オルレア(オルラヤ)を育てるコツは?初心者にも分かる育て方を詳しく解説!

ヨーロッパに自生する『オルレア』はナチュラルで可憐な姿が、ガーデニングやフラワーアレンジメントで人気の花です。白い小花が集まっている 姿は、インテリアにも映え自然な華やかさを演出します。庭植えでも切り花でも楽しめるオルレアの栽培に挑戦してみましょう。

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目次

  1. 1オルレア(オルラヤ)とは
  2. 2オルレアの育て方【栽培環境】
  3. 3オルレアの育て方【手入れ】
  4. 4オルレアの育て方【増やし方】
  5. 5オルレア栽培の注意点
  6. 6レースのように可憐な花のオルレアを育ててみよう

オルレア(オルラヤ)とは

細かい花が集まった姿が、繊細でかわいらしいオルレア(オルラヤ)。もともとはヨーロッパでよく見らる野生の花でした。寒さや乾燥に強く、痩せた土地でも可憐な花を咲かせる『オルレア』とはどんな植物なのでしょうか。

オルレアの基本情報

オルレア(オルラヤ)は、ヨーロッパが原産のセリ科オルレア属に分類される植物です。オルレアの仲間は3種類あり、観賞用として栽培されているのは『オルレア・グランディフローラ』という種類です。現在グランディ・フローラの野生種はほぼ絶滅状態にあると言われています。開花時期は4〜7月と長めで、花付きがよいため庭の花としても親しまれています。

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本来は多年草ですが、暑さに弱く夏には枯れてしまうため、秋に種を蒔く一年草とされているのが一般的です。オルレアは、日本ではまだ栽培の歴史は短いですが、レースのように繊細でかわいらしい姿は、どんな色合いの花やグリーンとも調和性がよいため、ガーデニングや切り花としても大変人気があります。

オルレアの特徴

『オルレア・グランディフローラ』の園芸品種が『オルレア・ホワイトレース』です。茎が長く、その先に小さな白い花が集合して咲くのが特徴で、その姿が白いレースのように見えることから「ホワイトレース」の名がつきました。

草丈は60~100cmほどにもなり、小花の集合した1つのかたまりは15〜20cmほどの大きさです。細かな花の周りを小花が囲むように咲く独特の形が繊細で美しい花姿です。

葉は、セリ科の植物によくみられる細かく切れ込みが入った形状です。花も葉も細かく他の花と組み合わせやすいため、フラワーアレンジメントでカスミソウの代わりに使われることも多い花です。

オルレアの花を動画でご紹介!

オルレアの花を動画でご覧ください。可憐が姿が風に揺れる姿がとても素敵です。

オルレアの花言葉

オルレアの花言葉は「可憐な心」「ほのかな想い」「細やかな愛情」「静寂」などです。オルレアの特徴である、白い小さな花が集まった花姿から、繊細なレースの花嫁のドレスや、清楚で可憐な女性がイメージされ、このような花言葉がつけられたのではないでしょうか。

オルレアの育て方【栽培環境】

オルレアは、ヨーロッパが原産の植物ですので、原産地に近い環境でよく育ちます。日当たりを好みますが、暑すぎると枯れてしまいます。水と肥料が少なくてもよく育ち、多湿や多肥は逆効果です。

植え替えが苦手なので庭に直蒔きし、こぼれた種で自然に増やすのが育てやすいでしょう。見た目は可憐で繊細ですが、丈夫でたくましく質素な環境を好む植物です。

育て方①置き場所

オルレアは、日当たりがよいほどに大きく育ち、日当たりが悪いと徒長してヒョロヒョロと育ちます。オルレアを植える場所は、日当たりと風通し、水はけがよい場所を選びましょう。

ただし夏の暑さには弱いので、鉢植えで育てる場合は、季節により風通しのよい明るい日陰に移動させてあげましょう。

寒さには強いですが、株が小さいうちに気温が下がりすぎると葉を痛めてしまいます。秋に植え付けした場合のみ、急激な気温低下や霜には注意が必要です。

育て方②土

オルレアは、もともとヨーロッパに自生している野草なので、水はけが良い土であれば、多少痩せた土地でも元気に育つたくましい植物です。市販の草花用の培養土で問題なく育てることができます。

鉢植えの場合は、市販の培草花用培養土を使うか、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3にの割合で混ぜ、少量の緩効性化成肥料を加えたものを使用します。

育て方③植え付け

苗を庭に植え付けるのによい時期は春です。購入した苗や、秋に収穫しておいた種から育苗した苗を植え付けます。

オルレアは、根が枝分かれせず真っ直ぐに伸びる直根性の植物です。直根性の植物は、根を少しでも痛めてしまうと大きなダメージになり上手く根付かなくなってしまいます。苗を植え付ける時は、根をほぐさないで、そのままそっと土に埋めてあげましょう。

