キノコバエとは?観葉植物に付くコバエの駆除方法を徹底解説!

観葉植物を育てる時に注意するのはアブラムシなどの害虫だけでなく、キノコバエも大きな脅威になります。キノコバエはどこから発生し、どんな種類がいるのか。その生態と駆除の方法について解説します。適切な駆除の方法を知って、予防を徹底して観葉植物を守りましょう。

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目次

  1. 1観葉植物に付くキノコバエとは
  2. 2キノコバエはどこから発生する?
  3. 3キノコバエを侵入させないための予防方法
  4. 4キノコバエを発生させないための予防方法
  5. 5キノコバエ駆除方法
  6. 6キノコバエを発生させないために清潔を保とう

観葉植物に付くキノコバエとは

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観葉植物に被害を与える害虫の一つにキノコバエがいます。キノコバエは体長が0.5mm~2mm程度の小さなハエの一種です。この小さなキノコバエが、家ごとの被害だけでなく市町村単位で被害を与えるほどの脅威を持っています。

はっきりとした発生源が完全に特定されていませんが、水分を含んだ腐葉土などから発生すると考えられています。梅雨明けの夏の早朝から10時頃にかけて発生しますが、寿命は4時間程しかなく周りは死骸の山になります。

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キノコバエは非常に小さいため、網戸の隙間や窓などの僅かな穴や隙間からも侵入することがあります。食べ物などに集まり、そのまま死んでしまうので毎日たくさんの死骸を目にすることになります。体が小さくてすぐに死んでしまうので、キノコバエの駆除は大変です。

キノコバエの生態

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キノコバエはハエの仲間で、ハエ目キノコバエ科に分類されます。キノコバエ類は形態的には蚊に類似しており、背胸部のせりだしと剛毛の生えた頑丈な足が大きな特徴になります。

分布は汎世界的です。成虫の生態としては、昼間は木の切り株の空洞や落ち葉の隙間に潜んでします。夕方になると活動を始めます。涼しくて陰湿な環境を好む傾向があります。視覚は発達していませんが、嗅覚は非常に優れています。

キノコバエは近年日本各地で大量発生しており、色々な場所で問題になっている虫です。種類は色々ありますが、家庭でよく発生するのは「クロバネキノコバエ」と呼ばれる小型の種類になります。

細身で弱々しい身体をしたコバエになるため、ハエの一種とは知らなかった人も多いようです。盛んに飛び回っているのはクロバネキノコバエの雄になり、雌は地表付近を飛んで卵を産んだ後はすぐに死んでしまいます。

湿度と温度の高い環境を好むコバエなので、梅雨から夏にかけてが一番多く発生します。明るい場所を好む性質と、午前中の早い時間に発生する特徴があります。

観葉植物にコバエが発生した時の温度や湿度、明るさ、更には時間帯を思い出すと分かりますが、そのような箇所にはキノコバエが土の中に卵を産み付けた可能性が非常に高いと思った方が良いでしょう。

その他のコバエの種類

コバエはショウジョウバエなどの小さなハエの総称なので、コバエという名前のハエは存在しません。代表的なのがショウジョウバエで、黄赤色の日本で約260種が生息して主に生ごみに発生します。

特に腐った果実を好むコバエの種類になります。食品にたかることが多いので、台所が主な活動範囲と言えます。台所を飛び回っているコバエは主にこのショウジョウバエになります。

ノミバエは、黒褐色で日本で約20種がいますが世界では約2,400種もいると言われています。腐った植物やゴミなどに発生して、食卓や台所など俊敏に飛んだり歩き回ったりします。

小さくて動きが俊敏なために、色々な食品、中でも肉に潜り込んで産卵することがあるので、食品衛生上は最も大きいな問題になる害虫と言えます。
 

チョウバエは、黒色で日本で約50種がいます。体の表面に毛が密生しており、湿地や沼などの水際が主な生息地になります。

風呂場や台所の排水回りや下水管などのヘドロから発生すると言われています。室内に侵入することが多く、夜行性であるため昼間はトイレの壁などにとまってジッとしています。

キノコバエはどこから発生する?

