カンチブレーキってなに?構造や、調整方法などを解説!

カンチブレーキとは、どのようなものなのか紹介していきます。また、カンチブレーキのメリット、デメリットも紹介します。そして、カンチブレーキの構造や取り付け方法、調節方法もご紹介しますのでカンチブレーキの特徴を知って上手く使いこなしましょう。

カンチブレーキってなに?構造や、調整方法などを解説!のイメージ

目次

  1. 1自転車用ブレーキ・カンチブレーキ基礎知識
  2. 2カンチブレーキと他のブレーキの比較
  3. 3カンチブレーキのメリット
  4. 4カンチブレーキのデメリット
  5. 5カンチブレーキの調整・交換
  6. 6カンチブレーキは扱いが難しいが特徴を知れば上手に使える!

自転車用ブレーキ・カンチブレーキ基礎知識

ここからは自転車用のブレーキであるカンチブレーキとは、どのようなものなのか紹介していきます。また、カンチブレーキと他のブレーキには、どのような違いがあるのか、そしてカンチブレーキのメリットやデメリットについても見ていきます。後程、カンチブレーキの調節方法についても紹介していきますので是非参考にしてください。

まずは、自転車用のブレーキであるカンチブレーキの基礎知識として、カンチブレーキとはどのようなものなのか、そしてカンチブレーキの構造ついてを紹介していきます。それでは、カンチブレーキとは、どのようなものなのかとカンチブレーキの構造について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

カンチブレーキとは?

まず最初に、自転車のブレーキであるカンチブレーキとは、どのようなものなのか紹介していきます。カンチブレーキは、昔から使われている歴史の長いブレーキのひとつです。そして、カンチブレーキは、リムブレーキに分類されます。リムブレーキは、ブレーキシューをホイールのリムに当てて、その摩擦でブレーキをかける仕組みになっています。

リムブレーキは、雨の日にはブレーキが利きにくいという特徴があり、カンチブレーキも雨の日のブレーキが利きにくいです。また、カンチブレーキは、マウンテンバイクやランドナーなどのオフロード車などに使われることが多いです。そして、最近では、カンチブレーキは泥がつまりにくい構造をしているので、シクロクロス競技にも使われるようになってきました。

カンチブレーキの構造

次に、カンチブレーキの構造について紹介していきます。カンチブレーキの構造は、どうなっているのかというと、ブレーキの本体とチドリ、アーチワイヤー、ブレーキシューで構成されています。また、カンチブレーキは、ブレーキのレバーを引くことで、チドリが引かれる仕組みになっていて、チドリが引かれることによって、アーチワイヤーがブレーキアームを稼働させます。

そして、ブレーキシューがリムを挟み込みブレーキをかけてくれるのです。また、カンチブレーキは泥が詰まりにくいという特徴があるので、一部のランドナーやシクロクロスに使われていたり、ロードバイクのブレーキとしてよく使われています。しかし、最近ではVブレーキやディスクブレーキの方が、ブレーキの力が強く調節の方法も簡単なので、カンチブレーキはあまり使われなくなってきています。

カンチブレーキと他のブレーキの比較

カンチブレーキと他のブレーキは、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは、カンチブレーキと他のブレーキの違いとして、リムブレーキとディスクブレーキの比較をしていきます。それでは、リムブレーキ、ディスクブレーキの比較について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

比較①リムブレーキ

まず、1つ目に比較していくブレーキを紹介していきます。1つ目に紹介するブレーキは、リムブレーキです。リムブレーキは、ホイールでタイヤのはまっているリムをブレーキシューで挟むことで、タイヤの回転をとめて自転車にブレーキをかける方法です。そして、リムブレーキの中でも、ロードバイクやママチャリの前輪に使われているものをキャリパーブレーキといいます。また、クロスバイクなどには、Vブレーキがよく使われています。

そして、カンチブレーキもこのリムブレーキに分類されるブレーキです。リムブレーキの中でもカンチブレーキは、開発当初は制動力がとても強いブレーキとされていました。また、タイヤクリアランスが広かったので、マウンテンバイクに最適なブレーキでしたが、現在は、Vブレーキの方が制動力が強いので、カンチブレーキが取り付けられる機会が減ってきています。

