植物の天敵!白くて小さなコナカイガラムシとは?その生態と駆除方法を徹底解説!

植物の天敵とも言われているコナカイガラムシをご存知でしょうか。コナカイガラムシの生態や駆除方法だけでなく、発生してしまう原因な実際の被害、どのような種類がいるのかについても詳しく掘り下げていきます。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 1コナカイガラムシとは?
  2. 2コナカイガラムシの種類
  3. 3コナカイガラムシによる被害
  4. 4コナカイガラムシの発生原因
  5. 5コナカイガラムシの駆除方法
  6. 6コナカイガラムシの予防・管理方法
  7. 7コナカイガラムシを見逃さず駆除しよう!

コナカイガラムシとは?

ガーデニングを行う際、気を付けなければいけない点が害虫です。植物の中には害虫が付きやすいものがあり、一度害虫が発生すると枯れるまで侵食されてしまうこともあります。そうなる前に、駆除する必要がります。

コナカイガラムシもその一つで、特定の植物に発生する傾向があります。どのような植物に発生するのか、どんな被害があるのかを解説していきます。その後生態を確認しつつ、どのように駆除すると良いのかを説明していきますのでぜひコナカイガラムシについて知っておいてください。

コナカイガラムシの生態

コナカイガラムシは広範囲に発生する害虫で、カイガラムシの仲間です。ホコリのようなものに覆われており、得体のしれない分泌物を出すため驚いてしまったことがある人多いはずです。

コナカイガラムシを知らない人は、ホコリやゴミだと思ってしてしまい、素手で触ってしまう人も少なくないでしょう。また、ホコリと勘違いしてしまい放置していると、植物の大部分を侵食してしまい、植物を枯らせてしまうことに繋がります。

大切な植物を守りたいのであれば、駆除方法や予防方法をぜひ知っておいてください。

コナカイガラムシが発生しやすい植物

発生しやすいと言われている植物は野菜や草花で、サボテンにまで発生することがあります。駆除方法を知っておくだけでなく、予防方法も知っておく必要があるのではないでしょうか。

放置していると大量発生してしまい、野菜であれば食べれなくなってしまうこともあります。種類によって外見が異なることもあり、被害が拡大してしまう前にしっかりと駆除するようにしましょう。

コナカイガラムシの種類

コナカイガラムシにはいくつか種類が存在しています。種類によって浸食する植物が異なりますので、下記では種類をご紹介する他、種類ごとに発生しやすい植物についても詳しく掘り下げていきます。

また、コナカイガラムシの中には厄介な種類も存在しています。種類によって駆除方法も変わってきます。まずは、植物に発生してしまったコナカイガラムシがどの種類なのか、判断するところから始めましょう。

種類①オオワタコナカイガラムシ

オオワタコナカイガラムシと呼ばれる種類は、リンゴやカキ、桜などの木に繁殖しやすいです。春頃から見られ初め、1ヶ月ごには数百個から数千個の卵を産み付けてしまいます。また、こちらのオオワタコナカイガラムシは薬剤が効かない可能性があるようです。

例えば、同じ薬剤を何度も使っていると耐性がついてしまい、薬剤を散布しても駆除できない可能性が出てきてしまいます。そんな時は、薬剤をいくつか用意して置き、ローテーションで使用するのも1つの手となります。

種類②マツコナカイガラムシ

マツコナカイガラムシと呼ばれている種類は、マツ類に発生する害虫です。主に6月に発生すると言われており、他のコナカイガラムシ同様、白いホコリのような見た目をしています。しかし、良く観察してみると体がオレンジ色なのがお分かりになりますね。

植物に白いホコリとオレンジの個体が見えるのであれば、マツコナカイガラムシと判断し、すぐに対処を行うことによって大量発生を防ぐことができるようになります。

種類③ツツジコナカイガラムシ

ツツジコナカイガラムシと呼ばれている種類は、名前の通りツツジにしか付きません。他のコナカイガラムシと同じで5月や6月頃が特に注意する時期で、早期発見をしたいのであれば枝の付け根部分を中心に確認するようにしてください。

また、ツツジコナカイガラムシは葉の裏に卵を産み付けます。そのため、しっかりと観察していないと見つけることができません。ツツジコナカイガラムシを駆除したいのであれば、ツツジを隅々まで確認するようにしてください。