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キノコバエは完熟していない堆肥などの臭気を好むと言われています。室内で育てている観葉植物の用土に腐葉土が混ざっている場合は、その中の有機物がキノコバエの格好のエサになります。

キノコバエの多くは、畑にある堆肥やプランターの腐葉土に卵を産み付けて、産卵から2~4週間ほどで成虫になって飛び回るので厄介なコバエです。具体的な発生要件などを詳しく解説していきます。

原因①発生条件

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キノコバエは気温が30℃で湿度が70%ほどになると、大量発生すると言われています。よって梅雨の時期から夏にかけての期間がキノコバエが現れる最盛期と言えます。この期間には対策をしなければ、キノコバエの被害を受ける可能性があります。

水分が多い場所から発生することが多いので、湿った腐葉土は要注意です。同様の条件に近い観葉植物の植木鉢からも発生する可能性があるので注意が必要です。

原因②外から侵入する

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キノコバエは外から侵入してくるので、窓やドアは開放したままにせず、窓には網戸を取り付けることが大切です。メッシュが細かい網は更に侵入を防ぐ効果があります。

建物の出入り口付近や前室、廊下などに薬剤を散布する殺虫器を取り付けることは、外から飛んで入り込むキノコバエを駆除する有効な手段になります。

原因③湿気の多い土

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キノコバエは湿気の多い場所や薄暗い場所を好みます。特に腐った植物のまわりは最も注意が必要な場所です。土に植え付けたキノコや植物の茎から養分を吸い取って生きているので、キノコバエが増える大きな原因になってしまいます。

キノコバエは早朝から10時くらいまでの間に現れやすいと言われています。キノコバエの駆除や対策はその時間内に行う方が効果的と言えます。

キノコバエを侵入させないための予防方法

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これまで説明したようにキノコバエは非常に小さい身体で、卵を産み付けやすい場所も多いため発生を防ぐことは非常に難しい虫でもあります。

特に庭や畑で発生して外から室内に侵入してくるため、予防の第一としては外からの侵入をさせないようにすることです。そのための対策方法について解説します。

予防方法①窓・網戸を閉める

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上で説明したように、キノコバエの駆除や対策は早朝から10時の間に行うことが効果的です。まずは外からキノコバエが浸入しないように、窓や網戸を締めることが一番簡単で効果のある方法です。

しかしキノコバエの体長は非常に小さいため、人の出入りの間にも入ってくる可能性があります。完全にドアなどからの侵入を防ぐことは難しいのが現実とも言えます。

予防方法②隙間を埋める

体長の小さいキノコバエは、窓や玄関のちょっとした隙間からも侵入することができます。そのため、すき間テープなどを上手に利用して僅かな隙間も通り抜けられないように目張りをしておくことが効果的です。

キノコバエを発生させないための予防方法

キノコバエは主に土壌から発生します。キノコバエを発生させないためには、刈り取った雑草をそのまま放置しないこと、植木鉢などを屋内に持ち込まないこと、などの環境作りが大切になってきます。

側溝でも発生するため、定期的に清掃をして発生の原因をなくしましょう。その他キノコバエを発生させないように予防する方法を具体的に説明します。できるだけ予防処置を施して対策をすることをおすすめします。

予防方法③無機質の土に変える

キノコバエは土の表面から2~3cmの深さに卵を産み付けます。そのため更に安心するために深さ5cm程度の土を赤玉土や化粧砂などの無機質の用土に入れ替えることが有効です。

産み付けられた卵や幼虫ごと駆除することができるので、キノコバエの発生を抑えることができます。

予防方法④有機肥料を使用しない

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キノコバエは有機物を好むため、腐葉土や有機肥料を使っているとキノコバエを呼び寄せる原因となってしまいます。植物の成長のためには有機肥料を使いたくなりますが、観葉植物には有機肥料を使用しなくても育てられるので使用を止めましょう。

予防方法⑤赤玉土の使用

観葉植物の種類によっては、赤玉土だけでも十分に育つものが多くあります。赤玉土はキノコバエのエサになる成分を含んでいないため、キノコバエ対策としては一番安心できる土と言えます。

赤玉土は最初は団粒状になっていますが、徐々に崩れていき目詰まりを起こしてしまう場合もあるため、定期的に植え替えを行うことをおすすめします。水をしっかりと与えた後は、十分に土を乾燥させることも大事な対策方法です。

予防方法⑥ハイドロボールの使用

粘土を高温で焼いて発砲させたボール状の石をハイドロボールと呼びます。ひとつひとつの石には細かい穴が開いており、その中に取り込まれた空気が植物に酸素を供給するという優れものです。

腐葉土の代わりにこのハイドロボールを使用すると、赤玉土と同様にキノコバエのエサとなるものがないため発生を抑える対策として効果的です。ガラス容器などに植物を植えてハイドロボールを使用すると、見た目もキレイでキノコバエ対策にもなります。

ハイドロボールを使用した結果として土の栄養分が減ってしまうことがあります。そうなると植物の生育が悪くなってしまうため、2週間に1回程度の割合で植物に合った液体肥料を水やりの際に薄めて与えることをおすすめします。

花や野菜などの色々なしょくぶつの花や実つき、更には花や葉色を良くしてくれる効果があるので、花苗や野菜苗にも最適な栄養剤と言えます。

キノコバエ駆除方法

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キノコバエが浸入しないように対策を施し、また発生を抑えるための処置をしておいても、どこからか発生してしまうのがキノコバエです。ここでは発生したキノコバエを駆除するための具体的な方法について説明します。