比較②ディスクブレーキ

次に、2つ目に比較するブレーキを紹介してきます。2つ目に紹介するブレーキは、ディスクブレーキです。リムブレーキがリムをパッドで挟み込んでブレーキをかけるのに比べ、ディスクブレーキは、ホイールの内側にディスクが取り付けれらています。そして、そのディスクをパッドで挟むことでブレーキをかける仕組みになっています。ディスクブレーキは主に、マウンテンバイクに取り付けられることが多いブレーキです。

カンチブレーキのメリット

ここからは、カンチブレーキのメリットについて、紹介していきます。カンチブレーキのメリットとは、どのようなものなのでしょうか。カンチブレーキのメリットとして、泥詰まりが起きにくいという点、太いタイヤが履けるという点、シクロクロス競技にて使用されてきた実績という3つのメリットについて、紹介していきます。

それでは、3つのメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット①泥詰まりが起きにくい

まずは、1つ目のカンチブレーキのメリットについて、紹介していきます。1つ目のカンチブレーキのメリットは、泥詰まりが起きにくいということです。カンチブレーキは、リムとブレーキシューの間隔が広くなっているので、泥詰まりが起きにくい構造をしています。

なので、カンチブレーキは、泥詰まりが起きにくいというメリットがあります。また、ブレーキのリムとシューの間に泥が詰まってしまうと、制動力が落ちてしまうので、ブレーキの利きが悪くなったり、ブレーキが利かなくなったりしてしまう可能性があります。

メリット②太いタイヤが履ける

次に、2つ目のカンチブレーキのメリットを紹介していきます。2つ目のカンチブレーキのメリットは、太いタイヤが履けるということです。カンチブレーキは、元はマウンテンバイク用に作られたブレーキなので、タイヤとブレーキの間隔が広くなっています。なので、太いタイヤを履くことができるようになっています。

メリット③シクロクロス競技にて使用されてきた実績

最後に3つ目のカンチブレーキのメリットについて、紹介していきます。3つ目に紹介するカンチブレーキのメリットは、シクロクロス競技にて使用されてきた実績です。シクロクロス競技では、カンチブレーキを使用している選手が多くいます。また、シクロクロス競技で優勝をしている選手などもカンチブレーキを使用しているので、実はとても実績のあるブレーキなのです。

ちなみに、シクロクロス競技とは、整備されていない土地の周回路に階段や柵などの障害物が置かれてるところで、誰が1番早く消化できるかを競う自転車競技です。また、シクロクロス競技は世界選手権が開かれていたり、ワールドカップが開かれたりするほど人気の競技です。

カンチブレーキのデメリット

ここからは、カンチブレーキのデメリットについて、紹介していきます。カンチブレーキのデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、カンチブレーキのデメリットとして、長期間の使用で制動能力が低下してしまうこと、制動力が弱いという2つのデメリットについて紹介していきます。

それでは、カンチブレーキのデメリットとして、長期間の使用で制動能力が低下すること、制動力が弱いということの2つのデメリットについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。

デメリット①長期間の使用で制動能力が低下

まずは、最初に1つ目のカンチブレーキのデメリットについて、紹介していきます。1つ目に紹介するカンチブレーキのデメリットは、長期間の使用で制動能力が低下してしまうことです。カンチブレーキは、長期間使用しているとブレーキの利きが悪くなってしまうというデメリットがあります。カンチブレーキは、ブレーキワイヤーが他のブレーキと違って雨などから保護ができるものがついていません。

なので、雨などの影響でさびが出てきてしまいますので、制動能力が低下したり、ブレーキが利かなくなってしまう場合もあります。なので、調節を頻繁に行わなければなりません。

デメリット②制動力が弱い

次に、2つ目のカンチブレーキのデメリットについて、紹介していきます。2つ目に紹介するカンチブレーキのデメリットは、制動力が弱いということです。カンチブレーキは、制動力が弱いものが多くこの制動力の弱さがカンチブレーキのデメリットとなっています。また、カンチブレーキは雨の日には、特にブレーキが利きにくくなってしまいますので注意が必要です。