コナカイガラムシによる被害

上記では、コナカイガラムシの生態や種類についてご紹介しました。ここからはコナカイガラムシによる被害についてご紹介していきます。

既に発生している兆候が確認できる場合は特に必見です。被害を理解することにより、早急に駆除する必要があるからです。コナカイガラムシによる被害は主に2種類だと言われていますので、ぜひ参考にしてみてください。

被害①汁液を吸って植物を弱らせる

コナカイガラムシは植物に付着すると、葉の汁液を吸い取っていってしまいます。1匹であれば大きな被害を受けることはありませんが、放置することで植物を弱らせる原因となってしまうので注意してください。

また、コナカイガラムシは放置していると繁殖する傾向にあります。繁殖すればするほど植物が弱るスピードも加速してしまいますので、最適な方法を用いてすぐに駆除を行うようにしましょう。

被害②排泄物で光合成を阻害する

コナカイガラムシによる植物への被害は、汁液を吸い取ってしまうだけではありません。汁液を吸い取ったコナカイガラムシは植物の上で排泄を行います。その排泄物は粘り気のあるもので、すす病と呼ばれる病気の原因となってしまうでしょう。

この病気にかかってしまった植物は光合成を妨げられてしまい、結果的に黒い見た目に変化してしまいます。そのため、発見した時は個体だけでなく排泄物もしっかりと取り除くことが大切です。

コナカイガラムシの発生原因

害虫は発生してしまう原因を特定することができれば、事前に予防できるかもしれません。そのため、下記ではコナカイガラムシの発生原因について詳しく掘り下げていきます。意外な発生原因を知ることができるかもしれません。

発生原因は主に3つあると言われています。ガーデニングで気を付けておけば防ぐことができるものもあれば、ガーデニング以外の場所で気を付けなければいけない部分もあります。ぜひ、参考にしてみてください。

発生原因①繁殖

コナカイガラムシは繁殖力がかなり高く、1匹いるだけで数百匹以上に増えてしまいます。そのため、少しでもコナカイガラムシを見つけたのであれば、すぐに駆除する必要があります。

また、繁殖のスピードもとても速いです。一度繁殖してしまえば駆除が大変になってしまいますので、予防を行うのが特に大切となっています。後にご紹介する予防方法もぜひ参考にしてみてください。

発生原因②風に流されてくる

発生する原因として最も多いのが、風に流されてくることです。特に風が強い日はコナカイガラムシの到来に注意する必要があるのではないでしょうか。風は止めることができませんので、予防するのがとても難しいですね。

また、優しい風でも付着する可能性があり、予防したいと考えているのであれば、目の細かいネットを利用してください。ただし、それでも繁殖してしまうことも考えられます。そのため、万が一に備えてコナカイガラムシが発生してしまった時のために、殺虫剤などを常備してみてはどうでしょうか。

発生原因③衣類などに付着する

コナカイガラムシは少しの風でも飛ばされてくるので、外を歩いている時に衣類に付着してしまう可能性があります。また、玄関のドアや窓を開けた時に室内に入ってきます。

衣類から植物に付着してしまい、結果として繁殖の手助けになってしまいます。ガーデニングを行う際はコナカイガラムシの発生を防ぐためにも、衣類を着替えてから行うようにしてみてください。

コナカイガラムシの駆除方法

もしも、既に害虫が発生してしまった場合、効果的な駆除方法を試してみる必要があるでしょう。駆除方法は複数ありますので、自分が実行できると思えるものから行ってみてください。最も有効的なのは殺虫剤と言えます。

しかし、果実や野菜を育てている場合は殺虫剤を使用することはできません。そんな時は、他の方法でコナカイガラムシを駆除しましょう。下記では、そんなコナカイガラムシの駆除方法について説明します。

駆除方法①殺虫剤

害虫の駆除で特におすすめなのは殺虫剤ですが、ずっと使っていると殺虫剤が効きにくくなる可能性があります。殺虫剤を使って駆除を行うのであれば、複数の殺虫剤を常備しておくようにしましょう。

いくつかの殺虫剤をローテーションさせながら使用することで、耐性をつけさせにくくすることができます。特に、効果の強い殺虫剤ばかりを使っていると、他の殺虫剤も効かなくなってしまうので注意してください。おすすめな「スミオチン」や「オルトラン」です。

