来るということです。しかし、ピーマンの方が栽培は簡単で、パプリカは難しいというイメージがありますよね。

収穫までに時間がかかるということから、難易度が高いと思われているようです。本来は、ピーマンとパプリカの栽培方法にそんなに差があるわけではありません。

栽培時期をしっかり把握すれば、初心者でも育てられる野菜です。

パプリカの栽培カレンダー

パプリカの一般的な栽培カレンダーをお伝えしていきます。気候によって少し栽培時期にずれが出るかもしれまん。しかし、パプリカの収穫まで期間が長いので、植える付けを遅らせるのは避けます。

植え付けを遅らせてしまうと、パプリカの収穫量が少なくなってしまうことがあります。

それでは、栽培カレンダーは次のようになります。

2月中旬頃に種まきをします。

パプリカの種をポットで育てて、苗が出てきたら5月上旬頃に植え付けをします。そして、6月下旬から10月頃までが収穫時期になります。

パプリカの収穫時期は、長いのが特徴です。

以上は目安になるので、栽培する地域や気候によって差がでます。参考程度でご覧ください。

パプリカの育て方【栽培環境】

パプリカを育てるためには、栽培環境をしっかり整えておかなければいけません。環境をしっかり整えておかなければ、パプリカの収穫も減ってしまったり、それまでに育たない可能性も高くなります。

パプリカを植え付ける前の土の状態やどんな土が合うか、日当たりはどうなのかを詳しく解説していきます。しっかりと手順を踏んでいけば、どなたでも栽培できるのでチャレンジしてみて下さい。

育て方のコツを掴めば難しくはありません。

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育て方①土作り

パプリカは、乾燥や加湿に弱い植物になります。したがって、パプリカの苗を植え付ける場合、畝を15㎝以上高くして、水はけを良くさせます。

また、パプリカは肥料を好む植物です。追肥を忘れずに与えてあげて下さい。パプリカの土に適したPHは6.0~6.5が良いとされています。

土に水分量も大切になるので、保水性が高くて、有機質が豊富な土作りを心がけます。
 

育て方②日当たり

パプリカは日当たりが良い場所を好みます。日当たりが悪い場所に植え付けると、実がしっかりと育ってくれません。したがって、日がちゃんと当たるところで育てて下さい。

また、パプリカは乾燥にとても弱い植物です。乾燥を防ぐために、室外機などの風が当たってしまう場所は避けるようにして下さい。

育て方次第で、生育具合が変わっていきます。
 

パプリカの育て方【植え付け】

パプリカの植え付け方法を紹介します。パプリカの植え付けは、種まきからはじまり、苗の植え付けとなります。パプリカを植え付けるときは、ナス科の植物を育てた土で行ってはいけません。

ナス科の植物を育てた後の土でパプリカを植え付けると、育ちが悪くなってしまうためです。苗を植え付ける前に必ず覚えておいて下さい。

育て方③種まき

発芽する適温が15~25℃くらいなので、2月下旬頃から種まきを始めて下さい。苗が育ってくれるまで、70~80日ほどかかります。

種まきは、苗用のポットで行います。菜園に慣れている人でも難しいと言われているので、初心者は苗から植える方法がおすすめです。

(育て方:種まき)
 

  1. 苗ポットに種まき用土(赤玉土など)を入れます。
  2. 土が入った苗ポットに種を3粒入れます。
  3. 種の上に土をかけずに霧吹きで水をかけてあげます。(水をそのまま与えると流れてしまうため)
  4. 苗ポットを袋や新聞紙で包んで、乾燥を防ぎます。土が乾いたら霧吹きで水をかけてあげます。
  5. 芽が出て、本葉が4枚くらいになったら元気が良いものを選んで、別の苗ポットに1株ずつ植え替えます。
  6. 本葉が10枚くらいになったら地植えかプランターに植え付けをします。

育て方④苗植え

パプリカは、地植え・鉢植えどちらでも育てることができます。苗の植え付けは、5月上旬~6月上旬頃に行います。適温は22℃~30℃が目安です。

苗を植え付ける時は、土を深く掘るのではなく、浅く掘ってから行います。また、株との間を狭く植え付けてしまうと、日が当たりにくくなってしまいます。

日が当たらなければ、実の付きが悪くなるので、日当たりが良い所で植えつけます。プランターで育てる時は、60㎝くらいのプランターに苗を2株ずつ(目安)植えるようにします。

初心者の場合は、苗植えの育て方を覚えた方がスムーズに行えます。

苗の選び方

葉っぱの色が濃くて、厚みのあるものを選びます。節同士の間が狭くて、丈夫なものが良いです。葉っぱの根本のわき芽を2本残こします。つぼみか花がついていなければいけないためです。

そして、害虫がついていないもので苗の先端がピンと元気なものを選びます。苗が上を向いているものです。

強くて、実やつぼみがしっかり付いている苗を選ぶことが、育て方のポイントになります。

パプリカの育て方【栽培管理】

パプリカの育て方は、そこまで難しくありません。栽培管理のやり方をしっかり覚えれば、病気になったり腐ることもありません。

それでは、パプリカの栽培管理について説明していきます。
 

育て方⑤水やり

パプリカの育て方で重要なことは、水やりになります。パプリカは乾燥すると弱ってしまうため、水やりには気を付けます。

プランターで育てる場合は、土が乾きやすいので夏は毎日水を与えてあげて下さい。また、パプリカの花は雨に濡れると落ちやすくなります。

葉っぱも濡れると細菌にやられることがあるため、パプリカの根元に水をあげて下さい。

育て方⑥肥料

パプリカに肥料を与えるときは、植え付けから2週間したら追肥をしてあげて下さい。その後も2週間経つごとに追肥を行ってください。(苗の状態を観察しながら)