苗の選び方

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直根性のオルレアは、移植が苦手な花ですので、植え付けは苗が若いうちに行いましょう。オルレアの苗を選ぶ場合は、葉の緑色が鮮やかで徒長していない、未開花の若い苗を選びます。

オルレアの育て方【手入れ】

オルレアは、特別な手入れをしなくてもよく育つ植物です。むしろ手を掛けすぎない方がよいとも言えます。繊細でかわいらしい花を咲かせるオルレアですが、実際はナチュラルな環境を好むたくましさを持った植物です。

育て方④水やり

オルレアは乾燥に強い植物です。逆に加湿は好みませんので、水のやりすぎには注意しましょう。庭植えの場合は、根付いた後は降雨だけで育つため、特別に水やりをする必要はありません。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いた時に鉢底から水が滲み出てくるくらいたっぷりと水を与えます。受け皿に貯まった水は捨てるようにしましょう。

育て方⑤肥料

オルレアは痩せた土地でも育つ植物ですので、肥料は他の植物より少なめにしてください。肥料が多すぎると葉ばかりが茂って見た目が悪くなるばかりではなく、花が咲かなくなってしまうこともあります。

肥料を与える場合は、緩効性化成肥料やなどを少しだけ株元に撒いてあげる程度で構いません。庭植えの場合は基本的にあまり必要ありませんが、鉢植えの場合は少しだけ土に肥料を加えておきます。

育て方⑥花ガラ摘み

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日本の環境でオルレアを育てると、夏の暑さで枯れてしまうため、種から増やす方法が育てやすいでしょう。花ガラは摘んでも構いませんが、全て摘んでしまうと種ができなくなるので、咲き終わり頃は花を残しておきます。

鉢植えなど、株のまま越冬させる場合は、花が終わったら早めに花ガラを摘み取りましょう。花を付けたままにして置くと種に栄養を取られてしまうため株が弱って、翌年花が咲きづらくなります。

オルレアの育て方【増やし方】

オルレアは、種から増やす方法が日本では一般的です。花の後にできた実から種を収穫し、秋に庭に蒔きます。あるいはポットで苗を育てて定植する方法もあります。庭植えの場合は、枯れたあと自然にこぼれた種から翌年花が咲き、いつのまにか増えてくれる場合も多いでしょう。

増やし方①種の収穫

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オルレアは、夏の暑い時期になると枯れて、その後に種が作られます。トゲが付いた実が作られ、その中に種が入っています。そのまま放っておけば種がこぼれて自然に増やせます。種は小さいので、庭掃除などをしたい場合は一緒に掃き捨ててしまわないように注意しましょう。

苗を作ったり、直接種を蒔きたい場合は、実がカラカラに乾いたのを見計らって種を収穫します。収穫した種は、冷蔵庫で保存します。

増やし方②種まき方法

オルレアは基本的に庭蒔きで育てやすい花です。9~10月に種を蒔き、春から夏に花を咲かせます。夏の終わりから秋の涼しくなって来るころに種蒔きを行います。

育苗する場合は、大きめのポットに2〜3粒ずつ蒔き、6〜7mmほどの土をかけておきます。種を蒔いたポットは明るい日陰に置き、土が乾かないように管理します。

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発芽する温度は15〜20度。2週間から1ヶ月ほどで発芽します。発芽率はあまり高くないため多めに種を蒔いておく方がよいでしょう。

発芽後は、本葉が2・3枚に増えた頃に間引きをし、4〜5枚に増えたら霜が降りる前に定植します。時期が遅れたり、気候が合わない場合は枯れてしまうことがあります。苗が小さい場合は、鉢で越冬し、春に定植する方がよいでしょう。

オルレア栽培の注意点

オルレアは丈夫な植物なので、特別に気をつける病気や害虫というのは見当たりません。花に虫が寄っていることがありますが、花の蜜を求めて集まっているだけのことが多く、花を傷めることはありませんので、通常は気にしなくても大丈夫です。

注意点①病害虫

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オルレアは大変丈夫な植物なので、気をつけるべき病害虫は特になく、完全無農薬でも育てることができます。万が一アブラムシやハダニ類、蛾の幼虫などが発生した場合は、殺虫剤を散布するか、捕殺します。

注意点②夏越し

オルレアは高温多湿に弱い植物です。日本のように夏が暑い気候では、春から初夏の開花の後に枯れてしまうため株のまま夏を越すのは適していません。一年草と同じように種で育てる方法がおすすめです。

レースのように可憐な花のオルレアを育ててみよう

レースのように可憐な花を咲かせるオルレア。もともとは野生の花ですので、繊細な見た目からは想像できないほどたくましい生命力があり、特別手を掛けなくてもすくすく育つ丈夫な植物です。

基本は庭に植え、そのナチュラルな姿を楽しむのがおすすめです。他の花と一緒に楽しみやすいのもオルレアの魅力です。庭の風景として、また切り花として日々を豊かに彩る『オルレア』を育ててみましょう。

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この記事のライター
noccoshi design.

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