駆除方法②木酢液

出典: https://www.amazon.co.jp

効果的に駆除を行いたいのであれば、木酢液を使用するのがおすすめです。木酢液本体に駆除する効果はありませんが、他の方法と組み合わせることで再発を防ぐことができます。

他の方法で一度コナカイガラムシを徹底的に駆除してから、木酢液を上からかけてみてください。ただし、適切な濃度に薄めてから使用することを徹底するようにしましょう。

駆除方法③捕殺

コナカイガラムシが発生してから時間が経っていない場合は、1匹ずつ捕殺することも可能です。実際に見てみると分かるように、コナカイガラムシはかなり小さいですので、捕殺しようと考えているのであれば、ピンセットを使用しましょう。

最後まで徹底的に駆除を行うようにすることを心がけることが大切です。例え死骸であったとしても再発の原因となりますので、密封してから捨てるようにしてください。また、コナカイガラムシは風に乗って運ばれますので、しっかりと袋を閉じましょう。

駆除方法④濡れティッシュや歯ブラシ

殺虫剤を使いたくない場合は、濡れティッシュや歯ブラシを使用してみてはどうでしょうか。濡れティッシュでこするようにすることで、一気に駆除することができるはずです、しかし、それでは綺麗に排泄物を取り除くことができない場合もあるでしょう。

そんな時は、歯ブラシを使って細かい部分まで綺麗にしてください。白い部分が少しでも残っていると意味がありませんので、駆除を行う際は徹底的に行いましょう。歯ブラシを使用する際も、先端部分を濡らすことによって綺麗に駆除しやすくなるのでおすすめです。

駆除方法⑤剪定

生い茂っている植物にコナカイガラムシが付いてしまった場合は、思い切って剪定するのもおすすめです。既に繁殖してしまっている部分を取り除くことで、他の部分の枝や葉を守ることができます。

ただし、広範囲にコナカイガラムシが繁殖してしまっている場合は、剪定だけでは追いつかない可能性があります。そのため、どの範囲まで広がっているのかをしっかりと確認してから剪定を行うようにしましょう。

駆除方法⑥シャワー

植木鉢に植物を植えている場合は、シャワーによって駆除することも可能です。効果的なシャワーの温度は40度前後ですので、人肌に触れてしまっても火傷することはありません。シャワーを上からかけるだけで、簡単に駆除することができます。

また、コナカイガラムシ以外の汚れも綺麗に落とすことができます。そのため、鑑賞用として飾っている植物が汚れてしまっている時などにも、シャワーで定期的に綺麗にしてみてはいかがでしょうか。

駆除方法⑦天敵

ガーデニングを行う際の敵とも言えるコナカイガラムシですが、そんな害虫にも天敵がいます。その天敵としては蜂の一種で、クワコナバチと呼ばれる生物が挙げられます。実際にコナカイガラムシの生物農薬として購入することも可能です。

家庭菜園などで蜂を放つことはできませんので、ガーデニングで駆除を行う際は他の方法を試すようにしてください。もしも、広い範囲で栽培を行っているのであれば、蜂を使用する駆除もおすすめです。

コナカイガラムシの予防・管理方法

上記でもご紹介したように、コナカイガラムシの予防方法としては木酢液がおすすめです。薄めた液を植物に塗布しておくだけで、コナカイガラムシを寄せ付けないようにすることができます。ただし、木酢液の濃度には注意しましょう。

また、駆除した後のコナカイガラムシはしっかりと袋の中に入れ、密封するようにしてください。少しでも残っていると再発の可能性が高まりますので、捨てるまで徹底した管理を行いましょう。再発を防ぐことができれば、今後大変な駆除を行う必要もなくなります。

コナカイガラムシを見逃さず駆除しよう!

コナカイガラムシはとても小さく、見つけづらい害虫です。繁殖力も高いので普段から観察することが大事になってきます。比較的様々な植物に繁殖してしまうため、ガーデニングを行う際は必ず注意するようにしてください。また、少しでも油断すると広範囲に繁殖してしまい、大切な植物が枯れる原因にもなります。

コナカイガラムシを見つけた時は徹底的に駆除するようにしてください。たくさん繁殖後に見つけてしまうとどうしても駆除が大変になってしまうので、こまめにチェックし、早い段階から対応するのがおすすめです。ぜひコナカイガラムシに悩まされることなく、素敵なガーデニングを楽しんでみてください。

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この記事のライター
すうこ

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