肥料の種類は、ナス科専用のものか液体肥料が良いでしょう。液体肥料を使う場合は、1週間に1回程度の追肥で構いません。

株が元気になってくれます。肥料は、葉が広がる先より少し先にあげるようにします。葉の先を目安にします。肥料は植え付けの時だけではなく、定期的に与えることが育て方のポイントになります。
 

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育て方⑦病気

パプリカの育て方で、気を付けたいのは病気です。パプリカがなりやすい病気を紹介していきます。

青枯病は、元気に育っていた株がいきなり萎れてしまいます。
青くなりそのまま腐っていきます。疫病は、葉っぱに黒っぽい緑色の斑点が現れます。そして裏に白いカビが発生して枯れていきます。

モザイクは葉っぱにモザイク模様のものが現れます。悪化すると葉っぱの形が変形します。

育て方⑧害虫

パプリカの育て方で気を付けたいこと、続いては害虫になります。アブラムシはパプリカの汁を吸いに来るだけでなく、病気のリスクを高めるため注意します。

アザミウマ虫は、パプリカの汁を吸いに来ます。アザミウマ虫にやられてしまうと、葉っぱの色は悪くなり、そのままにしておくと枯れてしまいます。

ヨトウムシは、夜に動き出します。日中は葉っぱの裏や土の中に隠れています。ハダニ類は、葉っぱの裏に隠れていて、パプリカの汁を吸います。やられてしまうと、葉っぱがスカスカの状態になります。

パプリカの育て方【手入れ】

パプリカの手入れをしっかりすることで、実をつけてキレイな花を咲かせます。そして、元気なパプリカに育ってくれます。

少し手間がかかりますが、手入れをすることでパプリカに愛情も沸いてきます。パプリカの育て方に手入れは欠かせないので、これからお伝えすることを実践してみて下さい。

育て方⑨1番花の摘み取り

パプリカの1番花は摘み取ります。その理由は、株を大きく成長させるためです。1番花を摘み取らないと、実にどんどん栄養が回ってしまい、株が元気を失ってしまいます。

株に栄養を流すためにも、1番花は必ず摘み取って下さい。

育て方⑩摘心

1番花の下にわかれている側枝2本は切らずに伸ばしていきます。2本の側枝の下にあるわき芽は全て摘み取ります。

そして、3本仕立てにします。その後もどんどん茎は増えていき、実は分岐点に付きます。葉っぱが増えすぎてしまうと、風通しが悪くなり、最終的に枯れてしまう恐れがあります。

そうならないために、枝を間引いたり茎を摘心してください。摘心することで花の数を減らすことができます。

パプリカの収穫方法と豆知識

パプリカは植え付けから40~50日で収穫ができます。パプリカの枝は弱いので、ハサミを使って収穫をします。収穫時は、内側にあるわき芽を摘み取ることを忘れずに行います。

収穫時期は秋まであるので、株が少し元気がないときは小さい実から取っていきます。そうすることで、株が再びしっかりします。

パプリカは未熟であっても美味しく頂けます。また、完熟でも食べられるので慌てる必要もなく、好きなときに収穫が可能です。

きちんと育て方を守れば、美味しいパプリカが出来上がります

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パプリカに色がつかないときは?

パプリカは、ゆっくり待つことで色がどんどんついてくれます。赤色パプリカの場合は、緑から赤色と変わっていき、黄色のパプリカは緑から黄色に変化します。

色付きが悪くてもあきらめてはいけません。しっかりと追肥を行って栄養を与えてあげて下さい。そうすることで、パプリカの色付きも元気を取り戻します。

適当な育て方ではなく、日ごろから観察をして成長具合をチェックします。

まれに赤色パプリカが、緑のあとに茶色っぽくなることがあります。その場合、すぐ取らずに様子をみて下さい。その後に赤く変わることがあるからです。

収穫できず腐るときは?

パプリカは腐りやすいのがデメリットになります。しかし、きちんと手入れを心がければ心配はいりません。パプリカは、カルシウムが足りないと腐ることになります。
また、窒素が多い肥料を沢山与えてしまうのも良くありません。同じ土を何度も使いまわしたり、ナス科の植物を前に育てたことがある土は使わないようにします。

そして、雨に当たりすぎると腐ってしまうことがあります。雨に当たらないようにカバーで防ぐなど、雨対策をしてあげて下さい。

実の上からビニールをかぶせてあげるだけで腐りにくくなります。

収穫量が少ないときは?

収穫量が少ない場合、肥料が足りない恐れがあります。パプリカがあまりならない時は、追肥を行ってください。その他に、水分量が足りないことが原因という場合もあります。

水をしっかり与えないと、株が弱ってしまい、最終的に収穫量が減ることもあります。真夏は忘れずに毎日水を与えて下さい。

また、葉っぱや枝が茂りすぎていても実がなりにくくなり、収穫が少なくなることがあります。茂りすぎを防止するために、剪定を行います。病害虫のリスクを下げるために必要なことです
 

パプリカを収穫して色々な料理を作ってみよう!

パプリカの栽培は難しいイメージがあったと思います。しかし、育て方を間違わなければ楽しく自家栽培が可能です。

パプリカはサラダにしても良し、いろんな料理にも活用できます。自分で作ったパプリカはいつも以上に美味しく感じると思うので、是非栽培をチャレンジしてみて下さい。
 

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maimaidesu

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