駆除方法①殺虫剤

家の中を飛んでいるキノコバエは、市販の様々な殺虫剤を有効に活用して駆除することが効果的です。スプレー式のものから棒状のものなど各メーカーから様々なタイプの殺虫剤が発売されているので、自分の家で一番効果的なものを見つけましょう。

殺虫剤の定番と言えばキンチョールです。ハエ・蚊の駆除に即効性がある薬剤です。大量にスプレーすると部屋の中に充満して空気が汚れるので、適度な量を散布しましょう。また植物には直接吹きかけないよう注意が必要です。

キノコバエが浸入しそうな入り口付近や網戸にも吹きかけておけば、侵入を防止する効果もあります。

アースノーマットや蚊取り線香もキノコバエの駆除に効果を発揮してくれます。スプレーのように直接触れると害になる薬剤ではないので、部屋の入り口や室内に充満しても体に優しく、安心して殺虫することができます。

土の中に潜んでいるキノコバエの卵や幼虫を駆除するのに適した殺虫剤もあります。オルトラン粒剤やダントツ水溶剤は、コバエなどに対して幅広い殺虫効果を持っています。

観葉植物の鉢にばらまくだけで、土の中のキノコバエの卵や幼虫を駆除できるので便利に使えます。

駆除方法②ライトトラップ

キノコバエは光にもよく誘引される性質があるため、ライトトラップを用いて捕獲することができます。一般家庭では写真のようなライトトラップを設置することは少ないかも知れませんが、お手頃価格のものもあるので活用してみましょう。

植木鉢などで植物を育てている場合は、市販のハエ取り棒などを株元に差し込んでおくのも効果的です。園芸店やホームセンターで様々な捕殺グッズを販売しているので、探してみるもの良いでしょう。

駆除方法③竹酢液・木酢液の使用

薬剤をあまり使いたくない人には、竹酢液や木酢液を活用することをおすすめします。植物に対して優しい成分で、効き目も穏やかになります。使用方法は、10倍程度に薄めた液をキノコバエが発生している場所に何度かスプレーすればOKです。

植物由来の成分なので、根を痛める心配もありません。使用する場合の注意点としては、土があまり湿り過ぎるとキノコバエが好む環境になってしまうので、一度散布したらしっかりと乾いてから次の散布をすると良いでしょう。

駆除方法④水没させる

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キノコバエを駆除する方法として昔から使われてきたものに、観葉植物の鉢を水没させて退治するという方法があります。土の中の幼虫に対してはある程度の効果を発揮することが知られています。

観葉植物の鉢よりも少し大きめのバケツなどに水を張って、鉢の中の土が浮き過ぎないように気を付けて沈めていきます。土の中の卵や幼虫が水の表面に浮かんで来たら、網ですくい取って駆除します。

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すくい取った卵や幼虫は新聞紙などに出して、念のため殺虫剤で完全に殺しておきましょう。この方法で駆除した後は、土が非常に湿った状態になるため、キノコバエが発生しやすい環境になっています。

数日間は水やりを控えて、土と鉢をしっかりと乾燥させることが大切です。土を直射日光に当てることも効果的です。

駆除方法⑤業者に駆除を依頼する

ご自分で色々試してみたけど、キノコバエを駆除仕切れない、敷地内にまだまだたくさんの害虫がいて困っている方は、一度害虫駆除業者に依頼してみて方がいいかもしません。

こちらは、株式会社アシストが提供する、害虫駆除サービス「ムシ・プロテック」です。全国各所に拠点があり、どこにでも駆けつけてくれます。害虫にお困りの方は是非ご相談ください。

キノコバエの駆除に効果的な時間

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キノコバエの主な活動時間は、早朝から朝の10時くらいにかけての時間帯です。そのため、キノコバエの駆除を効果的に行うためには、この時間帯に行うことをおすすめします。

非常に小さな体で目につきにくいキノコバエなので、日ごろから気を付けて観察し室内に入れないこと、発生源となる水たまりや湿った土を放置しないように気を付けましょう。

キノコバエを発生させないために清潔を保とう

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キノコバエは湿気を好み、梅雨時期から夏場にかけて特に活発に発生し活動します。日頃から鉢植えの管理を行ったり、網戸の整備、点検、目張りなどで家の中に侵入することを防止したりすることが大切です。

市販の対策グッズや殺虫剤などもうまく活用して、安心して快適な暮らしを送れるようにしましょう。何事も清潔に保っておくことが一番の予防になります。掃除も楽しみながらキノコバエの対策も一緒にやってしまいましょう。

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この記事のライター
コージー65

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