カンチブレーキの調整・交換

ここからは、カンチブレーキの調節や交換について、紹介していきます。カンチブレーキの調節や交換は、どのようにすればいいのでしょうか。ここでは、カンチブレーキの調節や交換方法をご紹介します。片効き調節、ブレーキシューの調節、ブレーキレバーの遊び調節、音鳴りの調節、ブレーキシューの交換の5つについて紹介していきますのでぜひ参考にしてください。

それでは、片効き調節、ブレーキシューの調節、ブレーキレバーの遊び調節、音鳴り調節、ブレーキシューの交換について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

片効き調整

カンチブレーキの調節の方法のひとつに片効き調節があります。片効き調節は、本来であれば左右のブレーキシューの間隔が同じになっているのですが、片側に寄ってしまっている状態のことです。片効きの状態になってしまうと、ブレーキシューの片側だけが異常に摩擦してしまいます。また、片効きの状態になることで、ブレーキシューとリムが接触してしまうなどの問題が出てきてしまいます。片効き調節をするためには、アーレンキー、ドライバーが必要です。

それでは、片効き調節の方法を紹介します。まず、リムが揺れているかを確認します。リムが揺れている場合は、リムが歪んでしまっています。また、片効き調節をする前は、ホイールを回転させ、ブレーキシューとリムの間隔が変わっている場所はないか確認しておきましょう。それでも、振れている場合は、振れ取りをします。また、リムが振れていない場合は、左右についているブレーキアームのネジで、リムに近いものを締めます。このように、ネジを締めることで片効きの調節を行います。

ブレーキシューの調整

次に、ブレーキシューの調節について、紹介していきます。ブレーキシューが正しい位置にあることで、制動力が働きます。なので、ブレーキシューの調節は大切な作業です。ブレーキシューの調節は、シューがリムをはみ出さないように平行にすることが大切になります。

ブレーキレバーの遊び調整

そしてブレーキレバーの遊び調節について、紹介していきます。ブレーキレバーの遊び調節には、アジャスターが必要です。アジャスターを使うことで、ワイヤーを適切な状態にすることができます。アジャスターは時計回りに回すことでワイヤーを緩めることができるので、レバーの動く幅が大きくなります。

また、反時計回りに回すとワイヤーを張り詰めることができるので、レバーの動く幅が小さくなります。このようにして、ブレーキレバーの遊び調節をすることができます。

音鳴りの調整

次に、音鳴りの調節について紹介していきます。音鳴りがある場合は、イートンを使うことで解決することができます。イートンはブレーキシューの後ろを広げることができるセッティングです。このイートンを使うと、ブレーキシューの後ろを約1ミリ広げることができるので、音鳴りを調節することができます。

ブレーキシューの交換

ブレーキシューは、排水用の溝がなくなってしまったり、シューに彫ってあるリミットラインが近づいた場合には、交換しなくてはいけません。また、排水用の溝がなくなったり、リミットラインが近づいていなくても、劣化してしまうので、1年たっている場合は交換が必要です。そして、ブレーキシューを交換する場合は、まず、シューのボルトを緩めブレーキシューを外します。

この時、10ミリのスパナと5ミリのアーレンチで取り外します。次に、新しいシューを取り付けます。この時、方向に気を付けて突き出している量が左右均等になるように注意してください。そして、シューの位置を調節して、シューを固定します。この時、ボルトが動かないように固定しておくことと、ナットを確実に締めることがポイントです。これで、ブレーキシューを交換することができます。

カンチブレーキは扱いが難しいが特徴を知れば上手に使える!

カンチブレーキは、泥詰まりが起きにくいという特徴や太いタイヤを履くことができるというメリットがあります。しかし、制動力が弱いというメリットがあるので、カンチブレーキは定期的なメンテナンスが必要です。

ここでは、カンチブレーキを調節する方法や交換する方法を紹介しました。カンチブレーキは、その特徴を知ることで上手に使うことができますので、カンチブレーキの特徴を知って、上手く使いこなしましょう。

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この記事のライター
m.y321

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